わりと長く続いていた、「1日5分掃除の習慣」。ちょっと変則的にしてみようと色々試したら、かえって疲れてしまい。
休んだり、モチベーションに頼ったりしないほうが、負担が少なそうです。
何かを習慣化したいと思ったら、あまり考えすぎず、淡々と行ったほうが続きやすいかも、という話です。
・5分間掃除の習慣が続いている理由。気分を変えたくて、掃除の習慣を断続的にしてみたら、思った以上に面倒な気分になるものだと、あらためて気づきました。
5分でも10分でも、基本は休まず、毎日ゆるゆる続けているほうが、行動も気持ちも軽くてラクです。
【習慣化のコツ】休まず、モチベーションに頼らないほうが、継続もしやすい。
「ものごとの習慣作り」については、さまざまな考え方があると思います。
よい、わるい、楽しい、飽きる、効果がある、行動や思考が固定化しやすい、、等々。
いずれもそれなりにうなづける部分はあります。
ただ、掃除の習慣化に関していろいろ試してみて、個人的にはこの3点だけ意識して、あとは淡々と自動的に行うかんじのほうが、ラクな気がします。
□ 基本は、休まない。(体調不良、緊急時などは除く)
□ モチベーションに頼らない。
□ 余計な感情を入れない。
掃除は、時間でも場所別でも、やりやすいかたちで区切ればよくて、とにかく「毎日掃除をする」というアクションをとることが大事なのかも。
習慣のメリットは、余計な思考が出てこないこと。
習慣のよい点は、すでにやることや行動する内容が決まっているので、余計な思考が出てこないところだと思います。
一見すると、単に思考停止なだけ、とも捉えられますが。
「習慣にしたいこと」について、毎回あれこれ思いわずらっていたら、かなりの時間や精神的労力を使うことになり、しんどくなります。
習慣の例としてよくあげられる「歯磨き」。毎回、磨くか磨かないか考えていたら、遠からず虫歯になったり、他の病気を併発したりしそう・・。
結局は、自分が困ることに。
掃除はもちろん、他の習慣でも同様のことが言えるのかも、と思います。
いずれは自分に跳ね返ってきそうなわるい習慣なども、できるだけ「よい習慣に置き換えていく」ことが大事。
そのためにも余計な思考をはさまないほうが、自動化・継続もラクにしてくれるのでは。
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(余談: ニュースなどで、シームレスファッションとかシームレス交通なんて言葉もたびたび見かけますが、シームレス(seamless)は「継ぎ目がない」という意味だそう。
日常生活でも、シームレスというか、習慣によって意識しなくても一連の行動がうまくつながりあっているほうが、何かと楽でスムーズ。ストレスも少なくできそうと思ったりします)
毎回考えていると、かえって疲れる。
これは、片づけの「選択・決断疲れ」と似ていると思います。
・「捨てる、残す」を考えて、片づくまで「選択、決断」が続く → 疲れる
やるべきことや習慣にしたいことも、毎回考えていると、どうしても面倒な気持ちが出てきます。
・不定期で掃除する → 今日は掃除するかしないか迷ったりする → 気分も思考も疲れる
・毎日の掃除が習慣化されている → ほぼ自動的に行う → 気分も思考も疲れない
その時々の体調などで波はあると思いますが、ざっくりわかりやすく考えると上記のかんじ。
習慣化(自動化)のほうが、ずっと安定してものごとをこなせるのではと思います。
習慣化も、試す過程で自分に合った方法を見つけていく。
今回は、自身の掃除の習慣を例に書いてみました。今後は、また元に戻し、毎日5分(日によっては10~20分)程度の掃除を続けていくことにします。
・基本は、休まない
・モチベーションに頼らない
・余計な感情は入れない
上記の3つは、これから新しくよい習慣を作りたい場合にも、応用できるかもしれません。
日々のちょっとしたことでも、工夫、改善、自分なりの納得ができると、気分もよくなったりします。
習慣にも、人それぞれのスタイルがあるはずなので。
いろいろなやり方を【試す過程】で、自身に合った習慣化、継続しやすい方法を見つけていけると、気持ちも行動もぐっとラクになっていくのではと思います。