キッチンスポンジの交換頻度は、どのくらいの期間で行うのがよいのか。たびたび気になっていました。
とある調査を参考に、今後は「週1回」を目安としてみることにします。
先日、キッチンスポンジ(食器洗い用)に関するニュース記事を見かけ、軽く衝撃を受けました。
キッチンスポンジ(食器洗い用)の交換の目安は、週1回くらいで。
結論から先にお伝えすると、下記の内容です。
■ キッチンスポンジの交換頻度は、「週1回」が望ましい。
□ 理由は、バクテリアの問題があるから。
除菌してスポンジを長持ちさせるより、短期で交換したほうがよい理由とは。
ニュースの要約、理由の詳細はこちらです。
・ドイツの研究チームによる、食器洗い用スポンジの研究発表であること。
・ドイツのある地方の家庭から食器洗い用スポンジを集め、調査。
・全てのスポンジから、300種以上のバクテリアが発見される。そのうち共通して発見されたバクテリアのうちの5種は、病原体となりうる可能性(リスク)を持つものであった。
(その一方で、食中毒の原因となる大腸菌はほとんど発見されなかった)
・定期的なスポンジの除菌により、かえって状態が悪化する可能性を指摘。
(念入りな洗浄や加熱(レンジ等)などで、定期的に除菌されたスポンジには、病原体となりうるバクテリアが高いレベルで見られた)
・スポンジ除菌により、短期的にはバクテリア数を減少させたが、定期的に繰り返されたことで、高い耐性を持つバクテリアがスポンジ内に残り強化されたのでは。
・結論として。スポンジを除菌するのではなく、1週間に1回程度の頻度で交換するほうがよい。
(免疫の弱った人(お年寄りなど)がいる家庭等では特に注意)
・・・
小さなキッチンスポンジの中で、そんなことが起こっていたのかと。思わずため息・・。
(多くの穴があいたスポンジの形状、水も栄養分も豊富なスポンジ内の環境。これらが、バクテリアの繁殖に適した状態で、大量発生しても不思議はないのだとか)
衛生的によかれと思って行っていたスポンジ除菌によって、よくない意味での少数精鋭(バクテリア)が生き残ってしまい、さらに力を強めているようです・・。
(こうした事実を知ると、バスルーム掃除用のスポンジや、布巾、トイレブラシなど、あれこれ気になってしまいそう。追々、対策していくことに)
・トイレブラシをなくす、を試してみる。
スポンジストックは増やしすぎずに。でも、こまめに確実に交換。
まずは、自身のキッチンスポンジの「現状」を振り返り、「今後」変更すべきところを書き出してみます。
■ 現状→ 今後
・ キッチンスポンジは「2個」使用。(普通の食器洗い用と、鍋フライパン等の焦げ・油汚れ対応用)
→ 個数は、今後も2個のままでOK。
・ 2個のスポンジは、それぞれ月に1~2回の交換。
→ 今後は、2個とも1週間に1度の交換にする。
・ スポンジのストックは、8個あれば約2ヵ月程持つ。
→ 今後は、ひと月で約8個消費することになるので、これを基準にストックする。
・ シンクまわりの掃除用に、メラミンスポンジを使用。(いわゆるおそうじ消しゴム、メラミン樹脂でできたもの。使うと摩耗して小さくなっていく)
→ 長く使うとへたってきて見た目もよくないので、今後は早く使い切れるよう、今より小さくカットして使用する。
・・・
今後は、上記の感じで対策していくことにします。
これまでは、キッチンスポンジの汚れ具合を見て、月に1~2回程度の交換。除菌・殺菌と称して、スポンジに熱湯をかけたりもしていました。。
この熱湯(加熱)が、耐性のあるバクテリアを作り出す一因になっていたとは。なかなかショックな研究結果ですね。
除菌の手間で妙な神経を使うより、確かに週1程度でさっと交換したほうが、結局は楽で、確実に衛生的にもよさそうです。
日用品のストックは、過剰にならないよう気をつけています。けれど、今後は、キッチンスポンジのストックはやや増えそう。(一部なので割り切っていくことに)
今回は、キッチンスポンジの交換頻度についてでした。
ちなみに。このニュースを見た日のうちに、早速、キッチンのスポンジ2個を新しい物に交換しました。
今後は、週1回の交換を忘れないよう、定着させていきたいところです。
食器洗い用スポンジの衛生面や、どのくらいの期間で交換するのがよいのかなど、なんとなく気になっていた場合は。
とりあえず、週1回くらいを目安にしてみるとよさそうですね。