小さな習慣の大きな効用。(片づけにも人生全般にも)

日々の些細な行動、小さな習慣を侮らない。もっと言えば、大事にする。それだけで、人の心は思った以上にずっと軽くなるものだと。(こんな大人になって改めて気づいてうなだれたり。気づけたことに喜んだり)

 

昨年あたりから、少しずつ改めて意識するようになった、プチ習慣(小さなよい習慣)。今回は、そのよい習慣を増やすためにしていることや、効用について書きます。

(と言ってもごく簡単なことばかり。それでも、行動や思考は着実に身軽になっているようです)

ふわふわしたものより、確実な行動が大事な時もある。

人生を過ごしていく中では、どんな年齢でも関係なく波はあると思います。平穏な時期もあれば、大変なことばかり続いたり、なんとなく停滞感がある、というようなことは、きっと誰もが経験すること。

大事なのは、その時のものの考え方、対処や行動の仕方です。

 

私も辛いことがあったり大変な時期には、様々な本を読んで、思考のクセを直そうとしたり、あれこれ参考にしたりもしました。(今も時々読みます)

その時は、なんとなく何かを得たように気になります。精神的な本を読めば、ふんわりと何かに包まれたような、わかったようなわからないような、そんなことを感じつつも気持ちを落ち着けることに努めます。

実際何か読んだだけで、救われるような気持ちになることももちろんあります。一方で、それでも物事が進まないような、解決に向かっていないような感覚も同居していたり。

頭や心の中は常にぐるぐると動いて何か模索しているのに、どこにも向かって行かない停滞感はなかなか辛いものです。

 

そんな状態は断続的にありつつも。「片づける」ことに出合って、時間はかかりましたが、身のまわりから余計な物を減らす機会を持つことができました。

その後、片づけにいそしんだ期間をよく振り返る機会が増えて思ったのは。思考や行動の多くは「習慣」から形づくられているということです。「小さなよい習慣」を増やすだけで、かなりのことが解決できるのではと。

 

片づけや掃除を例にすると。

・各種の大量ストック。 → 必要以上のストックを持たない。
・複数の同様アイテム。 → 同じアイテムをいくつも買わない。
・買うばかりで捨てることをしない。 → 何か買って増えたら、その分使わない何かを減らす。
・週に1度か月に数回まとめて掃除をする。 → 毎日1ヵ所でも数分でも掃除する。
・使った物はそのまま放置。 → 毎回所定の場所に戻す。

→の後に書かれた行動は、いずれも些細なことばかりです。けれど、長年こうした小さなよい習慣があった人と、何もなかった人とでは、おそらく年月を経るごとに、部屋の状態も思考や行動のクセもまったく異なってくるはず。

・・・

つまり、自身に必要だったのは、日々の中のごく簡単で具体的に行動できる何かだったのでは、と気づいたというか。

一気に何かを解決してくれる魔法のような事柄ではなく。自分の行動次第で確実に変えていけることや、長期的には人生の根本的な力になるようなことです。

 

(瞑想したり本などで知った考え方も、もちろん大切です。ただそれだけでは解決しきれない何かを、小さな具体的行動・習慣が補って、前へ進めてくれるように感じ。何事も実践してこそ物事は動くということなのでしょう。

頭の中だけでぐるぐる考えたり、わかったつもりになるのではなく。些細な行動習慣によって、自分の気持ちや思考が整理されてくるというか。余計なことを考えなくなったり、必要以上に判断を迷わなくなったり。気持ちがぐらつきにくくなったり。

こういう小さな習慣が、部屋の状態も、気持ちの状態も、思考のクセも、年月をかけてよい方向に向かわせてくれるものなのかもと思うように)

よい習慣は、ごく簡単な内容を行動に移し、それを増やすこと。

最初は、ひとつ小さな習慣を持つだけでよいと思います。

私の場合は、5分間掃除がある程度続けられたことに気をよくし。簡単にできそうなことから手を付けて、最近はよい習慣を増やすことが面白くなってきています。(毎日続けるものや、期間限定のものなど、自分のやりやすいかたちで)

・5分間掃除の習慣が続いている理由。

 

・1日5分の掃除習慣。

・1日5分のストレッチ。

・夕飯軽めウィーク。(今週は夜の炭水化物を控える)

・月に1~2回は、不要な物チェックをして捨てる。(日常的なゴミ以外で)

・風呂上がり後に洗濯。(以前は朝一でやっていたが、夜に洗濯を済ませることで朝に余裕ができる)

・2週間の不要データ削除ウィーク。(毎日5分程度、PC等に溜まった不要データを捨てる。先日ひとまず終了)

・5分間習慣で不要データ・メールも、すっきり片づける。

、、等々。

 

最近新たに始めたのがこれです。

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  • 毎朝思いついたごく簡単なことを、その日のうちに必ず実行する。(ひとつできればOK。可能な場合は2つ以上でも)

(ストックが切れそうな洗剤を今日買う、朝新しい歯ブラシに交換する、友人へのプレゼントをネットで注文する、急ぎではない頼まれごとを今日片づける、気になってメモしておいた言葉・漢字をネットで調べる、、といった程度のこと)

これもハードルを下げて簡単で確実にできる内容で、時間的にもあまりかからず、1日のうちのどこかですぐにできそうなことにしているので、気づけば1ヵ月近く継続できています。これも3ヵ月・半年と続けば、立派なよい行動習慣に。

緊急性のないことでも、先延ばしグセを改善する(すぐに行動する)ことが目的なので。まずは簡単なところから続けて、そのうちもう少し面倒な内容も加えていこうと思っています。

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行動が重くなりがちだったり、先延ばしが得意な私でも、この半年程度でプチ習慣はずいぶん増えてきました。

ポイントは人と比べないこと。今までの自分ができなかったことやらなかったことが、できるようになっていることが大事なので。(比較するなら今までの自分と)

とにかく、日常の小さなよい習慣が増えると、行動も心の持ち方も徐々に変わってきます。気持ちも行動も身軽になるというか、生活全般がうまくまわりやすくなるような。

それでも、腰が重く習慣化が難しく感じる場合は。

・日頃の自身の行動をメモして、客観的に見てみる。

・今と同じ行動習慣を続けた場合の、1年後3年後を想像してみる。

・忙しくて疲れていてもできそうな、ごく簡単な内容を考える。

・行動が重くなってやりたくなくなる理由を取り除く。(できるだけ具体的にする、細分化する、簡単なことにするなど)

・実行できたらうれしいことや好きなこと、今後の自分に役立つこと先々達成したいことを考えてから始めてみても。(夜5分間好きな本を読む、5分だけ英語のリスニングをする、2つだけ単語を覚える、1日3個必ず何かを捨てる、など何でも)

・その日にできた内容やその数を手帳などにメモして、ひとつ実行できたら1ポイントプラスなど。自分の中でポイントを加算して楽しむ。(30ポイント貯まったら、好きな映画を見に行く、プレミアムアイスを買う等)

 

例えば、1分以内でもできそうなこと。
玄関で靴を適当に脱いでいた場合なら、帰宅したときや夜寝る前に玄関の靴をそろえる、など。簡単だけれどやっていなかった人にとっては、これも続ければよい習慣が一つ増えることになります。

とにかく、自分にとってやりやすく楽しめる方法を見つけて、プチ習慣をつくっていければよいのではと。

 

特別なことでもなく、ひどく時間を要するわけでもなく、難易度が高すぎるわけでもない。自身が確実にできそうなことをきちんとこなす練習を重ねることで、徐々に習慣とすら意識しなくなるくらい、生活の中の一部になっていくのが理想的でしょうか。(歯を磨くことみたいに)

 

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もっと子供の頃から、小さなよい習慣を大切にしていたら、ということを今さら思ってもどうにもならないけれど。(よくない習慣をいくら継続しても、年月とともにその重みは増すばかり)

人生の中期でもシニアでも、気づいたときから前向きに行動する、改善の方向を向く。生きている間に大切なことは、そういうごくシンプルな姿勢なのかもしれませんね。(諦めモードで一生過ごすのは、自分も周囲も辛そう)

 

  • その日に決めたちょっとした事柄を → 必ず実行する → できた(心の中でにんまりする)。

このサイクルを侮らず、子供のように楽しんで続けてみる。ただそれだけで、心は軽くなって小さなよい習慣は増えていきやすいようです。

 

色々試しながら、プチ習慣自体を楽しみつつ。1ヵ月後、3ヵ月後、半年後、1年後、数年後~、 これから先にどんな効用をもたらすのか。それを知りたい気持ちが出てくると、さらにモチベーションも保たれて好循環に。

「小さなよい習慣」への好奇心は、今後も続きそうです。

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