退屈やつまらないという感覚も原因を探れば、行動を変えるきっかけになる。


「なんだか退屈、つまらない、飽きた、何かが違う、気力がない、面倒に感じる・・。」

こんなふうに思うことがあると、同時に気分的な停滞感や体の疲れも感じやすくなってきて、つい立ち止まってしまう。少しでも前向きに改善できるよい方法はないか。

 

ネガティブな感情の度合いや頻度は人それぞれとしても。生きていれば人生の様々な場面で、子供から大人まで多くの人が抱く感情のひとつ。

これらを一瞬で解決することは難しくても。放置せずに向き合うことで、その後の様子はきっとよいものに変わっていくのだと思います。

 


・退屈、飽きた、面倒・・といったネガティブな感情をよくないものと決めつけず、まずはごく当たり前の感情だと受け入れる。

・どのようなときに、こうした感情を持ちやすいのかを考えてみる。感情を放置せず、できるだけ具体的に。

・原因となっていそうな事柄を洗い出せたら、そこを修正・調整するような行動をとっていく。

(どうしたら今の自分にとって楽しいものになるのか考えつつ、実践してみる)

 

ネガティブな感情も、行動を変化させるお知らせ機能のようなもの。

下記の本のエピソードを読んで改めて思うことがあったので、少し引用してみます。(旅のエッセイで元の出版年はわりと昔ですが、ふと読んでみたくなり購入)

(著者は現在も旅好きのようですが、20代の頃からバックパッカースタイルの旅に慣れていて、30代になっていた当時に、ふと旅がつまらなく感じたときのエピソードです。

仕事が少なかった20代のあいだに身についたいわゆる貧乏旅行スタイルを、仕事が増えてお金に困らなくなった30代になっても、相変わらず続けていたそう。そんなときあるアジアの旅先で、ことあるごとに感じる「つまらない」という感情から気づきを得る話。文中にも「つまんない」が連呼されていて、その切実さも垣間見えます・・)

(抜粋:)

旅と年齢

(中略)

友達づきあいでも恋愛のはじまりでも、仕事のやりかたでもなんでもいいんだけれど、「なんだか以前の方法論が通用しないぞ」と気づくときがある。

(中略)

旅にも年齢がある。その年齢にふさわしい旅があり、その年齢でしかできない旅がある。このことに気づかないと、どことなく手触りの遠い旅しかできない。旅ってつまんないのかも、とか、旅するのに飽きちゃった、と思うとき、それは旅の仕方と年齢が噛み合っていないのだ。

あいかわらずデイパックを背負って出かけていくが、「タクシーに乗ってもいいんだ、星つきホテルに泊まってもいいんだ、(中略)」と、現在、私は身についた貧乏根性を懸命にそぎ落としている。自分の年齢の重ね具合と、最大限に楽しめる旅具合を、目下調整中、といったところか。

 

「旅と年齢」のエピソードは、比較的わかりやすい例かもしれませが。年齢、人間関係、環境の変化などによって、何かが噛み合っていないと感じることは、多くの人が経験しているのでは。

 

自分のことを振り返っても、一見ネガティブな感情は意外とわるいことばかりでもなく。何かが合わなくなっていることを教えてくれたり、行動を変える気づききっかけになることも多いと思います。

 

ネガティブな感情も放置せず、少しずつ調整する感覚で変化させていく。

大事なのは、ネガティブな感情や感覚をそのまま放置しないこと、小さいことでも自分なりに対策をしてみることなのかなもしれません。

(退屈、面倒・・なども一時期ならよいけれど。あまりに長期にわたると心身への影響も大きくなりそうなので。早めの自己解決を習慣にできるとよさそう)

 

~~~

・退屈、飽きた、面倒・・といったネガティブな感情をよくないものと決めつけず、まずはごく当たり前の感情だと受け入れる。

・どのようなときに、こうした感情を持ちやすいのかを考えてみる。感情を放置せず、できるだけ具体的に。

・原因となっていそうな事柄を洗い出せたら、そこを修正・調整するような行動をとっていく。

(どうしたら今の自分にとって楽しいものになるのか考えつつ、実践してみる)

~~~

 

ざっくりとした流れでも、何か手をつけてみたり一歩進んでみることから始め。

極端に変えてみるのもほんの少しだけ変えてみるのも、どちらでも個々にやりやすいかたちでよいと思います。

 

(下記は個人的な一例です。こんなかんじで今までとは少し違ったことを試してみた結果、飽きたり退屈さにつながっていたネガティブな違和感・停滞感が薄れ、気持ちと行動が一致するようになり。ネガティブな感覚は徐々に解消されました)

 

《●衣類について》

=昔は好きだった厚手のざっくりしたセーターや重厚感のあるコート類を着ても、なんとなくしっくりこない、テンションが下がることにあるとき気づく。

→まだ充分きれいでかつては気に入っていたので、手放すことにも躊躇がある。

→今本当に着たいもの好きなものは何かを、改めて問い直すことで、古いものは納得して手放し、少しずつ新しいものに買い替えた。気持ちもすっきり。

(昔はデザインの好みだけで即買いしていたことも。今好きなのは、寒い時期でも薄くて軽いもの、暖かく機能的なものに変わってきた)

 

《●食器類について》

=20代の頃からぽってりと厚み丸みのある食器類が好みで、ずっと変わらないだろうと思っていたが。片づけに取り組むようになってから、なんだか違うと感じることが多くなる。

→以前好きだったものへの愛着もありつつ、徐々に好みの変化を無視できないようになり。

→今は、薄手で軽くて丈夫ですっきりしたデザインのものを使いたいという、好みの輪郭もつかめて気持ちの整理もついてきたところで。

→以前使用していたぽってり系食器類は徐々に手放し。今の好みに合ったものに入れ替え中。

 

《●本について》

=以前はやる気が出ないときや落ち込んでいるときに、自己啓発やスピリチュアル系の本を手に取ることがよくあった。

→いつからか、それらの本を読むだけではうまく感情が回復していかないことに気づく。

→しばらく離れていた小説・エッセイ本などや、今までなじみの薄かった金融経済の本なども読んでみる。

→理解できない部分も含めていずれも読んでいて面白く、意外とうまく気分転換できるように。余計な感情を引きずりにくくなっていることに気づく。

 

・・・

いずれも些細な例ですが、ネガティブな感情の原因を見つけ、これまでと少しずつ違ったことを実践してみることで、結果として感情にも行動にも無理がなくなり。気分も明るく快適な方向に進んでいるようです。(感情の底上げがされていくようなかんじ)

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なんとなく退屈、つまらない、飽きた、気力がわかない、楽しくない、面倒くさい・・等々。一見ネガティブな感覚も、きちんと自覚して向き合うことで、新しい気づきや次の行動を促すサインになってくれるもの。

(時間の経過とともに自然と解決することもあるけれど。どうにもネガティブな感情が消えないというときは、やはり放置せずに何かしら対処してみるほうが得策かも)

 

ずっと変わらないことのよさもある一方で、少しずつ物事を変化させていくことの楽しみも確実にあると思うので。

余計なものをそぎ落としたり、不足していることは付け足したりしながら、じわじわと新しい調整をしていくと、また別の面白い変化に出合えそうな気がします。

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