身軽に生きるために、たくさん持っていたほうがよいものとは。

物を減らしつつ余計な思考を持たないようにしていくことが、心身ともに身軽な暮らしに近づける方法だと思っていました。

実際そういう部分も大きいと思います。

ただ、メンタルなど内面のこと(考え方・捉え方)を強く軽やかにしていくためには、たくさん持っていたほうが生きやすいものもあると改めて感じたので。今回はそのことについて。

こんなことを考えるきっかけになったのがこちらの本です。


『超ストレス解消法』


超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

たくさん持っていると身軽な人生の助けになるものとは、この本で言うと「対策、解決策」のこと。それは、生きるうえでの知識や知恵、考え方のスキルと言い換えることもできると思います。

基本は100個のストレス対策(科学的検証もされている)について書かれたものですが、それだけでなく。心や頭をすっきりさせ身軽な人生につなげるための考え方・ヒントもたくさんあります。

身軽に生きるために、解決策(知識や知恵)はたくさん持っていたほうがよいかも。

いらない物をできるだけ捨てたり減らしたりすれば、見た目がすっきりして、掃除や物の管理がラクになることは確かです。

一方で、それだけでは身軽になれないことも事実。

物が減っても、生きている以上は何かしらのストレスや負の感情はゼロにはならないので、常に内面を整える必要もあります。

物質的な物とは反対に、人や出来事を原因としたネガティブな感情への解決策は、できればたくさん持っていたほうが、心身ともに身軽な人生を過ごすことにつながりそうです。

複数のストレス対策が、安心と回復につながる。(身軽な心になりやすい)

著者の言葉を借りると。


・ストレス対策はレパートリーが多いほどよい。

・ストレス対策は質より量のほうが大事。

こういうことは、普段なかなか意識できないことですが、とても大事だなと思います。

ストレスや悩みの原因は、その数も内容も多岐に渡ります。

やや単純な考え方ですが、それらに対応しようとしたときに、5個の対策を持っているのと10個の対策を持っているのとでは、解決できる確率は後者のほうが高まるはず。

仮に100個ものストレス対策があれば、そのうちのどれかが功を奏してくれるのではという安心感が持てたり。実際に様々な方法を試していけば、これまでより効果的な心の回復も期待できたりします。

つまり、今まで知らなかった方法を知り使ってみることで、早めにあるいは長期に渡って対策ができるので、心の身軽(よい心身の健康状態)を保つことにもつながります。

・・・

誰でも年齢や環境が変化していくのと同様に、その時々でストレスや悩みに効く対策も異なってきます。

今まで使ってきたアプローチだけでなく、新しい解決方法(知識・知恵、思考)を増やしたり取り入れる意識も持ち続けたほうが、より心も柔軟になり生きやすくなるのでは。

身軽への一歩は、自分のアンバランス(偏り)を知り対策をすることから。

■本の中で主に気になった点をまとめてみます。(それぞれに対する具体策は本書で)

  • 自分のストレスに気づく、正確に把握する。
  • ストレスの根本原因(アンバランス)は3つ。思考、栄養、受容
  • 長期と短期で対策する。(時間をかけた対策が必要な場合もあれば、即効性を感じやすい対策もある)

■また、本での考え方や対策を知ることは、こんな場合にも役立ちそうです。

・あらゆるストレスや悩みが混ざり、頭も心も混乱しやすい。
・論理的に順序立てて解決策を考えたい。

個人的にも心当たりがありますが、何かあったときに、冷静に物事を考えられるとは限らないので。

必要に応じて本を読み返してみると、少しずつ気持ちを落ち着かせることもでき、論理的な思考への助けにもなると思います。

いつもの解決策(考え方)でうまくいかないときは、他の方法も試してみる。

人によっては、常に同じ方法であらゆるストレスや悩みを解消してきて、それで特に問題ないという場合もあるかもしれません。

(わかりやすい例えでは、カラオケに行く、ネガティブな感情をすべて人に話す、好きなものを食べまくる、買い物しまくる、、など)

もちろんそれでうまく解消できているときはよいです。

一方で、いつも通りのストレス解消方法では、なんだか気持ちがすっきりしない、気づいたら1年たっても同じもやもやを抱えている、、。なんてことも、人生にはありがちです。

(私もたまにあり。一度解消できたと思っていたネガティブな思考が、時間を経て不意に頭をかすめたりして、落ち込んだり)

だからこそ、たくさんの解決策(考え方、知恵)があることを知っておけば、その中から、毎回違った方法を選び試してみることができます。

試すこと自体を面倒に感じる場合もあるかもしれませんが、遊び感覚で取り入れてみるのもよいかと。

本をめくって手軽にできそうなことから少しでも実践してみることで、ストレスや悩みを減らせる確率はぐっと高まります。

そう考えると試さない手はないのかも。

メンタルの悪化を防ぐためには、難しいことばかりではなく、ごく簡単な対策もたくさんあることに感心しつつ。私も早速いくつか試しています。感情や思考の記録、瞑想、呼吸法、軽い運動など)

身軽な生活のために、物は減らしつつ知恵は増やす。

わかりやすく目に見える物ではないからこそ。ストレスや悩みを自分なりに解決しようとする姿勢や柔軟な心を保つことは、これからの時代ますます大切になってくると感じます。

その術を持たないと、立ち直るきっかけを失い続けることにも。

特になにもしていないのにネガティブな感情や物事が自然と消えて解決していた、ということもゼロではないにしても、ごく稀なこと。

基本的には色々な対策や方法を知って、毎日少しずつ考え方や行動を変えていくことが、3年後、5年後、その先の自身を助けることにつながるのではと思います。

様々な解決策(知識・知恵、考え方・捉え方)を増やしていく過程では、「遊び心、実験感覚、焦らず気長に」という意識も合わせて持っておくと、より身軽になれそうな気がしますね。

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不用品など減らしたほうが楽になれることもある一方で、解決策などたくさん持っていたほうが、心が強くなり人生が身軽になることもある。

ストレス対策についての本から、そんなことを改めて考えました。

(シンプルとか身軽とかの本質というのは、考えるたびにわからなくなることも。それでも身軽を目指す過程に面白さも感じます)

「物」でも「知識・知恵」でも、その時々の自分に合った取捨選択繰り返し続けることは、人生のクリエイティブな作業とも言えます。

何が今の自分にとっての最適解なのか、ときにはそんなことを考えつつ。

(ストレスのことに限らず)様々な知恵や対策を試しながら、身軽に暮らすための思考を身につけられるといいなと思います。

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