「習慣」に関心を持つようになってから、反対の「新しい行動」についても、いろいろと考えるようになりました。正解も決まりもないので、いずれのバランスも、自分で探っていくことが大切です。
【よい習慣づくり】は、ここ2年くらい、個人的な楽しみのひとつになっています。
ただ、「習慣化のよさ」と「マンネリ化の懸念」のあいだで、ふと迷いが出ることも。
そんな中、下記のニュースサイトの記事を読み。ルーティン(決まった仕事や一連の動作、日課など)や習慣化のバランスについて、あらためて考えることが増えてきました。
(参考: BUSINESS INSIDER JAPAN )(内容をざっくりまとめると。ルーティンを避ける理由や、そのメリットなどについて書かれています)
【習慣と新しい行動】自分に合ったバランスを見つけること。
いろいろと試しつつ、現時点で個人的に思う結論としては、下記のとおりです。
■ 「習慣」と「新しい行動」のバランスについて、正解や明確な答えがあるわけではない。
■ それぞれ試しながら、各自に合うスタイルを見つけていくことが、いちばん大切。
「習慣」「新しい行動」には、よい面もそうでない面もある。
上記のことが大事だと思う理由としては。
・「習慣/ルーティン」と「新しい行動/いつもと違う行動」。いずれにも、メリットとデメリットはあると思うから。
・どちらの割合が多いほうが、自身が行動しやすく、成長を感じられるのかは、人それぞれ異なるから。
・・・
私の場合、今のところは、「習慣化」の面白さや楽しさに魅力を感じる部分が大きいです。
けれど、度が過ぎると、ちょっと気持ちが窮屈になってしまうことも事実。
新しい行動や刺激も、もちろんあったほうがいいので。最近は、その心地よいバランスを探っているところです。
習慣と新しい行動、その組み合わせを工夫してみる。
「習慣/ルーティン」「新しい行動」の良し悪しについて、思いつくことを少しあげてみます。
◆習慣化のメリット
・日常によい習慣が増えることで、余計なことを考えなくて済む。
・ひとつひとつの行動がスムーズになる。
・毎日、同じ習慣があるからこそ、小さな変化や成長に気づけたり、その様子を楽しむことができたりする。
・日々の決断疲れを減らすことができる。
◆習慣化のデメリット
・マンネリ化による飽き(退屈な感覚)がでてくる。
・新しいことやイレギュラーな行動を避けやすくなる。
・パターン化された行動から外れると、ストレスを生む原因になる場合も。
●新しい行動(習慣を避ける)のメリット
・集中力、記憶力、生産性を高めたり、創造性が刺激されたりする。
・新しいことや突発的なことにも、柔軟に対応する力を養える。
・習慣にとらわれすぎないようになる。
●新しい行動(習慣を避ける)のデメリット
・地道、あるいは、やるべき必要な行動まで遠ざけようとするかも。
・常に新鮮さがないと、行動する気になれない場合も。
、、等々。
他にもいろいろあるかもしれません。
習慣化すること、習慣を避ける(新しい行動をする)こと。
いずれも必要なものだと思うので、「自身の力が出しやすいバランス」を見つけられると、人生の自由度や豊かさも増していくように感じます。
できる範囲で新しい行動や視点を取り入れ、自分の感覚を知る。
人それぞれ生活環境は異なっても、習慣化したほうが便利な部分と、新しいことを取り入れたほうがよい部分はきっとあると思います。
なので、まずはできる範囲、思いつく範囲で、ふだんの習慣とは別の行動に変えてみると、いろいろ気づくこともありそう。
例えば。
・通勤経路を変えてみる(冒頭のニュース記事にあった内容)
・仕事の手順を見直す
・家事の仕方を見直す
・食事内容、スタイルを見直す
・週末の過ごし方を変える
・よく読む本や見る映画のジャンルも、たまには違うものを選んでみる
・外食で、ふだん頼まないメニューを選んでみる
・散歩やジョギングのルートを変える
、、等々。
見直したり、新しい行動を取ってみた結果、自分なりに得られる感覚にもとづいて、「習慣」と「新しい行動」のバランスを見つけていくのがよいのかなと思います。
・今までのやり方のほうがよかった
・手順を変えたら前より効率がよくなった
・いつもより気分がよい、新しい視点を得られた
など。
習慣を作ることにも、習慣を避けることにも、何かしらの発見はありますね。

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今回は、ここしばらく気になっていた、「習慣」と「新しい行動」のバランスについて考えてみました。
この2年ほど習慣化を意識してきて、うまくいったりいかなかったり。定着したものもあれば、自然とやらなくなっていたものなどいろいろです。
今もあれこれ実験中。
決まった習慣を継続すること、新しい考えや目線を持とうと行動すること。
どちらも大事にしながら、それぞれが自身に合ったバランスを見つけていきたいですね。