気が済むまで片づけてみると、早く結論を知ることができる。

片づけへの期待と不安が拮抗している(本当に片づけたいのか、それとも実は今の物の量や暮らし方に満足しているのか、いまいち自分でもよくわからない)という場合。

解決策としては、やはり一度は気が済んだと思うところまで、片づけを進めてみるのがよいのではという話です。

 

・・・

誰かに強制されたのでもなく自ら関心を持って片づけをしたいと思い、それなりに期間を費やして物減らしを行ったわけですが。片づけながらたびたび感じていたことがあります。

それは、物をたくさん捨て、減らし、片づけた先にいったい何があるんだろう、ということでした。

 

その答えを知るためには、片づけを開始して、途中でやめずに最後まで(気が済むところまで)やってみること。そこで初めて、結果(片づけ後の新しい環境と、感情の変化)を知ることができます。

あたりまえかもしれませんが、途中で投げ出したら結果を見ることも感じることもできないので。

今回は、私が片づけを進めていく中で感じていた不安や好奇心について振り返ってみます。

片づけ後の変化を知りたければ、片づけを開始して一歩でも進む。

片づけを先延ばし・中断する理由としては、

・面倒くさい。
・多少家の中がごちゃついていてもなんとか生活はできる。
・片づけ始めたけれど、疲れたり行き詰ったりしている。
・物を捨てる減らすことに不安を感じる。

等々、他にもたくさんあると思います。

 

片づけは一筋縄ではいかないけれど、ひと通り片づけ終えてみて今思うことは。あまり長く立ち止まらず、とにかく気が済むところまで片づけ続けてみれば、早く自分の結論を知ることができるということです。

結論というのは、例えば、

・本当はほとんどの物を手放しても大丈夫と思うくらい、物に未練がなかった。
・何か大きな変化を望んでいたことを知る。(気持ちにフタをして色々諦めていた)
・実は今の物の量や環境を幸せに思い、満足していることを認識できた。
・片づけることも変化も、たいして望んでいなかった。
・自分がどんな部分に対して執着があったのか気づく。
・漠然としていた今後の生き方、方向性のようなものが見えてくる。・・等々

というような、本人にしかわからないことです。

 

始めてみないと気づけないことは多いもの。片づけの行動を止めてしまうと、どこまで自分が物を減らしたいと思っているのかわからず、物理的にも心理的にも変化を感じられず、ずっと答えが出ないまま時間だけが経過していくことになります。

 

本当は今の生活環境や物にとても愛着があり、満足していたことに片づけ途中で気づけば、無理に物を減らす必要もない人もいるはず。

私の場合、かつての持ち物の量がひどく多過ぎると思っていたわけではないけれど。片づけ前に自覚していたのはこんなことです。

いくら片づけても、整理収納に気を配っても、掃除をしても、どんなに好きな物を買いそろえても、なんだか落ち着かない。すっきり暮らしたいはずなのに雑多な感じがする。自分の行動や判断をうまく信じられず、気も散りやすい。そんな思いでした。

 

片づけのスタートは、それらを払拭する意味合いもあり。

片づけブームや関連の本に影響されて、本格的に片づけに着手しましたが、これほど片づけに気持ちを翻弄されることになるとは想像していなかったです。(これも、片づけを実践したから気づけたことのひとつ)

片づけ開始からの気持ちの流れ。

やる気満々で始めた片づけに途中疲れて、何のために物を捨て続けるのかわからなくなったり。別に汚部屋というわけでもないのだから、そこまで片づけなくてもいいのではなど、片づけ意欲が薄れたり。

途中立ち止まって、なぜ片づけたいと思ったのか、本当に片づけたいのか、そんなことを何度も繰り返し考えました。

 

片づけたい理由のひとつとして。
部屋をすっきりさせたいという単純な動機の他に、身のまわりの物がすごく減ったらいったいどんな気持ちになるのだろう、ということが知りたい思いが強く。
(住環境の快適さを求めるのと同じくらい、物が減った後の感情の変化自体に興味があったのだと思います)

これまでとは反対の、物に囲まれすぎない環境への好奇心。不安、期待など、色々入り混じっていたけれど。やはり、一度は物をきちんと減らしてみたいと自己確認できたので。

その後は、できるだけ不安感情に流されず、淡々と片づけ作業を進めることで、時間はかかっても、なんとか自分なりに気が済むところまでたどり着けました。

結論。(物を減らしてどうなったか)

かつてないほど物が減って、すっきりした部屋・身のまわりを見て思ったことは。

・物が少なくなったら、心からほっとできた。(物を捨て続けたら、最終的にすごい後悔が襲ってくるかもしれないとどこかで覚悟していたが、結果としては真逆だった)

・本当はそれほど必要でも欲しかったわけでもない数々の物を、長年持ち続けていたことを知った。

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・使わない物欲しくない物をずっと所有することが、どれほど自分の精神に負荷をかけ、お金も時間も場所もたくさん使ってきたかを知った。

・物事に集中しやすくなり、探し物をすることも減った。

・先延ばししすぎず、体力気力のあるうちに片づけに向き合えて、自分の本心も自覚できてよかった。

 

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片づけ開始から終了と思えるところまで、時間はかかっても行動して続けてみたから知ることのできた、自分なりの結果です。

何も動かなかったら、今もこの先も、なんだか落ち着かない部屋だなと思いながら、的外れな収納の工夫を繰り返したり、物の多さを棚に上げて掃除しにくい・・などとぼやいていたかもしれません。

(その後も徐々にできた自分なりのルールで、定期的に捨てたり買い替えたりしているので、かつてのように物が増えすぎることもないです)

尻込みせず、気が済むまで思いきって片づけようと決めてみる。

・何のために片づけたいかをもう一度考え直す。
・片づけに対する過度な期待や不安を持たない。
・まずは気が済むまで、淡々とゴールに向かって歩くかんじで片づけを進めてみる。
(自分の持ち物の片づけだけに集中する。家族や同居人がいる場合でも他の人の分は気にしない)

 

自分が納得できる量まで物を手放す、あるいは途中でそれほど減らす必要がないと判断する。いずれにしても、一度片づけに取り掛かってみると、その状態が自分に何をもたらすか知ることができます。

 

片づけなければ、ビフォー・アフターの自分の心理は永遠にわからないので、気が済むまで片づけてみるしか、気持ちのもやもやの解決方法はないような気がします。

(それでも物を減らすこと捨てることに不安や怖さを感じる場合。可能な範囲で実家やトランクルームなどに預けながら、徐々に物を減らすなど工夫をしてみても。ただこれは根本的解決にはならないので、あくまでも一時策として)

 

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所有物の適正量や心地よさは、やはり本人にしかわからないこと。

責任を持って最後まで片づけてみよう決めて、とにかく実行してみれば、必ず自分なりの結論を知ることができるのではと。

片づけ自体も大切ですが、片づけ後の自分の感情の変化にスポットを当てて、そこに好奇心を持って作業してみるのもなかなか面白いことです。

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