家の中にちょっとだけ残っていた「外貨」を、ようやく片づけました。
ずっと気になりつつも、収納の一角にこっそりと残り、放置していた外貨。ようやくすっきり手放せたので、今回はそのことについてです。
使わないまま部屋に溜め込んだり、滞ってしまったりするのがよくないことは、どんな物でも同じなのかも。
外に出して、すっきりさせることは大事だなと、あらためて感じています。
旅行で残った外貨の手放し方。
■ 募金(寄付)する。
ざっくりと調べてみて、海外旅行で余った外貨の手放し方として、現時点ではこれがいちばんラクな方法かなと思います。
(忘れなければ)空港や最寄りに設置された外貨募金箱に入れるのが、スムーズかと。
(できるだけ現地で使いきるようにしたり、頻繁に渡航予定があれば、特に問題もないと思います。
一方で、たまの海外旅行などでは、微妙に余った外貨を家に持ち帰り、そのまま忘れて時間が経ってしまうこともありがち。。)
残った外貨も、早めに手放す。
すぐに使う予定がないなら、外貨も早めに手放したほうがよいと思う理由としては。
・流通、循環してこそのお金だと思うから。
(部屋の不要品でも、外貨でも、滞っているのは本来の姿ではないので)
・使わない紙幣、コインなどを溜めておくと、その一角が微妙な雰囲気を醸し出すから。
(劣化が進んだり、独特なニオイがしたり・・)
・時間が経つほど、手放すのも面倒になってくるから。
(日本に帰国してから、他国の通貨を日本円に両替できるのは、一部の国の紙幣に限られる様子。
よほど珍しいもの等であればいわゆる買取店などで換金・買取してもらえるケースもあるようだが、詳しくはわからず。
外貨募金箱や、「ポケットチェンジ」という両替のための専用端末(電子マネーに交換、寄付にも対応)などを利用するのが、いちばん便利そう)
・記念として取っておきたい場合でも、一部に絞ったほうがよいかも。
【募金・寄付】で外貨もすっきり手放す。
空港も遠く、外貨募金箱も最寄りになさそうだったので。
安心感や自身の手放しやすさを考慮し、今回は、ユニセフ(unicef、日本ユニセフ協会)の外貨募金(郵送)を利用することにしました。
ユニセフでは、様々な種類の募金活動の一環として、外国のお金の募金活動も行っていて、現時点では募金方法が4つあったので、簡単にまとめてみます。
(※注意点として。
・受付しているのは、現在流通している通貨/紙幣・コインのみ。
・外国コインによる募金の場合、領収書の発行はされない。)
◆ユニセフ外国コイン募金、協力方法。
1. 空港で= 国内の主要国際空港に、外国コイン募金用の募金箱の設置がある。
2. 郵送または宅配便で= 日本ユニセフ協会の公式サイトに記載された指定の宛先に送る。内容物は「メタル」と明記。送料は自己負担。
3. 機内で= 日本航空の国際線(コードシェア便を除く全路線)で、外国コイン募金ができる。
4. 最寄りの募金箱へ= 三井住友銀行、JTBグループ、日本航空、毎日新聞社でも外国コイン募金箱の設置がある。(一部取り扱いのない支店・支局もあり)
私の場合、この4つの中から消去法で、2.の【郵送/宅配便】を選択することに。
行ったことは簡単で、下記のとおりです。
◆手順。
・残っていた外貨(紙幣、硬貨)を、いちおう国ごと袋に分ける。
・手元にあったクッション材など入れて、しっかり梱包。
・発送。(送料は自己負担)
(大きい額ではないけれど。コインは特に重量があるので、送り出したあとは気分もすっきり)
今回ユニセフのサイトを見て、数円、数十円、数百円、数千円・・、少しの募金や寄付であっても、多くの支援につながることをあらためて確認するよい機会になりました。
(「みなさまの募金・寄付でできること」のページに、具体的な記載がたくさんありました。151円で経口ポリオワクチン10回分、366円で子供用えんぴつ10本とノート10冊、、等々)
(※気になった場合は、公式サイト「ユニセフ外国コイン募金」や、その中の「よくあるご質問」などを見ると、詳細や注意点など確認できます)
◆ ユニセフ外国コイン募金
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今回は、外貨の手放し方についての内容でした。
頭の片隅で気にしつつも、なんとなくそのままになっていた外貨。
部屋の中でたいしたスペースを取っていたわけではなくても、手放したことで気持ちも軽くなりました。
物理的にというより、心理的なスペースが広がった感覚です。
(古いもの、使っていないものには、なんというか独特な「気」があるようで。放置するのは、本当によくないなと反省・・。手放して、ほっとしたかんじ)
外貨に限らず。使えても使っていない物、古くなって使わなくなった物など、「外に出す」「循環させる」という意識を、忘れずにいたいですね。
(追記)
その後、「ユニセフ外国コイン募金受領証」というハガキが届きました。
送ったことも忘れかけていましたが、確かに受け取ってもらえたとわかるのは安心できるものですね。
(「外国コイン募金」の場合は領収書は発行されませんが、協会に直接送った場合は、このように受領のお知らせが届くようです)
外貨募金は国連児童基金のために活用されるそうで、ハガキの中の一文が、とても印象的でした。(何かを変えていくには、本当に膨大なエネルギーと時間が必要)
皆様からのご支援を受け、1990年時点では、5歳の誕生日を迎える前に命を失う子どもの数は年間1260万人でしたが、2016年には560万人になりました。