「ストレス」をゼロにすることは難しくても。適切な対処法をたくさん知っておくことで、心身の健康を守り、解決につなげることもできると思います。
物が少ないことは、片づいた部屋をキープしていくうえでメリットになります。
一方で、【ストレス対策】においては、その「対処法」「解決策」を、できるだけたくさん知っている(持っておく)ほうが、改善できる確率が上がるようです。
「たくさん持っているほうが、身軽になれることもあるんだなぁ」と。そんなことに気づかせてくれたのが、こちらの本です。
【100個】ものストレス対策(科学的検証もされている)について書かれています。
それだけでなく、心や頭をすっきりさせ、身軽な人生につなげるための考え方やヒントもたくさん。
【ストレス対策】身軽に生きるためには。(たくさんの対処法を知っておくこと)
ストレス対策において、基本としておさえておきたい大事なことは、下記の2つです。
■ ストレス対策は、レパートリーが多いほどよい。
■ ストレス対策は、質より量のほうが大事。
複数のストレス対策が、安心と回復につながる。(身軽な心になりやすい)
上記のことが、特に大切だと思う理由としては。
・たくさんのストレス対策(解消法)を知っていれば、解決できる確率も高くなるから。
(シンプルに、5個の対策よりも、10個の対策を持っているほうが有利)
・ひとつの方法(質)にこだわりすぎず、いろいろ試していくことで(量)、幅も広がり、改善につながることも増えるから。
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ストレスに飲み込まれないためには、とくかくできる対策を増やし、試し続けていくことが大事なのだと感じます。
「ストレスは、自分で対処できる」と思えてくると、生きるうえでの安心感にもなり、あれこれ試しつつ対策を講じているうちに、回復力や解決力もついていきそうですね。
身軽への一歩は、自分のアンバランス(偏り)を知り、対策することから。
個人的に、特に気になった点をまとめてみます。(それぞれに対する具体策は本書で)
□ 自分のストレスに気づく、正確に把握する。
□ ストレスの根本原因(アンバランス)は3つ。思考、栄養、受容。
□ 長期と短期で対策する。(時間をかけた対策が必要な場合もあれば、即効性を感じやすい対策もある)
あらゆるストレスや悩みが混ざり合っていたりすると、頭も心も混乱しやすいです。論理的とか順序立てて考えるとかも、できにくくなったり。
けれど、そういう状況が、自分に向き合うきっかけになることもあると思うので、何事も考え方しだいなのかもしれませんね。
本にあげられたストレス対策には、時間のかかるものから、手軽にできるものまでさまざま。100個もの対処法があれば、人それぞれ何かしら合う方法も見つかりそう。
私も参考にしながら試しつつ、【対策レパートリー】を増やしているところです。
(感情や思考の記録、瞑想、呼吸法、軽い運動、発酵食品の活用、自然を取り入れる、、等々)
(個人的にも、ストレスにやられっぱなしでは困るので。「ストレスを利用」して自分を改善できる、くらいに捉えられるようになりたいものです)

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というわけで。今回は、ストレス対策法をたくさん持っておくと、より身軽な人生に近づいていくかも、という内容でした。
日々のちょっとしたメンテナンスで、メンタルの悪化を防ぐことも、きっと可能になると思います。
大なり小なり、ストレスは常に身のまわりにあるものなので。ヤケになったり、過敏になったりせずに。
「遊び、実験感覚、焦らず気長に」という意識も持ちつつ、ストレス対策していく姿勢も大切かもしれませんね。