肌断食をゆるく続けていますが、シャンプー・リンス(洗髪)に関しては、まだ課題あり・・。
今は、「ビネガーのリンス」を試し中です。
完全な肌断食は理想的ですが、あれこれ試した末、さすがに難しいことがわかり。
最近は、ほどよい妥協点を探りつつ、自分に合ったゆるめの肌断食を継続中です。(もうすぐ2年)
少し前に、こんな記事も書きました。
・パックスの全身シャンプー(シンプル成分)を使ってみた感想。これも、肌への負担を減らすための実験的なもの。
肌断食におけるシャンプー・リンス問題。
全身(頭皮・髪・顔・体)の肌断食を続ける過程で、顔や体に関しては、多少の波はありつつも、今のところスキンケアについて大きなストレスはないです。
では、何が課題になっているのかというと。個人的に感じているのは、下記のようなことです。
(つまるところ。石けんだけだと、洗髪問題が解消されないことが大きい)
物と手間を減らすことに、気を取られすぎたかも。
・すべて湯洗いだけで済ませてみたいが、ポイントメイクや日焼け止めの洗い流しも必要。
なので、現実的な対策として、できれば純石鹸(無添加せっけん)のみ使っていきたい。
・ただ、それだと顔や体を洗うのには問題なくても、髪を洗うときしんだりごわついたりするので、シャンプーも必要。
(湯洗いのみだと、特に夏場は、髪のべたつきや匂いも気になるので)
・バスルームで使う物も、できれば増やしたくないという理由で、全身シャンプー(髪、顔、体すべて洗えるタイプ)という妥協点を見つけ。適宜、純せっけんと併用。
(リンスやコンディショナーは、特に肌荒れや湿疹の原因になりやすいため、今後も使わない予定)
・ただ、全身シャンプーだと、やはりリンス的な効果はうすいのか、どうしても髪のぱさつきなどが気になり。ツヤもいまひとつなところが課題。
いくらボトル1本、石けんひとつで済んでも、髪が傷んだら意味がない。。
こんなふうに、肌断食に関して、あらためて今抱えている問題・ストレスを洗い出してみると。
どうやら、
・石けん、シャンプーの類を増やしたくない
・お風呂での手間も増やしたくない
という気持ちのほうがいつのまにか強くなり。
肝心の「髪の健康」が、実はないがしろにされているのでは・・と思い至ることに。
たまにありがちですが、改善のつもりが改悪になっている例で、まさに本末転倒でした。
「純せっけん・ビネガー(酢)」で、シャンプー&リンス。
近頃は、肌に合いそうな全身シャンプーを探すことに気持ちが向いていましたが。
改善ポイントはそこじゃないかも・・と気づかせてくれたのがこちらの本です。
『シンプルに生きる』久しぶりになんとなく読み返していた内容に、きっかけとなるヒントが。
シャンプー液を頭皮に残さないためにも、シャンプー液は直接髪につけずに小さめのボウルにとり、湯を加えて温めてから髪につけるようにします。
すすぎを十分にしたあと、最後にりんご酢小匙1杯を湯で薄めたもので髪をすすぎます。
(中略)
最後に清潔になった髪を乾かし、お好みのオイル1~2滴をすり込みます。これで髪は輝きを取り戻します。
若干忘れかけていましたが。これを読んで、ずいぶん以前に、せっけんのシャンプーやクエン酸・ビネガーのリンスを試したこともあったのを思い出しました。
(まだ、肌断食という言葉も知らなかった頃の話。
ただ皮膚のトラブルを減らすべく、さらによい方法を知りたくて、あれこれ試し続けているうちに、一周して元に戻ってきたような。なんだか不思議な感覚です)
●実際に試してみた、肌断食的シャンプー&リンス。
全身シャンプーですべてをまかなうのは、一旦諦めることにして。しばらく、髪に関してはこんなかんじで続けてみる予定です。
・髪や頭皮はあらかじめ湯でよく洗っておく。
・洗面器に2~3分の1くらい湯を入れ、純せっけんを適量溶かしつつよく泡立てる。
・泡立てたものを髪に絡めながら、よく洗い→流す。
・洗面器に2~3分の1くらい湯を入れ、酢を適量溶かして混ぜる。
・ビネガー湯を髪にかけてすすぎ→普通の湯で洗い流す。
・・・
りんご酢を切らしていたので、ひとまず普通の穀物酢で代用してみました。(小さじ1だと少ない気がしたので、大さじ1ほど使用)
せっけんの泡で洗ったあとは、髪がきしみますが、それを酢が中和してくれるので、すすいでいるうちに髪の指通りもよくなり。
ドライヤーで乾かしたあとも、いつもより髪に落ち着きがでたかんじです。
(ビネガー湯の匂い残りが心配で、その後さらに洗い流してしまいましたが、あまり流しすぎないほうがリンス効果は得やすいような気も。
りんご酢を購入したら、また色々試してみる予定。
さいごにおまけで、ハッカ油を1滴プラスした洗面器1杯程度の湯で洗い流してみましたが、清涼感がありさっぱりしました)
お風呂での手間は少し増えましたが。しばらくこれを続けて、また様子をみていくことにします。
(追記: その後、りんご酢を買って使っています。やはり匂い的にもマイルドなので、髪にはこちらのほうが使いやすいかんじ)
肌や髪の健康のために、多少の手間は惜しまずに。
湯洗いのみ、または、せっけんだけで髪も全身も特に問題ない、という場合はよいとしても。
私のように、肌断食を進める過程で諸々の課題がある場合は、それを無視せず。
自分に合った髪のケア(ビネガー、オイル、ワセリンを使うなど)について、あらためて見直してみることも大事ですね。
(肌断食を試し始めてから、迷走も多いですが。日々、懲りずに実験、改善です)
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ということで。今回は、肌断食における、シャンプー・リンス問題を解決するために、ビネガーを試してみる、という内容でした。
また時間が経つと、年齢とともに髪や肌質もさらに変化していくので。
気長に続けていれば、いずれ肌断食のケアも楽になっていくはずと期待。
今は、髪の状態を改善させることに気を配りつつ、せっけんでのシャンプー、ビネガーでのリンス、それぞれのコツをつかみたいところです。
【関連】「肌断食」の実践と経過。 ・【肌断食】のシャンプー、リンス問題。→ 現在の最適解は「クエン酸」。