虫刺されに重曹が効くらしいので試してみた。



「重曹」が虫刺されの時に力を発揮するらしい。

そんな重曹の使い道を初めて知り、早速その効果を試す機会があったので、書き留めます。

重曹は、「掃除と消臭」しか使い方を知らなかった。

「重曹」はクエン酸や純石けん(無添加石けん)などとともに、日々の掃除に欠かせないアイテムとなっています。

 

元々、重曹を使うようになった経緯は、用途別に複数ある洗剤類の多さにげんなりしていたことと、(効果的なことはわかっていても)それらの成分に多少の不安も感じていたことです。

常に家の中にゴロゴロといくつもの洗剤があるけれど、本当にこんなに必要なのだろうかと思い始めていた頃。ネットであれこれ調べるうちに、ナチュラル洗剤(重曹、クエン酸、酢、純石けんなど)という存在を知りました。

 

これで洗剤成分をいちいち気にすることもなくなり、ごちゃごちゃある複数の洗剤からも解放されると思い。ネットで調べたり、ナチュラル洗剤に関する本を読んだりして、少しずつ重曹などでの掃除を実践し、その使い方を学んでいきました。

 

それから何年も経ち。今では、ナチュラル洗剤が生活の中のスタンダードになりました。

重曹は、虫刺されにも使える。

使い方もある程度定番化していたそんな中で、久しぶりに重曹などについての本を読みたいという気分になり。

(手持ちの本は、数年の片づけを通して徐々に手放してしまい、ナチュラル洗剤の本も今は持っていなかったので)

自分がまだ知らない何か新しい使い方が見つかれば、という期待感で、こちらを購入してみました。

『重曹 超簡単ナチュラル暮らし 掃除、歯みがき、加齢臭、虫さされ、化粧落としなど22の活用法』

 

すでに実践している重曹の使い方ももちろん紹介されていましたが、聞いたことはあってもまだ試したことのない内容も多く、今後新たに取り入れていけたらと思います。

そして、今回読んだ本の中で、個人的に一番タイムリーだと思ったのが、「重曹が虫刺され対策になる」という内容でした。

重曹と言えば、主に消臭と油汚れ(掃除)に効果があり、実際それらの使い方しか知らなかったので。

 

●重曹での虫刺され対策について、本の一部を簡単にまとめてみます。

・これは著者も知らなかった使い方で、山歩きやハイキングが趣味の知人から聞いたというもの。

・その知人は、山歩きに重曹を持参し、蚊に刺されたら皮膚にすりこむ、という使い方を教えてくれた。(殺虫・防虫スプレーなどは使わず。長袖で虫刺され予防し、それでも刺された時用に重曹を持ち歩いていたそう)

・蚊の唾液は酸性で、重曹はアルカリ性だから、重曹で蚊の唾液を中和する、という考え方に基づいて行っている使い方。

 

・・・

他に詳しい化学的な説明は書かれていませんでしたが、重曹を掃除に使う時も、酸性の油汚れをアルカリ性の重曹で中和して落とす、というものなので。蚊の唾液が酸性なら、確かに重曹は効き目がありそうです。

重曹は粉状で、そのまま皮膚に塗るのは難しかったため、著者はグリセリンを混ぜて使用していたそうです。

(ちなみに、著者のお子様が小さかった頃アトピーで、市販のかゆみ止めをつけると、しみると言っていやがったそう。この重曹で作ったクリームにしたら、痛がったりかきむしることも少なくなり、お子様が小学校高学年になる頃まで、虫刺されには重曹クリームを使っていたとのこと)

(引用:『重曹 超簡単ナチュラル暮らし』

◆虫さされ用重曹クリーム

・用意するもの
重曹(パウダー状のものがおすすめ) 小さじ1
グリセリン 小さじ2分の1~1
ペパーミントのエッセンシャルオイル 1滴

・作り方/使い方
① 密閉容器にグリセリンを入れます。
② ①にエッセンシャルオイルをたらします。
③ ②と重曹をよくまぜ合わせます。
④ 必要に応じてさされたところに適量をすりつけます。
⑤ 保存はふたをして。1週間から10日を目安に使い切ります。

注意点として。
市販されている重曹には3つの種類があり、

1.薬として薬局やドラッグストアが扱っている日本薬局方のもの。
2.食品売り場などで手に入る食品添加物。
3.掃除用として売られている工業用。

上記のように肌に重曹を使う時は、1か2がよいそうです。(※1と2は口に入っても安全なもの。3は食べられないもの。それ以外はどの重曹も機能に変わりはないとのこと)

自身の虫刺されに使ったら、かゆみがおさまった。

こういう時、運よくとは言わないと思いますが。この本で重曹クリームのことを知った翌日、いつの間にかあった虫刺されを足に発見。しかもけっこう腫れてかゆみも強い。

あまりにタイムリーだったので、早速、本を参考に「虫刺され用重曹クリーム」を作って、患部に塗ってみました。

 

今回は、ごく単純に「重曹+植物オイル」で、重曹のペーストを作りました。

重曹がオイルを吸い込むので、様子を見ながら皮膚に塗りやすい硬さにしていくとよいと思います。

(グリセリンは持っていなかったので、手持ちの植物オイル(ホホバオイル)を代わりに使用。ペパーミントのエッセンシャルオイルの代わりに、この夏も大活躍のハッカ油を混ぜてみようと思いましたが、純粋に重曹だけでの効果を知りたかったので、今回ハッカ油は入れませんでした)

 

(ちなみに、ほどよい小さな密閉容器がなかったので、ラップを適度な大きさに広げカットし、3重くらいに重ねた上で重曹のペーストを作りました。ラップの上からもみ込みながら混ぜるので手も汚れず、使用後はラップを上部でまとめて口をねじりゴムで留めておくと結構密閉状態になります。少量ならこれでも大丈夫そう)

 

刺されたところが足だったので比較的塗りやすく、衣類もこすれにくい場所だったので、初めて重曹クリームを使うには試しやすかったかも。

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すでに赤みが広がりはじめていたので、患部とその周辺にも広めに軽く塗りました。ぽんぽんと薄く置くかんじに。(重曹は研磨剤としての働きもあるため、皮膚をあまり強くこするとあとで痛くなりそうと思ったので、軽めの圧で)

 

この重曹クリームを塗る直前まで、結構なかゆみがありましたが、塗ったあとは夜まで何事もなく(かゆみも痛みもない)、かなり感激しました。(夜お風呂で流すまでに、塗り直しは1度だけ)

市販の虫刺され用塗り薬でも、途中で何度もかゆくなることもあったので、この重曹クリームの持続力はなかなかすごいのではと。

(以前はよくかゆみ止めパッチを使っていましたが、ある時なぜかパッチでかぶれてしまい、それから使用を控えていました)

 

乾いてくると若干重曹の白い粉が浮いてくるので、そのあたりは市販の虫刺されの薬とは異なる部分かもしれません。

粉っぽさは塗る場所によっては気になるかもしれませんが、その際は、時々ウエットティッシュなどで拭き取り再塗布したりすれば、それなりに対応できるかなと。(衣類に多少の重曹が付いても、洗濯すれば大丈夫そう)

それ以外は全く問題なく、個人的にはかなりの効果を感じました。

 

蚊などの虫刺されあとというのは、かゆいのでかく→かいたあとにヒリヒリ痛くなる、といったパターンも多くなかなかやっかいです。それなのに、この重曹クリームのおかげで、1日中何も感じることなく過ごせたのは、精神的にもとても楽で助かりました。(虫刺されひとつで、いらいらしたり集中力がなくなることもあるので)

あとは重曹クリームをしばらく続けて、虫刺されあとの具合や回復の様子を見ていこうと思います。

**

重曹の違った新しい活用方法が見つかればと、何となく気になって読んでみた本ですが、夏というまさに必要な時期に、思いがけずよい方法(虫刺されケア、対策)を知ることができてよかったです。

(アウトドアが好きな人々には周知のことでも。重曹と言えば消臭と掃除、と思っていた私にはうれしい収穫でした)

まだまだ暑い日が続くので、自作の虫除けスプレーと虫刺され用重曹クリームのお世話になる機会は結構ありそう。

・汗もニオイも虫除けも、このアイテムの兼用ですっきり。

 

皮膚への影響は人それぞれなので、何事も一概には言えないけれど。少しでも自身の肌に合った、安心・安全な重曹、ナチュラル洗剤の使い方を、これからも見つけたり試したりしていこうと思います。

(◆追記)

虫刺されあとに、初めて使ってみた自作重曹クリーム。その後、痒みがぶり返したり変に患部が広がったりということもなく、きれいに治りました。これにはちょっと感激です。
(3~4日間ほど、1日に1回重曹クリームを塗る程度でしたが、とにかく痒みが出ないのでその後は放置していたら、治っていました)

 

普段虫に刺にされると、市販の薬を使用しても痒みがぶり返したり、(体質的なものなのか)膿んで広がってしまったりということがよくあります。今回はそれらが一切なく、気づいたら消えていました。

「虫刺され」とひとことに言っても、蚊以外にも色々あるので、何にでも効果が見られるわけではないにしても。重曹クリームひとつで、こんなにあっさりと痒みがおさまり治ってくれたという事実は、やはりうれしいものです。

もし専用の薬がなかった場合でも。家で「重曹」の買い置きを切らすことはめったにないので、ひとまずすぐに重曹クリームを作って虫刺されケアすることができるという安心感は、なかなか大きいもの。今後も暮らしの知恵として活用していこうと思います。

(関連:)・今年の虫除け・虫刺されケア。重曹、ハッカ油、ワセリン・・で乗り切る。

 

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