雨の日の読書。幸せについて気にしすぎないほうが、身軽かもしれない話。


梅雨の湿気や蒸し暑さはちょっと大変。

けれど、雨の日の読書は、気持ちを落ち着けてくれたりもします。

寝る前に少しだけ心を軽くする考え方を読むと、睡眠の質も上がりそう。

こちらの本は、こんなときに読んでみると、より心を軽くするヒントが見つかるかもしれません。

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』

・なんだか色々考えすぎて緊張感がとれない
・どことなく気持ちが重い
・もう少し肩の力を抜きたい
・人生後半の生き方、考え方について知りたい
・長く生きて来て、なお現役で活躍する人の言葉を聞きたい

幸せについて気にしすぎないほうが、身軽かもしれない。

辛いより楽しいほうがいいし、不幸より幸せのほうがいいのは、誰しも思うところかもしれません。

ただ、あまりに「幸せでなければ」というところに重きを置きすぎないほうが、実は人生を過ごしやすくするのでは、ということです。

著者の中村恒子さんは、1929年生まれの精神科医で、現役で活躍されている方です。(著書は、同じく精神科医の奥田弘美さんにより、聞き書きされたもの)

戦前戦後という、今とはまったく異なる混乱の時代をくぐり抜け、89歳(出版時)になっても仕事を続けられている著者。語りかけるようなその言葉には、潔さ、強さ、優しさ、柔軟性などさまざまなものが感じられます。

時間を置いて何度か読むと、そのたびに心に留める内容も違ったりして、自身の変化を知るきっかけになったりも。

幸せへの執着も、心の荷物になる。

幸せ・不幸せについて、考えすぎたり執着しすぎたりしないほうが、体や心を病んだり消耗させたりすることも、精神的な重荷も、ずっと減らせるからです。

持ち物にしても行動にしても、自分の基準や意思を持っているなら問題ないとしても。

気づかないうちに、他人の価値に合わせて比較し、幸・不幸を決めてしまっていることは多々あるもの。

幸せに正解はなく、納得することが大事。

05「幸せでなければいけない」と、思わないほうが幸せ。余計な荷物は、おろしていく。

自分が幸せか不幸か、えらく気にする人がいます。そりゃもちろん、人間は幸せなのがいちばんです。

でも、「幸せでなければいけないか」と言えば、そんなことはまったくありません。

(中略)

他人さんと比べて幸せかどうか。そこに己が本当に求めている答えなんてありません。

そもそも幸せなんて感覚は、非常に不安定で頼りない感覚なんですわ。めったにずっと長続きしません。

そんなに大げさに考えず、喜びがあれば素直に喜んで楽しんだらええし、やらなければいけないことができたならば、「しゃあない」と割り切ってたんたんとやる。

人生その繰り返しと違いますか?

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』

うれしいことも悲しいことも、多様に混ざり合っているのが人生なのに、人はつい幸せというものばかりを考えがちです。

よいこともわるいことも含めて、その時々で自身が納得できるように行動したり、舵取りをできるように試行錯誤していく。

そういう思考の習慣を身につけていくことのほうが、大切なのかもしれませんね。

幸せに対するスタンスは、人それぞれでよい。

幸せに対する考え方は、人によっても、人生の時期によっても異なると思います。

・人生は何事も常に全力投球で進みたい。

・無理せずそこそこ楽しい人生がよい。

・人生で一番大事なのは仕事。寝る間も惜しまない。

・家族との時間が最優先。

・新しい知識を得るために勉強する時間が、今は一番楽しい。

・仕事、家事で疲れ気味。自分だけの時間を持てることが至福。

・遊びも趣味も、とにかく人と一緒に何かするのが楽しい。

・あらゆることに疲れて消耗。今は、何もしないこと睡眠時間を確保できることが優先。

、、等々。

もともとの性格や能力、年齢や生活環境の変化など、「幸せ」や「うれしさ」の感じ方にも様々な要素が絡み合っていて、その時々で変化もしていくので。

無理に、「幸せとは、充実とは、こうあるべき」という意識に縛られ過ぎることなく。

気持ちも考え方も、柔軟に。流動的でOKにしておくと、精神的な負荷は、ずいぶん少なくなるように思います。

無理のある幸せより、辛くならない心の持ち方を。

漠然と、幸せとか不幸とかについて考えると、本当に際限なく広がるものです。
(生まれた国、性別、家庭環境、生まれ持った遺伝子、、等々)

どれだけ考えたり努力しても、絶対的に変えられないことに気持ちを費やすのではなく。

手持ちの要素、変化させられる余地のあることの中で、毎日小さく何かしら実験を繰り返すような気持ちで、努力したり改善したりすると。

幸せ云々にとらわれ過ぎることもなく、あっというまに晩年になり。いい感じで、人生ゲームの「あがり」を迎えられるのかもしれません。

仕事、人間関係など、人生の中で起こる様々な悩みに寄り添うような著者の言葉に触れると。
・大きかった悩みを小さくできたり
・悩みの数を減らせたり

少しずつ何かに気づき、心を軽くすることにつながっていくのでは。

元気な時も、そうでない時も。

ほどよい考え方、捉え方を生涯学びながら、改善したいことに対しては、少しずつ行動していく。

こんなふうにできれば、人生はもっと生きやすく身軽になれると、あらためて思います。

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