収納用品を減らしていく中で気づいたこと。

収納用品の数や物を入れる場所を限定すれば、物は増えにくくなる(増えないよう工夫するようになる)。というのは、ここ数年で個人的にたびたび感じる片づけのメリットです。

 

元々片づけや整理整頓が得意であったり、ある程度片づけのロジックを持っている人々には、すでに当然と思われるような考え方でも。まじめに片づけに向き合うようになるまで、私の中には収納を増やさないようにする(減らす)という思考回路がありませんでした。

 

集中して収納用品を捨てた時期以降も、たびたび見直して家具や収納グッズを手放し、可能な範囲で物を集約することを実践。

それらの工夫は今後も続けると思いますが、これまで収納用品を減らしていく中で気づいたことなどを少しまとめてみます。

収納用品は少ない方が、部屋も気持ちも快適になる。

・収納用品・グッズ(棚や入れ物など)が少なければ、物はそれほど増えない。

・反対に、収納用品があればあるほど、物は増えやすくなる。(その収納の空間を埋めようとするために)

 

本腰を入れて片づけというものに向き合い、試行錯誤の中で初めて上記のようなことが腑に落ちる、ということも多く。自分の中にある様々な固定概念のひとつに気づくきっかけとなりました。

家具、棚、小物入れ、隙間サイズに使えるあらゆる収納グッズ。何でもあれば便利、整頓しやすい、部屋がきれいになる、という考えが当たり前だったので、基本的に収納グッズ自体を減らそうという発想がほぼありませんでした。

 

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(人生半ばになるまでこんな簡単なことに気づかなかったとは・・というかんじで、結構うなだれたりもしましたが。その後は前向きに捉え、収納用品を減らす快適さや、コンパクトに整頓する楽しさを覚えるように)

カゴのお手入れは、意外と大変。

これまでに様々な収納用品を手放してきましたが、その中でも「カゴ類」を手放すのには、なぜかちょっと葛藤がありました。

特にカゴを集めようと思ったわけではありませんが、気づいたら家の中で結構活躍していました。自然素材で作られ製品は見た目にも気分的にもよいものです。(カゴは自分で買ったもの、いただきもの、景品的なものなど色々)

竹や籐などの植物素材でできた、大きさも大小様々なカゴを室内のあちこちで使用。数は十数個、キッチンやクローゼット内、机の上、洗面所、トイレなど、各所で様々な物の収納に使っていました。

 

インテリア雑貨としてのカゴを楽しむ一方で、こんなことに少々の不便さも感じていました。

・カゴに付いたホコリが取りにくい。

・カゴの素材が傷んだり少しほつれたりしたところで、衣類や指先が引っかかったりする。

・きちんとカゴのお手入れをしようと思うと、結構まめに掃除する必要がある。(ブラシで編み目のホコリを取る、硬く絞った布で表面を拭く、時にはオイルを使ったケアなど)

 

カゴが2~3個くらいの時はまだ気をつかえていたと思いますが、いつのまにか数が増え。放置すれば編み目にホコリがたまり気になるけれど、そんなにこまめなケアもできない・・という状態になり、徐々に手放すことに。

 

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(何気なく使っていた収納用品について、見た目の快適さと使い勝手のよさは必ずしも両立しないのだと。そんなことにも、少しずつ目を向けるようになりました)

見た目やデザインも大事だけれど、日々の使いやすさも見過ごさないように。

片づけを進め、収納用品も減らして中いくで、カゴ類も少しずつ手放していきましたが、長く使うほど味わいも出てくるであろうカゴ類をなくしていく過程で、こんなうしろめたさも感じていました。

・自然素材で風合いのある物を手放していく自分は、若干情緒に欠けるのかもしれない。

・カゴのケアすらも手間に感じたり、機能性や使い勝手ばかり優先したくなっているのはどうなのか。

・一時的な気分の波があるだけで、またカゴがほしくなるかもしれない。

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渦中の時は、ただカゴを手放すだけで恐ろしくネガティブな感情にとらわれていたことも・・、冗談みたいですが。今ならもっと気楽に判断できるのにと思います。

こんな過程を経て、カゴ類は2年くらいの間にすべてなくなりました。今は掃除や管理のしやすさが大事で、それが日々の快適さにつながっているので、それでよしとしています。(また先々どうしてもほしいカゴが登場したら、その時に再検討ということで)

 

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(片づけに慣れ、片づけ作業を進めていく過程で、要・不要、快適・不快など、様々な「選択、判断、決断」といった筋力のようなものが鍛えられていくのだと。改めて感じます)

先に、減らしたい・なくしたい収納グッズを決めてみる。

片づけてはいても、いまひとつすっきり感に欠ける、なんだかしっくりこないという場合。

先に思い切って、なくしたい家具や棚、収納用品をリストアップしてみるというのもひとつの方法かもしれない、と思います。

 

例えば。

・大小の本棚があるとして、全ての本を小さい本棚に集約し、大きい方を手放したいという前提で、残す本を選んでみる。

・同じ形の収納ボックスがいくつもある場合は、5つあるうちの3つに収納し、残りの2つは手放したいという前提で、中身の物を減らせる余地はないか選択していく。

 

物を減らした結果、それらを入れていた収納用品が不要になるという流れで片づけが進めばそれでokですが。それでもいまいち捗らないという場合は、反対に収納用品、棚、家具は、これだけに限定すると決めて、そこをモチベーションに片づけ作業を進めていくというのもよいと思います。

 

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(私の場合も、最初は、大量に書類を処分した結果として→それらを収めていたボックスが空になり→ボックスを捨てられた、という流れでしたが。

ある時気づいたら、入れ物(収納家具・グッズ)を手放してスペースをすっきりさせたいというところから逆算して→決めた収納場所に集約しようと思い→そこの容量に合わせるように中身を仕分ける(捨てる・残すを決める)、ということをしていました。

なので、片づけも慣れてきたり段階が進むにつれ、自然と、入れ物や収納場所を限定することを覚えたり実践したりするようです)

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物が増えるからそれに合わせて収納先(収納用品)を買い足すのは、かつてはごく普通だと思っていましたが。

ひとつづつ物に向き合うことも必要ですが、ざっくりと「収納用品」を減らしてみるという意識を持つことでも、片づけや整理整頓の悩みの多くを解決できるのだと。体験として理解できると、心身ともに生活まわりが楽になっていくことを様々な場面で感じます。

 

必要な物まで捨てることはないけれど。以前は好きだったのに今は趣味が変わってしまったと感じる収納家具や、なんとなく惰性で家の中に入ってきてしまった、実は無理して使っていると感じる収納グッズがあれば、時々は自分との関係性を見直してみるのも大事ですね。

ダウンサイズのために収納用品を買い替える必要性があれば、買い直しもしたり、ときには失敗もありつつ。それでも、常に今の暮らしの快適さや身軽さを基準に、必要な物の新陳代謝を心掛けていこうと思います。

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