日本でも、国として「キャッシュレス化」を進めているので、今後はそういう流れなのだと認識しつつ。いろいろ試しながら、自分の使いやすい方法を知っていくことだ大事だなと思います。
キャッシュレスとは、現金を介さずお金のやり取りができる電子決済。
クレジットカードや電子マネーを使う機会や、使える場所も増えていますが、日本のキャッシュレス化は先進国の中でも遅れているようです。
そんなニュースを見かけることも多くなり、あらためて自身のお金の扱い方(現金、キャッシュレス化度合など)について考えてみました。
【キャッシュレス化】の流れを見つつ、自分に合った使い方を学んでいく。(決済方法を絞る)
好む好まざるにかかわらず、世界的な流れはキャッシュレス化に向かっているので。
個人的には、下記のことを意識しつつ、「キャッシュレス化」を進めています。
□ 現金とキャッシュレス、それぞれのメリット・デメリットを踏まえておく。
□ 日頃から、可能な場面では、キャッシュレス決済を心がける。
(クレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマホ決済/QRコード決済、など)
□ できるだけ決済方法を絞って利用する。(2~3つくらいをメインに)
キャッシュレス化も、複雑になり過ぎないように。
キャッシュレス化のために、上記を意識している理由としては。
・どんなサービスにも、メリット・デメリットはつきものなので。むやみに怖がらず、自分なりに安全に使える方法を学んでおいたほうがよいから。
・人の習慣は急には変えられないので、徐々にでもキャッシュレスになじんでいくとラクだから。
(私の親世代のように、現金メインの支払い方を変えられないと、今後さまざまな場面で支障もありそう)
・今はキャッシュレス化の過渡期で、とにかく決済サービスが乱立しすぎ・・。あまり惑わされすぎないことも大事だと思うから。
(現時点での生活スタイルに合ったキャッシュレス決済、2~3つくらいに絞って、シンプルに)
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人それぞれ生活環境もお金の扱い方についても異なると思うので、少しずつシフトしていけばよいのかなと思います。
(ちなみに個人的に、現時点では、キャッシュレス7割、現金3割くらいのかんじ。
以前は複数の電子マネーカードを持っていたりもしましたが、今は絞って、「クレジットカード」と「交通系ICカード」の2つをメインにしています。
多くの店舗や企業でキャッシュレス対応が進めば、キャッシュレス比率もまた変わっていきそう)
キャッシュレス化のメリット・デメリットは?
まずは下記のデータから。
(参照・抜粋: 日経テレコン(日本経済新聞社サービス)記事より 2018/9/14)
・日本のキャッシュレス決済比率は15年時点で18%。「現金信仰」が根強く、韓国(89%)や中国(60%)、米国(45%)を下回る。
・経済産業省は今年4月、国内のキャッシュレス比率を25年に40%に高め、将来は80%を目指す方針を打ち出した。
こうした客観的数字を見ると、日本のキャッシュレス化度合が思った以上に低く、韓国の割合の高さ(ほぼ9割)に驚かされますね。
(訪日外国人も増える東京オリンピックに向けて、その前後で一気にキャッシュレス化に向かうのかなと勝手に想像していましたが。
個人差や世代間の相違などを考慮したとしても、日本での浸透にはまだしばらくかかりそうな印象)
キャッシュレスのデメリット。
・現金に比べ、無駄にお金を使いすぎる可能性がある。(個人差もある)
・現金払いより支払いの痛みを感じにくいといわれている。
・キャッシュレスでの支払いサービスも多様化しているため、自身に合った使い方を知るには、ある程度いろいろ試したり、期間も必要。
(クレジットカード、電子マネー、デビットカード、それらに対応したスマホ決済/QRコード・NFC など)
・災害や停電時などに、電子決済利用が困難になることも。
・個人情報/プライバシーに関する取り扱いなど、セキュリティ面での不安。
・(上記と被るが)スマホ/モバイル決済に一元化された場合は、便利さとともに、端末自体をなくしたときは面倒なことに。
キャッシュレスのメリット。
・現金(特に小銭)の携帯がない、または少ないと、財布や荷物のスリム化が図れる。衛生面でもよい。
・店頭レジでの支払いがスムーズになる。
(レジ担当者側の時間・労力の効率化ができ、レジに並ぶ消費者側の待ち時間も減る)
・クレジットカード利用などは、カード会社ごとに引落日が決まっていてわかりやすく、web明細の確認もしやすい。
(現金払いや直接の口座振替などの場合は、支払日が分散するため、あとからの確認が若干手間)
・現金だと財布を無くしたり盗まれた場合、出てこなければそのままになる。一方で、クレジットカードを無くしたり不正利用されたりした場合でも、カード会社に連絡すれば、すぐに利用停止でき補償制度もあるので、実害が少ない。
(一定の手続きと、日頃の利用明細確認は必須)
・スマホ/モバイル決済が浸透すれば、カード自体を持ち歩かなくても済む。
・キャッシュレス対応の店が増えれば、海外からの観光客もより買い物がしやすくなり、経済の活性化にもつながる。
、、等々。
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キャッシュレスについて、ざっくりと思いつくデメリット・メリットをあげてみました。
ただ、このあたりも個々の考えや環境により、便利・不便と感じる点は異なるかもしれませんね。

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というわけで、今回は、キャッシュレス生活について考えてみるという内容でした。
キャッシュレス化についてはまだ過渡期で、サービス内容もさらに変化していくと思うので、それらの流れを見守りつつ。
日頃から、それぞれの生活に合った使いやすさを見つけながら、キャッシュレスにシフトしていけるといいなと思います。