脱・化粧品、脱・石けん、シャンプーはできるのか。長期戦の構えで試してみる。

ここしばらく続く、肌のピリピリ感をなんとか改善したいと思っていて。
・肌断食を考える。季節の変わり目に起こるピリピリ肌をなんとかしたい。

 

以前から気になっていた、スキンケアの本を買って読んでみました。(化粧品を使わないスキンケアを提唱しているものです)
『宇津木式スキンケア事典 化粧品をやめると、肌はよみがえる』

肌断食という言葉や、化粧品を使わないスキンケアというのは聞いたことはあっても、具体的な方法をきちんと読んだのは初めてです。

宇津木式スキンケアを読んで、強く思った二つのこと。

  1. 本当に様々なものを断つスキンケアであること。(顔だけでなく全身)
  2. 実践するのにも、結構な覚悟がいるかもしれないこと。

ひと通り本を読んで、より強く感じたのはこの2点です。

 

細かい方法や注意点などは色々ありますが、本当に余計なものは使わない、水洗いが基本です。

あとはとにかく徹底して、化粧品をやめることで、本来の健康な肌へと回復していくとのこと。

それだけ聞くと、誰でも比較的簡単そうに実践できるのではと思うのですが。

長年、多くの化粧品を使い手厚いスキンケアをしてきた人ほど、化粧品をやめていく過程で、肌への反応が強そうです。肌が回復・改善していくための一時的な症状とわかっていたとしても、もし自分にも同様の反応が出たら、あまりにも辛そう・・。

(例えば。極度の乾燥肌、粉拭き、皮がめくれる、角栓やニキビなど皮脂分泌がひどくなる等々。他にも皮膚炎など様々な反応が出ることもある様子)

もちろん個人差があることなので、すべての人に同じ反応がでるわけではないとのこと。

たいした問題もなくすんなりと化粧品類を断ち、肌の回復(皮膚の細胞が整う)が早い人もいれば、辛い症状が出て、改善されるまでに長い期間(時には数年単位)がかかることもあるようです。
(早めでも2~3ヵ月、1年くらいは、途中辛くても忍耐で乗り切る必要がありそう)

イメージとしてはいわゆる薬抜きのような期間が、改善のために必要ということのようです。

このあたりは本当に人それぞれなので、無理のない範囲で実践していくのがよいかなと。

早く皮膚を回復させたいなら、一気に化粧品やこれまで行ってきたスキンケアをやめた方がよいけれど、難しい場合は、化粧品類を使う頻度や種類を徐々に減らし、最終的にはゼロに近くするという形でもOKとのこと。

いずれにしても、即効性を期待するのではなく。ある程度長い期間、それなりの覚悟を持って試していく必要がありそうということで、ちょっと気を引き締めているところです。


宇津木式スキンケア事典 化粧品をやめると、肌はよみがえる

宇津木式スキンケアの主な実践方法。

実践にあたっての細かい理由や注意点も、他に色々ありますが。まずは、自分の頭を整理するためにも、そのスキンケア方法をざっとまとめてみます。

 

  • 基礎化粧品もファンデーションもやめる。
  • 水洗顔が基本。「ぬるま水」(ぬるま湯ではなく、34~35度かそれ以下のぬるま水)で洗う。
  • ファンデをつけた日は、純せっけん(いわゆる無添加石けん)で洗顔。(クレンジングや洗顔料は使わない)
  • ケアで使用してよいのは、純度の高い「ワセリン」。米粒・ごま粒程度の量でOK。つけすぎはNG。(植物性のオイル(ホホバオイル、スクワランオイルといったもの)も使わない)
  • ポイントメイク(口紅、眉、アイシャドーなど)は許容範囲。
  • 日焼け止めもなるべく使わない。(ファンデ同様、純せっけんで洗顔。1度洗いでOK、2度洗いは厳禁。外出などで紫外線を浴びるのが連続15分以下なら、日焼け止めをつけないほうが肌のためにはよい)
  • 化粧品を断ったついでに。シャンプー、リンス、純せっけんもやめて、ぬるま水で洗うようにするとなおよい。
  • 顔も体もごしごし洗わない(ぬるま水洗いで丁寧に)。タオルでこするように拭かない。
  • カラーリングもできればやめる。(ヘアダイをやめるのが難しい場合は、自分に合ったヘナかヘアマニキュアを。ヘアダイより害が少ないので)

 

・・・

こうして見てみると。ごく当たり前に使っていたスキンケア用品、衛生用品といったものを全てやめる・断つというのは、思った以上にハードルの高いものに思えてきます。

例えば、日焼け止め。使わないのが肌には一番望ましくても、1日中屋外にいるような場合は、やはり必要なものとなったり。

仕事柄や生活パターン、肌質の傾向などは、皆異なります。1日の多くを外で過ごす、家や会社の建物内で過ごす、レジャーで海や山に行くなど、その時々の行動に合わせて、個々に判断し対応していく必要はありそうです。

脱・石けん、脱・シャンプーに向けて。少しずつ進んでみる。

長年、肌によくないもの負担のかかる化粧品で行ってきたスキンケアというのは、想像していたよりもずっと皮膚の底からダメージ与えるものだったのだと感じました。

 

ひどい皮膚の炎症で、皮膚科の先生にファンデーションをやめるように言われて以来、日常の基本は日焼け止めくらいです。

(30代に入る前にはすでにファンデーションは使わなくなっていましたが。いわゆる基礎化粧品は、刺激の少ないものを求めて試行錯誤を繰り返していた時期が、その後何年かあります)
・「コラージュ石鹼」が、肌の悩みと向き合うきっかけになった。

 

すでに充分シンプルケアだと思っていましたが、宇津木式スキンケアを読むと、私にもまだ改善すべきところがあることがわかりました。

現状と今後改善していく部分。

◆現状

今使っているもの。

・日焼け止め(香料・保存料等無添加。石けんで洗い流せる低刺激タイプ)
・ポイントメイク(口紅、眉、アイシャドー)
・リップクリーム
・植物オイル(オリーブ、ホホバオイルなど)
・純せっけん(無添加せっけん)
・シャンプー、リンス
・カラーリング(2ヵ月に1回程)

 

顔や体全体の皮膚の状態。

・顔は、おでこと鼻はやや脂性、ほおは乾燥ぎみ。(おでこのシワやほおまわりのシミ、肌のくすみが年々気になってきている)

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・顔の皮膚は、特にトラブルがない時でも、ちょっとざらつきや重さをかんじることが。ほおは、皮膚が薄くなってきているのか、日によってはヒリヒリとした痛さを感じることも。

・体は、首・デコルテ・肩のあたりの肌のざらつきが気になる。

・頭皮は特に大きなトラブルはないが、シャンプー時に脂分が少し気になる。髪が年々パサつきやすくなっている。

・手や足(ひざ下~)が乾燥しやすい。

 

・・・

手持ちのスキンケア/衛生用品は、何年もかけて、上記のような状態にまで絞りました。

たびたび皮膚の炎症などがあっても、スキンケア用品でこれ以上改善するのは難しそうと、半ば諦めているところもありました。

宇津木式では、ファンデーションや基礎化粧品のみならず、純せっけん、シャンプー、リンスまで、最終的にはやめることが望ましいとされています。

 

ここまですべて断つという選択肢は、自分一人ではなかなか思いつけなかった部分。(こういうのを固定概念というのでしょうね)

汚れを落とすのに、石けん類は必要なので、せめて無添加のものや、低刺激のシャンプーをと思ってきましたが。それすらもいらない生活があるなんて、というかんじです。

 

そして、本を読んでいる間に、何度も出てきた「界面活性剤」という言葉。

あらゆる化粧品や洗剤などに含まれ、体にとってよくはないという認識はありましたが。こうしたものが年月をかけて皮膚の細胞をこわし本来持つ力を失わせている、ということは改めて心に留めておこうと思います。

◆改善できる点、改善が難しい点。

すでにシンプルケアの私が、さらに皮膚の状態を改善するためにできることは限られています。

 

●改善できる点

・シャンプー、リンスをやめる。

・体を洗うときに使っていた純せっけんをやめる。

・植物オイルでの肌ケアをやめ、ワセリンのみにする。(植物油や動物の脂は酸化しやすいが、純度の高いワセリンは酸化するまでに数年かかるとのこと)

・洗顔も体洗いも、ごしごし洗いをやめる。(こすらず丁寧に洗うことは、気をつけていたつもりでも。汚れが落ちそうでつい力が入ってしまうこともあったので)

・一般的なカラーリング剤やカラートリートメントをやめ、できればヘナに切り替える。(自宅で短時間に済ませられるカラーリングは便利だけれど。毎回皮膚へのダメージは感じながら、仕方なく使っていたところも。以前からヘナの存在は気になりつつも、時間がかかりそうなのと染まり具合のこともあり躊躇していたので、これを機にヘナを試してみる予定)

・・・

すでにポイントメイク程度でファンデーションも使っていないので、大きく改善できる点は、これらに絞られます。

頭皮も顔も体の皮膚も、すべてつながっています。仮に、顔を水で洗っても、毎日シャンプーを使えば、皮膚に悪影響のある成分が、顔や体にも流れ、年月をかけて肌を傷めることに。

 

たったこれだけのことを改善するにしても、ずっと使い続けてきたものを急にやめるのは、それなりに勇気もいります。(石けんやシャンプーを使わないと、汚れや臭いも気になるし、肌に脂っぽさが残って気持ち悪かったり。髪のごわつきが気になったり)

より多くの化粧品(ファンデーション、化粧水、乳液、美容液、パックほか)を長年使い続けてきた場合なら、それらすべてをやめる不安や、それにともなう皮膚の反応は、さらに忍耐を要するのではと。

 

健康な本来の皮膚を取り戻すためのスキンケアでも、すべての人が同じ方法で同じだけよくなるということではないし、とにかく個人差があるということも踏まえつつ。

一気にではなく、まずは徐々に減らすことから始めていこうと考えています。

 

●改善が難しい点

やめるのが難しいのは、

・日焼け止め。
・洗顔時の純せっけん。(日焼け止めを使った時は、洗い流すのに必要なので)

・・・

短時間でも赤くなりやすく、ひどいとやけどのようになってしまうこともあるので、日中・外出時の日焼け止めは必須です。

これまで家の中で過ごすときも、紫外線が気になり日焼け止めを使うこともありましたが、まずはそれをやめ。日焼け止めを使わなくてよい場面では、しっかり断つ、というあたりから実践していくことに。(それにともない、純せっけんを使う回数も減らしていけたらと)

脱・石けん、脱・シャンプーを試した感想。

早く始めれば、早く結果がわかる、ということで。

本を読み終えてから、早速、宇津木式スキンケアをスタートしてみました。

 

まずは2日間実践した感想。

・朝、純せっけんを使わず水洗顔はクリア。ちょっとすっきり感はないけれど、慣れればなんとかなりそう。

・日焼け止めも、1日は使わないで過ごしてみた。手間としてもラクでよい。

・夜の洗顔、体洗いに純せっけんを使わないのは、ちょっと気持ち悪い。すっきり感がないというか。汚れやニオイの取れ具合も気がかり。

・シャンプーを使わず、髪もぬるま水のみで洗うというのはかなり辛い。どれだけ丁寧に洗っても、頭皮の脂分が残るかんじで落ち着かない。特に夏場なのでニオイも気になる。(洗髪直後は髪のぺったり感に、ドライヤーで乾かしたあとは髪のごわつきに、若干気が滅入った。どうにか我慢)

・たった2日なので特に目立つ変化はないものの。顔もつっぱらず、ひどい肌のピリピリ感もなく過ごせた。(植物オイルは使わず。新たに購入したワセリンも、まだ本格的には使っていない)

 

こんな具合でなんとか乗り切りましたが、いきなり毎日の実践は無理そうなので。

純石けんやシャンプーを使う日を、1日置き、2日置き、3日置き・・、というかんじで減らし。徐々に「ぬるま水」生活にシフトしていけたらと思っています。
(と言いつつ。石けんやシャンプーを泡立たせて、しゃかしゃかと気持ちよく洗いたい願望に対抗するのは、想像以上に大変そう。いずれ慣れるのでしょうか、ちょっと不安)

 

********

今後の過程で予想される、皮膚の反応に若干おびえつつ。(湿疹が出たり、炎症がひどくなったり、極端な脂性や乾燥肌が起こらないことを願うばかり)

思った以上に、脱・せっけん、脱・シャンプーへの道のりは長いかもしれないけれど。

様々なケア用品から解放された、健康で丈夫な皮膚を目指して、気長に続けていきます。(今後の経過もまた追って)

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