「片づけが進まない・・」
停滞ぎみのときに、試したことをまとめてみます。
片づけの気力がまったく湧かなくて困る・・、そんな時期は誰にでもあるかもしれません。
個人的にも、定期的な片づけを心がけてはいるものの、なんだか気持ちが動かず、腰が重いという場合もあります。
(お天気もよく、春めいて穏やかな気候で、せっかく片づけもしやすい季節なのに。なんとかしたい。。)
そんなことを思いつつ、試したことは、いたって簡単です。
ポイントは、とにかく迷うスキをなくすことかも。
【片づけが進まない】困ったときに試したこと。
具体的には、下記のことだけです。
■ 「捨てる基準」を、そのつど変えてみる。
(自分がこれまでに行ってきた片づけの中で、思いつく範囲で、「捨てる基準」を複数書き出してみる。
そのときの気分に合わせて、捨てやすい基準を採用する)
やる気が起きないときに、少しでも片づけを進めるには。
上記のことが便利な理由としては。
□ とにかく、決断疲れや迷いをなくすことが大事だと思うから。
(片づけに慣れてきても、「捨てる/残す」の選択、判断、決断の回数は、できるだけ少ないほうがラク)
□ あらかじめ「捨てる基準」をいくつか用意しておけば、その時々で、どれかひとつくらいは当てはまると思うものがあるから。
「捨てる基準」を複数書き出して、やりやすいものを採用する。
今回、定期的な片づけのターゲットとした場所は、クローゼットです。
(このところの乱雑ぶりが気になりつつも、しばらくそのままにしていたので)
「捨てる基準」は、これまで読んだ片づけ本を参考にしたり、自分なりに思いついたものであったり、何でもよいと思います。
例えば。
・「ときめく、ときめかない」という基準。(こんまりさんの本より)
・「不要、不適、不快」という基準。(やましたひでこさんの本より)
・使える(使えそうな)ものではなく、実際に使っているものを残す。
・単純に古くなったから、壊れたから捨てる。(衣類、ファッション小物など、傷み具合を見過ごさない)
・過去半年~1年くらいのあいだに使っていなければ捨てる。
・放置している期間が思い出せないような物は捨てる。
・今後の1年のあいだに使う予定が思いつかない物は捨てる。
・決めた期間で決めた数の物を捨てる。(例えば1週間で20個、何かを手放すなど)
・多少でも判断に迷った物は捨てる。
・その物を見たときに、辛いことを思い出したり何かしらマイナスの感情を抱いたら捨てる。
・同じ物(または兼用できそうなもの)が複数あったら、必要なぶんだけ残してあとは捨てる。
・タグの文字色が薄くなってきたら捨てる。(タオルや衣類など)
、、ほか色々。
もちろん、毎回これらすべてを意識できるわけではなくても。
そのときの心身の状態によって、手放しやすい基準というのも変わったりするので。
臨機応変に、さまざまな「捨てる/残す」の基準を採用していくと、片づけの停滞からも抜け出しやすくなる気がします。
・・・
というわけで、今回の片づけ作業後、手放すことになったのは、合計16点。
・バスタオル 3枚
・長袖シャツ 3枚
・インナーシャツ 2枚
・冬用パジャマ 1着
・靴下 4足
・タイツ 2足
・手袋 1
(普段の片づけでは、捨てる物はそのまま次々とゴミ袋に入れていますが、今回は、あえて床に並べて捨てる前に数を確認してみました)
この中で、すでに買い替えで新しく購入した物や、次の秋冬に買い足す予定の物もあるので、トータルの数としてはそれほど変わらないことになるのかもしれません。
ただ、一時的にでも、16個のアイテムがクローゼットから減ると、それなりにすっきり感があり。物の新陳代謝も大事だなと思ったりします。
ちなみに3枚分のバスタオルは、今後も買い替え予定なしです。
(基本は、フェイスタオルやハンドタオルでことが足りるので、もう何年も前から、ほぼ使っていないバスタオル。
まだきれいなのでそのままになっていましたが、今回、すべて掃除用にまわし、しっかり使い尽くしました)

今回は、片づけが進まない、捗らないときに、試してみたことについてでした。
難しいことは何もなく。各自に合いそうな方法や手放しやすい基準を、いくつも用意してみることも、解決策につながると思います。
とにかく、「できるだけ、迷いや決断疲れをなくすには」、を念頭に置いてみることが大事かもしれませんね。
やはり、片づけは、そのときのメンタルに左右されることも多いので。
できるだけ着手しやすいように、「ちょっとだけやる」「簡単そうなところから」「基準を変える」、など。
そんなことを意識してみると、滞っていた片づけも、また再開するきっかけになると思います。