買い物依存しているかもと感じたら、色彩で自分の心を読み解いてみる。



買い物依存、ずっと部屋が片づかない、暴飲暴食、睡眠不足、、、等々。

本当はそうしたいわけではないのに、その行動がやめられなかったり。自分でも理由がわからず、いつも何かにモヤモヤしている感じで辛い・・。

何か少しでも解消できる方法があればいいのに。

 

なぜか惰性的な行動を続けてしまう、無理をし過ぎてしまう、そして、その原因を言葉でうまく説明できなかったり。そんな経験を持つ人も多いのでは。

自分でも言語化できない感情・感覚に気づかせてくれ、補ってくれるもののひとつとして「色」に着目してみると、今まであいまいだった深層心理を知るきっかけになるかもしれません。

 




「色彩」で普段は気づかない感情・心理を見てみる。

こちらの本の著者は、フランスのブランド(シャネル)の日本法人に長年勤務。現在は、色彩心理の専門家として起業し活動されている方です。

仕事にやりがいは感じつつも、どこかで満足できず。気づけば、買い物依存に陥り、部屋は物であふれかえっていたそう。

以前から関心のあった色彩について学んだことから、自身の葛藤(~すべき/~したい。相反する感情)に気づいたといいます。その後退職し、色彩心理の道で独立。

(引用:)

家に帰ると多すぎるモノにエネルギーを吸い取られ、疲弊する毎日です。意識していなくても潜在意識は常に働いて、溢れるモノたちを認識していて疲れるのです。見るたびに「お金を使い過ぎてしまった罪悪感」にもさいなまれ続けます。

 

「色」は、うまく言語化できない感情を教えてくれる。

最初のほうに出てくる「12種類のぬり絵」。この中から、今の自分のイメージ(直感)に一番近いものを選ぶ作業がありますが、あとからの解説もとても興味深いです。今の自分を客観的に見るよい機会にもなるのでは。

その後、18色の「色彩心理」についても、それぞれの色が持つ意味など解説があります。(色の意味には、よいわるいということではなく、ポジティブとネガティブな側面があるなど)

 

色の好みが比較的一定している人もいれば、頻繁に変わる人もいたり。

それぞれのタイミングで色の意味を読み返してみると、日々の生活や人生の変化にも気づきやすくなるかもしれませんね。

 

(最後の章には、様々な人々のぬり絵の事例も。それぞれの人生と重ね合わせながら、色の表現が読み解かれて、こちらも面白いです。

選ぶ色、色の塗り方、全体のタッチ、雰囲気など、本当に人それぞれ。そのときの、その人の感情・人生が表れていることが感じられます。自身と似たようなケースから、何かヒントになることも見つかるかも)

潜在意識に隠れた本当の望みに近づく。

・人が自分でわかる意識(顕在意識)の部分は、0.5~1割程度。

・人が自分で気づいていない無意識(潜在意識・深層心理)の部分は、9割以上。

人は自分でコントロールできない意識の部分が、大半を占めるそうです。

それを知ると、例えばモヤモヤしたりイライラしたり、なぜか言葉でうまく言い表せない感情があっても、ごく自然なことだと捉えることもできます。

 

「色彩」という言葉以外の方法が、自分への理解を深めたり、自身を受け入れるきっかけを作ってくれる。そして、それぞれの色が持つ意味・要素が、自分の中でどのようなバランスをとっているのか(不足ぎみ、あるいは過剰ぎみ)。

それを確認・自覚することで、はじめて自分の望みに近づくための行動も取れるようになるのかもしれません。

 

(引用:)

人がある色に惹きつけられる大きな理由は、その色のイメージ・意味が自分の気持ちにマッチしているからです。その時の心と身体に必要な色を無意識に選んでいます。

「そのイメージに包まれている時、気持ちを代わりに語ってくれる色」に惹かれることもあれば、「その色のイメージが足りなくて、求めている時」に惹かれることもあります。

 

ネガティブな感情に向き合うことで、必要な色も見えてくる。

色の意味を知り、現在の自分の感情を知っていく過程で、辛いことを思い出したり、様々な経験や記憶に向きあうことになったりして、複雑な気持ちになることも。

けれど、そのネガティブな部分も認識してからのほうが、その後、ポジティブな色(今の自分に必要な色)を取り入れる効果も出てくるようです。

 

(引用:)

少し辛いこともありますが、自分のタイミングで、ネガティブな感情とも向き合いましょう。心を解放し、自分のすべてを受け入れてから、ポジティブな色のイメージ効果を取り入れていきたいのです。

 

(色の意味を読みながら。個人的にも、過去に好きだった色、よく身の回りにあった色を思い出してみると、ネガティブ・ポジティブの両方のうち、強めに出ていた要素などを振り返ることができました。

買い物依存とまではいかなくても、いらない物を買い過ぎていた時期や、人に合わせ過ぎて疲れていた時期、、等々。少し重い気持ちになったり、懐かしさもあったり、色々です。

黒系が多かった頃、オレンジ系が好きな時期、ラベンダーのような色を好んだ時期、苦手意識を感じた色など、様々。最近はライトな寒色系に惹かれたり、それなりに変化している様子)

好みの色が変わったら、その都度「色」の意味を読み解いてみる。

買い物依存のみならず。様々な人生の転機で、本心が見えなくなり、自身でも説明のつかない行動をしてしまったり、心のモヤモヤが何からくるものかさえ自覚できないこともあるかもしれません。

そんなときは、「色」という感覚的なツールもあることを思い出し。

あまり焦らず、自分と向き合ってみるのにちょうどよい時期だと捉えてみても。(定期点検のようなかんじで)

ずっと同じ色を好む場合もあれば、気づくと数年ごとに好みの色が変わっていることもあります。

今好きな色を心地よいかたちで生活に取り入れていくことは、未来の自身の感情を大切にすることにもつながっていきそうです。

**

「色」に着目してみることで、自身の心理だけでなく、家族・友人・周囲の人の心の状態に気づかせてくれることもあるかもしれません。

 

部屋を片づけられない、なぜか買い過ぎてしまう、物を捨てられない、食べ過ぎ・飲み過ぎ、心配し過ぎ、つい無理をしてしまう、、等々。

もしも、原因がわからない、言語化できない感情を抱えていたら、ちょっとだけ「色」の力を借りて、その意味を読み解いてみては。

 

心の状態に照らし合わせて納得できる何かが見つかれば、本当はどうしたいのかがわかったり、具体的に動くことができたり。感情と行動の方向が一致してくると、心も軽くなりそうです。

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