陰徳、陽徳。よいことはこっそり行うこと。



なぜか自分だけ仕事の分担が増えている、損な役回りが多い、いつもの家事が負担に感じる・・。

些細なことなのに、なんだか気持ちがモヤモヤして重いとき。

すっきりと前向きに過ごすには、どんな考え方をすればいいのだろう。

 

日常の小さなことにもやっとしてしまうことは、多少の差はあっても誰にでもあることかもしれません。

そんな時、こんなふうに考えると、ちょっと気持ちが軽くなるというか。ゲーム的な感覚で、少し落ち込み気味だった日常にも彩(いろどり)や楽しさを取り戻すきっかけになるのでは。

 


「陰徳」という考え方を取り入れてみる。

陰徳は、人に見られずによい行いをすること。

早起きは三文の徳、人徳がある、徳を積む、等々の言葉は人生の中で何度も聞いたことがあるものです。

「徳」について調べると、すぐれた品性、恩恵、加護、富、生まれつき備わった性質など様々な意味があり、ざっくりとよい行いなどを含む意味合いと理解していましたが。

 

言葉としては聞いたことのある「陰徳」「陽徳」ということについて、あまり深く考えたことがありませんでした・・。

・陰徳=世間に知られないよい行い、善行。
・陽徳=人に知られるように行う徳行。

それらの概念は、以前読んだ本の中で少し書かれていて、改めて興味深く感じ。最近は何かあると、再び「陰徳・陽徳」ということを思い出して意識するようになってきました。

『思いどおりの人生を創るためのお金の鉄則10か条』 より)

・徳には大きく分けて2種類あります。陽徳と陰徳。この中で、陰徳のほうがはるかにパワーは強いと言われています。

・陰徳とは、「人に知られないようにする善い行い」のことなので、人に知れてしまうと陽徳になってしまいます。陽徳になるとパワーが落ちます。

陰徳を積むことが本当の徳を積むことになり、徳を積んだ結果、廻り廻ってわが身に返ってくることになります。見返りを期待して行為をしてしまうと、これは陰徳とはなりません。

 

日々の不満や負担も、陰徳の考えで遊び心を加えてみる。

もちろん、負担に思っている内容・事柄によっては、会社内、家庭内、友人関係などにおいても、きちんと冷静に伝えたり話し合ったりして、それぞれの役割を担ったり理解する必要があることも当然あると思います。

その一方で、誰がやってもいいしできる人がやればよいと思えるようなこと、自身にとって些細なことだと思えるようなことの中で、「陰徳」という考え方を取り入れていくと。まず自分の気分もよくなり周囲の人とも円滑に過ごせるようになる可能性も広がるのでは。

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小さなことで言うと例えば。

・家族が思うように家事分担を行ってくれない。 → (多少自分の時間は削られるが)自分でやってもいいかもと思い直す。

・よく利用する駅のトイレが頻繁に汚れている。 → (よほど急いでいるのでなければ)便座や床の気になった汚れを、簡単でよいのでさっとペーパーで拭いてから出る。

、、等々。

ものすごく大きな困りごとではないけれど、日常の中で感じる些細な不満や負担は誰にでもそれなにりあると思います。

 

日々何となく気持ちを重くしていたような、けれど小さな事柄から、まずは「陰徳」と心の中でつぶやいて。ちょっとだけ自身の思考や行動から変えて、できることからやってみると、思いのほかよい気分になれたり、怒ることが減ったり。

私も陰徳を意識するようになってから、気持ちが軽やかになったり、ゲーム的なわくわく感を覚えたりするように。

 

キーワードは、「人知れず、こっそりと」。

もしも多くの人々が、周囲に知られないようによい行いをしようと考えて、陰でこっそり・かさこそと動きまくろうとしていたら。そんな世の中を想像すると、なんだか小動物的な健気さや面白さを感じてちょっと和みます。

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人の評価や思惑、また自分の中の面倒くさいというやや怠惰な気持ちは、ひとまず脇に置いて。

そういうこととは関係なく。些細なことでも、自身がよいと思うことをきちんと行動に移す、実行するということが大事なのだろうなと思います。

人目に触れないよい行い(陰徳)のほうが、より徳を積めるそうですが、それを人に見られたからといって(陽徳)変に恥ずかしく思う必要もなく。

 

些細なことに、なんとなく気持ちがとげとげしたり重くなっているなと感じたら。

魔法の呪文のように、「陰徳」と唱えつつ。
いつでも自身の心に従って、よい行いをできるだけ(こっそりと)重ねてみると、フットワークも心も軽くなっていけるのかもしれませんね。

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