生活用品・エコ

トイレブラシをなくす、を試してみる。

トイレ掃除のためのトイレブラシ。

実は、何かと気になることも多く、この小さなストレスをどうにかしたい・・。

(ブラシのニオイ、衛生面、ブラシ自体の存在感、、等々)

現時点で行き着いた解決策は、「自身の思い込み、固定概念をなくすこと」でした。


トイレ掃除やトイレブラシのことというのは、多くの人がひそかに持っている日常的な悩みのひとつのようです。

先日、偶然目にしたネットのニュースを読んでみたら、個人的な困りごとが一度に解決できそうだとわかり。早速試したことをまとめてみます。


食器用スポンジ、浴室用スポンジ、トイレブラシの悩みを、まとめて解決する。


結論から先にお伝えすると。

■ トイレブラシを置くのをやめて、代わりに使用済みのキッチンスポンジを利用して掃除する。


・・・

まず、見かけたニュース記事の内容をざっくりまとめます。


・主婦の方が、長年悩んでいたトイレ掃除のことで行った工夫について書かれたもの。

・その悩みとは、トイレブラシのこと。(ブラシ自体に汚れが残る、ブラシの水切りがうまくいかない、ブラシ置きに水が残る、菌やカビなど衛生的ではない、といったことが悩みの原因)

・対策として。トイレブラシをやめて、キッチンスポンジを新しい物に交換するタイミングで、使用済みのキッチンスポンジを使いトイレ掃除をすることに。

・使い捨てのゴム手袋ポリ袋を手袋代わりにし、使用済みのキッチンスポンジは、洗面台の掃除→便器の掃除、という順番で使う。

(最初は少し抵抗があるが、スポンジを使う方が便器の細かい部分までしっかり掃除できる)

・便座や床は、流せるタイプの除菌シートや使い捨てクロスで掃除。

・掃除終了後、使用済みのスポンジやクロスは、ビニール袋などに入れてそのまま捨てる

・トイレ掃除の頻度は、週1回くらい。(スポンジでの掃除方法にしてから、週1程度でも目立った汚れは見られない)

・トイレ掃除には、 パックスナチュロンの液体石けんを使用。(洗濯や掃除など幅広く使えるものだそう)


・・・

これまで様々な用具や備品を減らしたり兼用するという工夫は、片づけを通してそれなりにしてきたつもりです。

それでも、トイレブラシ自体をなくす(置かない)、というところまでは考えが及びませんでした。

(トイレブラシのニオイ衛生面はずっと気になっていましたが、ブラシの交換、こまめに掃除、換気、くらいしか思い浮かばず)


今回、上記のようなトイレ掃除方法を知ったことで、最近特にもやもやしていた悩みを一気になくせるのではと思い。

早速、下記のことを試してみました。



トイレブラシをなくし、スポンジ類の衛生的な利用方法を考える。

まず、ここ最近「どうしたものか・・」と、その利用の仕方についてたびたび考えていた、3つの現状についてです。

・食器洗い用スポンジ

・浴室(風呂場)掃除用スポンジ

・トイレブラシ


●【食器用と浴室用スポンジ、トイレブラシについて】


少し前に書きましたが、食器洗い用スポンジ内は思った以上に汚れ具合がすごいという現実を知ったことで、今後は週1回のペースで、食器用スポンジを交換することに決めました。

(通常の食器用1個、フライパンや鍋などの焦げ・油汚れ用に1個。計2個のスポンジを使用中)

食器洗い用スポンジは、除菌ではなく交換にしようと思った話。


●まとめて解決したいポイントは。


・週1回の頻度で、食器用スポンジを新しいものに交換するにしても、古い方をもう少し有効活用してから捨てたい。

・浴室掃除用スポンジは月1回程、トイレブラシは年に2回程と、その交換頻度は食器用スポンジよりずっと低かったので、ここもついでに改善したい

・スポンジやブラシの余計なストックは増やしすぎず、かつ衛生的に気持ちよく保てる方法がベスト。

(使い捨てのトイレブラシを検討したこともあるが、常にストックのことを考えるのが面倒で保留に)



使用済み食器用スポンジを、浴室掃除とトイレ掃除に再利用してから捨てる。


こんなスポンジやトイレブラシの現状を、どうにかすっきり解決したいと思っていたので。

先にあげたニュース記事の内容をお手本に、こんな形で実行してみることにしました。


■スポンジの再利用で解決する。


流れとしては。

■ キッチン用スポンジ①(1週間使用)

→ 浴室掃除用(1週間使用)

→ 捨てる


■ キッチン用スポンジ②(1週間使用)

→ トイレ掃除(1回使用)

→ 捨てる


こんなサイクルを繰り返すと、スポンジ自体の使用は長くても、1~2週間なので、以前より衛生的に改善できます。


浴室掃除用スポンジについては、これでよいとして。

気になるのは、トイレ掃除のこと。(ニュース記事を参考にすると、スポンジでのトイレ掃除は週1回。今までより頻度が少なくなる)


これまでは、

・平日= トイレブラシを使って、ささっと簡単掃除

・週末= 普段より丁寧に、しっかり掃除

というかんじでした。


トイレブラシをやめて、週1回のリユーススポンジ掃除でどんなかんじになるのか、若干気になるところ。


人生初、リユーススポンジでのトイレ掃除。


慣れないので、やはりちょっと抵抗感はあります。


□ ビニール袋2枚重ねを手袋代わりに、リユーススポンジを持って、普段通り重曹やクエン酸を使いゴシゴシと掃除。

(確かにトイレブラシでうまくできない細かいところも、スポンジだと掃除しやすく、以前よりきれいに保てそうな気がします)

□ 便器内の掃除が終わったら、スポンジを持ったままぎゅっと水気を絞り。ビニール袋をひっくり返して口を結ぶ。(一時、床の隅に置き)

□ そのあとは、便座・便器まわり、壁、床などを、いつものごとく流せる除菌シートを使って拭き掃除し、シートを流す。

□ 最後に、使用済みスポンジの入ったビニール袋をゴミ箱へ捨て、無事終了。


初めて試したので、若干ぎこちなく、普段より時間のかかるトイレ掃除となりました・・。

これも慣れの問題だと思うので、そのうち効率よくできるようになるかなと期待しています。


トイレブラシをなくす、メリット・デメリットは。


・トイレブラシをなくしただけで、見た目にも心理的にも開放感がある。

・トイレブラシ独特の存在感やニオイというものは、結構大きかったのだと気づく。

・ブラシの臭いや衛生面など、一気に解決できた。

・食器用スポンジの兼用再利用(リユース)で、ストックの種類・数も減らせて、管理も楽に。

・とにかくすっきり感があり、地味にうれしい。

・もうトイレブラシのことで悩まされなくて済む。

・家族も来客も多い家の場合は、やはりトイレブラシがあった方が便利で楽かも。(今感じるデメリットは、これくらい)

・リユーススポンジの掃除で、かえってストレスになる場合は、「流せるトイレブラシ」などを利用するのもあり。




今回は、トイレブラシをなくしてみた感想や現状についてでした。


「食器用スポンジ」「浴室(風呂場)用スポンジ」「トイレブラシ」に関する、日常の小さな困りごと。

ひと通り、食器用スポンジを再利用(リユース)するルートを作ってみたことで、スポンジの有効活用と、衛生面での心配も、一応は解決できたかなと思います。

あとはしばらくこれらを続けてみて、必要に応じて、また工夫や改善をしていく予定。

トイレブラシをなくしてみようと思う日が来るなんて、昔は想像したこともなかったけれど。とにかくすっきりしました。

トイレ風水を気にしすぎず、掃除のしやすさを優先する。



(追記)


その後も、トイレブラシのない生活は順調。

さらに少し工夫を加えて、スポンジでのトイレ掃除にも慣れてきました。ブラシをなくす(置かない)快適さを、日々実感しています。

トイレブラシをなくしてみた、その後の工夫。


(追記2)注意: スポンジを流さないように・・。 (2019/3)


先日、掃除中にスポンジを流して、トイレを詰まらせてしまいました。業者さんに連絡して無事解決しましたが、反省と注意も含め、その経過を追記。


・キッチンスポンジを再利用したトイレ掃除は、1年半以上経った今も継続中。すっかり慣れ過ぎたせいか、うっかりミス・・。

・水を流した際に、スポンジが手からスルリと落ちて、そのまま水と一緒に流れていく事態が発生。「あ・・」と思った瞬間には、時すでに遅し。

・しばし固まったあと。何度か水を流してみるも、当然流れは悪くなり便器内の水位もいつもより高いまま。諦めて、業者さんに連絡して見てもらうことに。

(自分で対処できる方法がないか、一応ネットでも調べてみる。専用の道具で詰まったものを引き出すか、押し込んで流すか、というかんじ。

当然ながら素人には無理そうなので、やはり専門家にお願いするのが安心)

・見てもらったところ、いわゆるラバーカップの類で押し込んで流すという方法で、あっという間に解決。

滞在時間10分程度。

料金は無料。(以前に別の件でお世話になった業者さんだったため、今回は無料にしていただけた様子。良心的)


というわけで。スポンジでのトイレ掃除の際は、くれぐれもご注意を。



「洋服」選びの悩みについても、「片づけ」と同じように学んでみる。前のページ

虫刺されに重曹が効くらしいので試してみた。次のページ

関連記事

  1. 生活用品・エコ

    【虫除けアロマ】はどれが効く? 精油で、蚊・ダニ・ゴキブリにも対策。

    梅雨から夏の終わり頃までは、特に、さまざまな虫に悩まされる季…

  2. 片づけ・コンパクト

    【減らす方法】部屋の荷物を減らすには。「終わり」をイメージするメリット。

    片づけたいのに物を減らせない・・と思ったら。できるだけ具体的…

  3. 片づけ・コンパクト

    【思い出品】を無理なく手放すには。(未来に意識を向けるメリット)

    誰にでもある「思い出」や「思い出の品」。うまく整理したり、手…

  4. 片づけ・コンパクト

    【大掃除】楽するコツを考える。ポイントは2つ。

    年末の大掃除が苦手です。なので、少しずつ掃除のやり方を変えて…

  5. 片づけ・コンパクト

    【頭の中の片づけ】混乱を防ぎ、よりよい未来を選べるようにするには。

    「物の片づけ」の前に、「頭の中の片づけ」から始めてみるのもあ…

Archive

PAGE TOP