塩浴生活も試してみる。(肌断食のためのプラスα)



肌断食(宇津木式スキンケア)を試し始めて、約4ヵ月が経ちました。

(参考:『宇津木式スキンケア事典』

これに加えて、最近は「塩浴(えんよく)」というものも新たに取り入れ、実践し始めたので、その様子をまとめてみます。

 

だいぶ慣れてはきたものの、完全なる肌断食(シャンプーリンス、純石けんも使わず、全身すべて湯だけで洗う)はそれなりにハードルも高いため。

そこへ移行する中継点のようなかたちで、塩浴を行っていけば、心身への負担もより少ないのではと感じています。

塩浴も行いながら、肌断食を進める。

余計なスキンケアから解放され、肌本来の健康を取り戻すために、「宇津木式スキンケア」を続けていている中で、順調な面もあれば、まだ思うように改善が進まない面も。

・脱化粧品、脱石けん、シャンプーはできるのか。長期戦の構えで試してみる。

・宇津木式スキンケア。試し始めて1ヵ月経過の様子。

・宇津木式スキンケア、2ヵ月経過で気づいたこと。

塩浴を試そうと思った理由。

日々の入浴では、シャンプーリンス、純石けん(無添加石けん)の使用量や使用回数を減らし、できるだけ湯(ぬるめの湯)だけで洗う頻度を増やすことを心がけてきました。

その過程で、個人的に一番ストレスを感じているのは洗髪についてです。

 

肌断食を試す中で、顔や体の皮膚に関しては、純石けんを使わず湯だけで洗うことにも慣れてきました。目立った肌トラブルもなく、比較的、肌断食が順調に進んでいると感じています。

(最初は汗や皮脂、ニオイが気になって不快でしたが、秋になり真夏のような汗をかかなくなったことや、皮脂バランスも整ってきたのか、ひどい皮脂過剰や乾燥肌も起こらず、なかなかよいかんじで落ち着いています)

 

その一方で、髪のベタつきとごわつきは思うように解消されていません。もちろん肌断食を始めた当初よりはずっとよくはなっていますが、もう一歩(二歩)というかんじで。

肌断食1ヵ月目はひたすら忍耐。3ヵ月もすればきっとよくなると思っていましたが、4ヵ月経っても、湯だけで頭皮や髪を洗ったときは皮脂ごわつきが気になり。シャンプー等を使った日は、髪の指通りもスムーズで軽いので、この落差がなかなか埋まらないのが悩みとなっていました。

(湯洗い洗髪の時もブラッシングをきちんとやっていて、頭皮もマッサージするように丁寧に洗っていますが、いまだ皮脂バランスが整わない様子。それだけ、長い間シャンプー等で皮脂を取り去り過ぎていたということなのかも。食生活についても考えてみましたが、極端に脂物や揚げ物が多いわけでもなく、どちらかといえばあっさり好みなので。他の原因らしきことも見当たらず)

 

湯だけの洗髪でも、シャンプーリンスを使ったときのような髪の指通りツヤを復活させることはできないものか。

そんなことを考えていた時に、こちらの本を知りました。
(塩だけで髪から体まで洗うという入浴方法です)

『塩だけで髪もからだも洗ってしまう新習慣 塩浴生活をはじめよう!』

 

著者ご自身も肌トラブルに悩まされたことで塩浴を実践し、続けることでそれらを解消。今では全身、ほぼ湯だけで洗う入浴法で健康な肌を保っているとのこと。

 

塩浴と聞いて、一般的な湯船に塩を入れることくらいしか思い浮かばなかったのですが、今の髪のベタつきやごわつきの悩みを解消できる何かが見つかるかもしれないと思い、本を購入してみることに。

塩浴のポイントは、濃い塩湯(飽和食塩水)。

塩を入浴剤のように湯船に入れて楽しむ方法(リラックスや美容目的など)は、多くの方が試したことがあるのでは。

(最近はやっていませんでしたが)私も発汗や保温効果を期待して、その時々の気分でお風呂の中に塩を混ぜたりしていたこともあります。

けれど、こちらの本で紹介されている「塩浴/えんよく」というのは、そうしたバスソルトや塩をそのまま体に付けるといったものではなく。「塩湯/しおゆ =塩を湯で溶かしたお湯」を髪や体に塗って、なでながら洗うという方法です。

 

(抜粋:)

塩浴とは、たっぷりの塩を溶かしたお湯=塩湯をからだや髪に塗り、なでるように洗うだけのシンプルな入浴法です。たったそれだけなのに、肌や髪の調子がどんどんよくなっていきます。

(中略)

塩浴の特徴について確認しましょう。塩浴には、

・本来肌がもっている洗浄力を活かし石けん、シャンプーの使用をやめる。

・塩の浸透圧を利用して老廃物を輩出、毛穴の詰まりを解消!

・天然の美容液である皮脂と汗の適度な分泌をうながし、皮膚をなめらかにする。

 

塩浴の手順やポイントを簡単にまとめてみると。

■手順。

・浴槽で温まり、毛穴を開き老廃物を出しやすくする。
(時間がないときなどシャワーだけで済ませる場合は、お湯のシャワーを全身に浴びるだけでもok)

・塩湯をつくる。
(目安として、湯500mlに塩160g前後を溶かす。塩が溶けきらないことがポイント。飽和食塩水の濃度は約26%。洗面器や他の容器など広口の容器が使いやすい)

・塩湯を全身に塗る。
(塩湯を手ですくい、肌、頭皮、髪に塗る。5~10回程度クルクルとなでると、肌がヌルヌルしてくる。これが老廃物(汗や皮脂)が出てきたサイン)

・塩湯は、髪の毛→頭皮→顔→体、の順で塗っていくと無駄がない。
(順序はさほど気にしなくてよいが、上から始めると塩湯が自然と下に垂れていくのでやりやすい)

・湯で洗い流す。
(塩湯を塗ってしばらく放置する必要はなく。塩湯でなで洗い後は、すぐに普通の湯で洗い流す)

・もう一度浴槽で温まる。

・仕上げに冷水を浴びる。
(古い皮脂や老廃物が出たところで、冷水を浴びて新しい皮脂を固める。寒い時期には冷水だと大変なので、ぬるま湯でもok)

 

■注意点。

・塩浴は、塩を湯船に入れるのでもなく、塩を直接肌につけてこすったりするものでもないことを念頭に置くこと。

・塩は、添加物や混ぜものの入っていない食用塩を使う。
(水や湯に溶けやすい粒の小さい食用塩がよい。岩塩でもよいが、溶けるのに時間がかかるので。また、純度の高い精製塩は人の体を洗うには強すぎるので避ける)

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・石けん、シャンプー、リンス、トリートメント、基礎化粧品、ヘアケア用品も使わない。
(石けん等の残留物で毛穴や汗腺をふさがないため、きちんと必要な皮脂分泌を促すためなど)

・基本は温風ドライヤーを使わない。
(熱風で髪や頭皮を傷めないよう、タオルできちんと水気を取り、なるべく自然乾燥で。ドライヤーを使う場合は、熱によるダメージを減らすよう、遠めの位置から当てる)

 

・・・

ただ、これらはあくまでも目安程度であり。あまり厳格に考えすぎたり神経質になりすぎずに、自身が気持ちよく続けられることや、まずは気軽に試してみることを推奨されています。

例えば。塩湯の濃度(濃い・薄い)や量なども、各個人の好みに合わせ、自身がやりやすい方法で行えばokとのこと。

 

(夏ならまだしも、寒い時期の冷水やドライヤーなしは辛いので。私も、仕上げにはぬるめの湯をかけたり、ドライヤーも温風と冷風を交互に使いつつ髪を乾かしたり。時々は、石けんやシャンプーのお世話になったりと、適宜、自身の負担になりすぎないよう工夫しています)

 

塩湯を塗って、古い皮脂などの老廃物が一気に出てきたり、いやなニオイが出る人もいれば、あまり肌がヌルヌルしてこない人もいるとのこと。そのあたりも個々により異なるので、あまり気にせずしばらく続けながら様子を見ていけばよいそう。

皮膚の排出や分泌の機能が落ちていても、続けているうちにヌルヌルしてくることもあるそう。個人差はあるものの、毎日塩浴を続けていると、この脂っぽさやいやなニオイも、しだいに落ち着いてくるとのこと。

 

(個人的には、すでに肌断食を試し始めて数ヵ月経っているからなのか、濃い塩湯を体に塗っても予想したようなヌルヌル感は、今のところまだないです。もう少しデトックス感を味わってみたかった気もしますが。

髪に関しては、少しずつ改善が感じられちょっとうれしいです。塩湯での洗髪もまだ数回ですが、乾いた状態のときの指通りもよくなり髪に軽さが感じられるようになってきました。今後にも期待感が持てます)

塩湯の浸透圧を利用して、汗を出す。

一般的な大きさの浴槽約200Lに塩浴に必要な濃度の塩湯(飽和食塩水)をつくろうとすると、1回に約60kgの塩が必要になるそうです(塩分濃度約26%で計算)。

最初は、湯船に直接塩を入れればもっと簡単で楽なのではと思っていましたが。塩浴には高濃度の塩湯(飽和食塩水)が必要なため、あえて洗面器など別容器に塩湯をつくって、それを髪や体に塗るという方法が考え出されたようです。別途塩湯をつくる理由がわかり納得できました。

(毎日60kgもの塩を用意するのは、経済的にも作業的にも非現実的ですね・・)

 

液体濃度の薄い方から濃い方へと移動していくのが、浸透圧の現象。

高濃度の塩湯を体に塗ると、汗が肌の表面に引っぱり出されるかたちになり。これを続けていくことで、毛穴詰まりも解消され、古い皮脂や老廃物も出やすくなっていき、徐々に皮膚の代謝も整ってくる、ということなのでしょう。

(最初のうちは高濃度の塩湯のほうが肌のヌルヌルも出やすいようですが、慣れてきたら様子を見つつ、濃度を薄くしていっても大丈夫とのこと)

 

大人ニキビや吹き出ものなどに悩まされている場合も、塩浴はとても有効なようです。
(様々な石けんを試したり、強いゴシゴシ洗いなどが、かえって症状の悪化を招いていることもあるそうなので、塩浴を試してみる価値はあるのでは)

 

私も肌断食による湯洗いで、肩やデコルテあたりの湿疹やざらつきがかなり軽減したので。今後は塩浴でさらなる改善への期待も。

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・・・・・

この塩浴は、私の父である故・松本永光(1931~2001年)が、北海道の医師、故・湯浅寛先生から教えを受け、研究と実践を重ね考案したものです。
塩浴を提唱してきた父は、伯方塩業(株)の創業メンバーのひとりでした。皆さんには、「は、か、た、の塩!」のCMソングでおなじみかもしれませんね。

著者のお父様である松本氏は、
・もともと健康について非常に関心が高く、様々な健康法を研究されていた中で「塩浴」に行きついたこと。

・1970年頃に大量生産のための化学工業製塩がはじまり、化学塩と対極にある「自然塩」存続のために、数人の有志とともに「伯方の塩」をつくることになったこと。

・肌トラブルに悩みつつも、父のすすめる塩浴に関心が持てずにいた著者も。ある時から意を決して塩浴を試し始めたことで、デトックスの日々を経て徐々に改善。以来20年以上、塩浴や湯洗いだけで肌の健康を維持していること。

これらのエピソードは、個人的にも興味深かったです。

 

(ちなみに、この塩浴の本を知る少し前に、「伯方の塩」を購入したばかりだったので、ちょっと楽しい偶然でした。

私も何年か前から料理に自然塩を使うようになり。買い替えのたびにその時々で違う自然塩に手を伸ばしていて、伯方の塩は久しぶりだったので)

**

先に「塩浴」を知っていたら、まずはこちらから試して、徐々に「湯」だけで洗う入浴に移行することを目指したと思いますが。知らなかったので、いきなり肌断食を目指してしまい、ややハードルが高く苦戦ぎみでした。

(これから、脱シャンプーリンス、脱せっけんを試してみたいという場合は。まずは塩浴→慣れたら湯だけで洗う、という順序の方が、スムーズに実践しやすそうです。

いずれにしても、一気にシャンプーリンス、石けんをやめるのはなかなか難しく。それなりに時間がかかる心積もりは必要かも)

 

順番は逆になってしまったけれど。今後は適宜「塩浴」を取り入れ、いずれは湯洗いだけでも皮脂のベタつきや違和感がなくなったらいいなという方向性で、塩浴&肌断食に取り組んでいこうと思います。

塩浴や湯洗いだけでも、心身ともに不快や負担を感じなくなったら、きっと皮膚の新陳代謝がうまくいくようになった証だと思うので。

 

塩浴も肌断食も、その症状や効果の出方にはかなり個人差があるようで。わりと短期間であっさり塩浴や湯洗いに馴染む人もいれば、数年かかったりすることもある様子。

私もちょっと焦りすぎていたかもしれません。
髪に関してはまだ思うようによくならない部分はあったとしても、湿疹や乾燥肌など、4ヵ月前と比べたら確実に改善しているので。

慌てず気長に続けることが大事。
今後は塩浴で、頭皮や髪の状態がどんなふうに変化するのか楽しみです。

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