「肌断食」を実践する中で、思うように進んでいなかった洗髪のこと。
けれど最近は、この「シャンプー・リンスの問題」も、自分なりの最適解が見えてきました。
解決策は、【クエン酸リンス】。
【肌断食】に取り組むようになってから、もうすぐ3年になります。
いまだに試行錯誤中のシャンプー・リンス問題は、いろいろ改善しつつ。
今はこんなかんじでいいなというスタイルに落ち着いてきたので、ざっくりと現状をまとめてみます。
(全身シャンプーをいくつか、ビネガーリンス、純せっけんのみで洗う、、等々。いろいろ迷走しつつ試してきました)
【肌断食】のシャンプー、リンス問題。→ 今の最適解はクエン酸。
肌断食でのシャンプー・リンスに関して、現時点では、下記が個人的には最適解かも。
■ シャンプーは、「純せっけん」を使用。(固形でも液体でもOK)
■ リンスは、「クエン酸/食品用」を使用。(パウダー状の無水クエン酸を使用)
こんなふうに↓、①と②を交互に行っています。
①「純せっけん」と「クエン酸」で、シャンプー・リンスをする日。
②「湯洗い」のみで洗髪する日。
このサイクルを、約1ヵ月間ほど継続できています。
今のところ肌にも髪にもトラブルはなく、手順も慣れてきて、なかなか順調。
(夏場は汗や匂いも気になるので、連日でシャンプー・リンスを使う予定。なので、髪のごわつきやツヤは、ちょっと気になるところ)
肌断食は、ストレスにならないことが大事。(各自に合ったスタイルで)
上記が今のところいちばん合っていると思う理由と、現時点で感じているメリットはこちら。
□ 髪や頭皮の状態が、以前よりよくなってきたから。
(髪の指通りや艶も回復中。たびたび感じていた、ごわつきやべたつきも改善してきた)
(朝起きたときの寝グセが減って、なぜか髪がまとまりやすくなっているのを感じる。 最近の寝相がよいだけかもしれないが、いろいろとラクになるのはうれしい)
□ 物理的にも精神的にも、ストレスがなくなってきたから。
(湯洗いが続くと、やはりニオイや脂分などが気になったり、不快に感じることもあったが、それも緩和された)
(妥協策として使ってきた全身シャンプーをやめて、純せっけんとクエン酸だけにしたら、やはり気分もよい)
□ 「食品用のクエン酸」を使うことで、肌にも安心。プラス、諸々のアイテムを兼用できることになるから。
(専用リンスを用意しなくてもOK。掃除用にもリンス用にも使えるので、別途で物が増えることもない)
リンスには、食品用のクエン酸を活用。(汎用性もあり)
シャンプー・リンスは、だいたい下記のような手順です。
1.ブラッシング= 洗う前に、髪をきちんととかす。
2.予洗い= 先に、頭皮と髪を湯で洗っておく。
3.シャンプー= 「純せっけん」を適量、よく泡立ててから、髪にからめつつ洗い、湯で流す。(固形でも液体でも、泡立ててから使えば特に問題なし)
4.リンス= 洗面器に湯を入れ(1/2~1/3程度)、「クエン酸」小さじ1杯ほどを加え、よく溶かす。(量は、お好みで調整)
→ クエン酸が溶けた湯を髪につけていく。その後、ふつうの湯で洗い流す。
5.タオルで髪の水分をとりつつ、あとはドライヤーで乾かす。
「アルカリ性の純せっけん」だけで洗うと、髪がきしんだり、ごわついたりするのが難点。
それを、「酸性のクエン酸」で中和させることで、髪の指通りもよくなります。
(*以前、ビネガーリンス(りんご酢)を試したときも、原理としては同じで、リンス的作用もあるため、こちらでもよいと思います。
ただ、「酢」特有のニオイが気になってしまう場合もあり、その際は、やはり無臭のクエン酸がおすすめかも)
◆純せっけん、クエン酸。
下記は、このところメインで使用しているものです。
↑ 固形の純せっけん(成分:石ケン素地)。安心の定番商品。
↑ 液体の純せっけん。(成分:水、カリ石ケン素地) こちらは泡タイプ。
詰替え用を購入して、手持ちの小分けボトル(泡専用ではない)に入れ替えて使用中。ふつうに自分で泡立てればよいので、問題もなく気持ちよく使えています。
↑ 無水クエン酸は、粉状なので保存もしやすく便利です。
こちらのクエン酸を、小分け用ボトルに詰め替えて、リンス用として使っています。食品用なので安心。もちろん、掃除用にも活用中です。
(あと、初めてクエン酸ドリンクを作ってみました。暑い時期には、かなり活用できそうですね。少し甘みを足したり、炭酸水で割ったり。
ちなみに、個人的には酢で作るビネガードリンクが好きで、夏のあいだはよく飲みます)
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純せっけんや無添加で有名なメーカーは、上記以外にもいろいろあるので、お好みで選ぶとよいかと思います。
最初から、専用の「せっけんシャンプー」や「クエン酸リンス」を用意したい場合は、こちら↓ などが便利かも。




(ちなみに、成分が「石ケン素地」「水、カリ石ケン素地」「水、クエン酸」あたりが、いちばんシンプル。
メーカーによっては他の成分が加わっている製品もあるので、このあたりも確認しつつ、それぞれの好みで選択できます)
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クエン酸リンスを使い続けていくなかで、季節や肌の状態の変化によって、なんとなく合わない、という時期も出てくるかもしれません。
そんなときは、少し休んだり、またビネガーや全身シャンプーなどに戻ってみたり。
適宜、調整しながら、無理のないケアをしていくことも大切かなと思います。

今回は、肌断食におけるシャンプー・リンス問題も、「純せっけん + クエン酸」で改善が進んできました、という内容でした。
以前の私のように、完璧な肌断食に近づきたくて、かえって微妙なストレスを溜めている人も多いかもしれませんが、やはりムリは禁物。
今は、自分に合ったほどよい解決策で、髪の状態も気分もよくなっています。
試しつつ、少しずつ変化させつつ。そのときどきの最適解を見つけていくことが大事ですね。
【関連】これまでの「肌断食」、実践と経過。