1年間使わなかった物をまとめて、「次回捨てるコーナー」を作ってみた効用。

「ある物をずっと使っていない」、これを自らに意識させることは、片づけにおいては思った以上に大事なことかもしれません。

 

随分前からしまいっぱなし、最近ほとんど使っていない、家の中にあるそんな物たちの存在は、一応頭の中ではなんとなく把握していても。何かと理由をつけて捨て時を逸してしまうことは、誰にでもありがちです。

数年前から本格的に片づけや物減らしをしてきても、手放すタイミングを見計らったりしていて、私もまだ思い切れていない物がそこそこ残っていたりします。

 

今回は、この微妙に手放せない物についてなんとかしようと思い、昨年末におこなった対策についてです。

(とはいえ、実際は対策というほど大げさなことではなく。自分が労力を惜しんでいただけなので、ごく当たり前に少々の時間と手間をかけただけです)

使っていない物の可視化/意識化をきちんとする。

ある程度時間をかけて物を減らしてきた場合でも、やはりまだ思い切れない物や、少々の未練があって手元に置いたままの物というのもあるかもしれません。

 

特に好きな分野や趣味関連の物というのは、わりと時間をかけて集めたり買い足したりしていることが多いせいか。現在はほとんど使わなくなっていても、「使う予定だから」と思いつつ、案外そのまま放置・保留という道をたどっていることも少なくないのでは。

(例えば。書籍類、ファッション関連の物、文具類、キッチンまわりの物、絵やデザインの道具、手芸用品、カメラ関連、楽器類、、。等々、多種多様)

 

今は少し忙しくて趣味のものに手が付けられないけれど、あと1~2年以内には再開したいから関連用具はとっておく、というような場合。ある程度意図的に、意識を持って残している物があれば、(そのことを忘れさえしなければ)そこは特に問題ないと思っています。

一方で、私のように本当はもう少しなんとかしたい、数を絞りたい、といった気持ちがある場合は、やはりそのための工夫は必要。

「1年後に捨てる予定の物」のコーナーを作る。

私も定期的に物の見直しをするように心掛けていても、いまだに後回しにしている物たちは一部存在しています。

それらは、趣味関連、文具、小物類といったカテゴリーに属するものが大半。

そろそろ手放そうかどうしようかと思っている物は、一応手帳にメモ書きしたりして、忘れ去らないようにはしていました。ただ、それらは頭の中でわかっているだけで、すべて分散して収納してあったので。

よりわかりやすく把握するために、それらを1ヵ所にまとめてみることにしました。

(以前も一度やろうと思いましたが、あえてまとめるのが面倒だったのと、メモしておけばリマインダー(思い出す)にはなるので、ひとまずそれで対処)

ただ、それだと時々は見返しをするので、中には一部使ったりしたものもあり、もう少し様子を見ようなどと思ってしまい。なかなか一掃するには至らず。

1年近くほぼ使っていない物をまとめる。

実際おこなった手順はこんなかんじです。

・「次回捨てる物コーナー」の場所決め、収納スペース確保。(ここに、次回処分をしてもよいと思える物をまとめる)

・決めた場所に入っていたものを一旦全部出し(現行で使っている物、使っていない物すべて)、掃除。

・約1年使っていなかった物、限りなく利用が減っている物などを各所から集め、ダンボール箱にまとめる。(今のところ、数箱分+棚1)

・ダンボール箱を決めた場所へ収納する。(現行で使っている物は再整理し、別途分けて収納)

 

これで、よりわかりやすく「1年後に処分したい物のコーナー」が完成。実際1ヵ所にまとめてみると、頭で思っていたより量があり。やはり多少手間でも、1ヵ所に集合させてみて、その量を可視化/認識することは大事だと改めて感じました。

ポイントは、毎日必ず数回は目にする場所に、次回捨てる物コーナーを作ったこと。収納の扉を開けるたびに、まとめたダンボール箱が目に入ってくるので、忘れないどころか毎日じわじわと意識させられることになります。

(めったに見ない/開けない収納場所だと、またしばらく保留→後回し、というルートに入ってしまうので)

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一応、このコーナーの物は、約1年後(今年の年末)までには、改めて様子を見てから一掃する予定。(毎日目にするとそれなりに圧迫される感じもあるので、もっと早い時期に解決されそうな気もします。やはり、まとめて量として認識するのは効力があるなと)

最近出番が少ないとわかりつつ、まだ捨てられなかった理由。

・使いたい気持ちはあるものの。その時々で生活や物事の優先順位も変わるので、時間的に後回しになっている。(特に趣味関連)

・1ヵ所にまとめた物の中には、昨年中に少しは使った物もあった。(年々利用頻度が低くなっていても、やはりまだ使う機会はある、と思ってしまう)

・燃えるゴミになる物が少なく。捨てるとしても、ほとんどが不燃物や要リサイクル/資源ゴミ、一部は粗大ゴミにあてはまるので、若干の手間のために気分的に面倒になり、処分への行動が鈍りがちに。

今後の1年の行動について。

・次回処分予定のコーナーにまとめた物を、無理に掘り起こさない。(まだ使えそうという視点に立ってしまうと、全部使えるので・・)

・実際に使いたい、あるいは必要が出てきたという時だけ、コーナーの中から取り出してokにする。

・時間ができたら使いたいと思っていた物があっても、次の年末までに利用できなかったら、潔く手放す。(そこは変に後ろめたさを持たずに、今の生活で優先したいコト・モノを大事にする)

 

次回捨てる物コーナーについて、だいたいこんな方針で進めていく予定です。今後、利用が減っていることに気づいた物は、順次このコーナーに加えていくことに。

 

それなりに片づけは済んだけれど、もう一歩なんとかしたいという場合にも。物のカテゴリーは問わず、(移動が可能で)利用の少ない物をとにかく1ヵ所にまとめてみるというのは、なかなかよいかもしれません。

***

昨年もそれなりに物は見直したり、捨てたりしてきたはずなのに。1ヵ所にまとめた「次回捨てる物コーナー」を見て、軽いショックを受けたのは事実。(まだ煮え切らない物がこんなにあったとは)

ただ、それもリバウンドや後退ということではなく、今まで意識が薄かった部分を拾い出したということなので。よく考えればへこむようなことでもなかったな、と気を取り直しています。

 

今回の行動で気づいたこと。それは、人というのは、少し油断するとあっという間に物を増やしたり、元に戻ったりする可能性があるのだということです。

私にとっての油断とはこんなこと。

・何年もかけて物を減らしてきたのだから、もう大丈夫だろう。(→とは言っても、何も買わずに生きることはできないので、やはり注意していないと物は増えたり溜まったりする)

・ある程度定期的に見直しているのだから、そんなに物は増えないだろう。(→確かに見直してはいるけれど、その行動自体に慣れすぎていた部分もあり。以前ほどひとつひとつの物に対して吟味していなかったり、物に向けている意識も薄くなっていた)

今回また新たに自覚できてよかったです。

 

片づけとひとことに言っても、片づけに向き合う年数や段階を追うごとに、気づくことや意識は変化していくもの。

今の生活や優先順位に合わせた物や使い勝手の最適化は、常に必要で。そこを直していくことが、片づけの面白さでもあるのかもしれませんね。(途中、過程を楽しむ感覚で)

 

今年は、新たに作った「次回捨てる物コーナー」と向き合いつつ、今に合った心地よさを見つけていこうと思います。

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