新年になり、1~2月は寒さも本格的になる季節です。
そんな冬の時期に片づけた「こたつ」のことを思い出したので。
コタツを手放すことになった経緯を振り返ってみます。
こたつを片づけてみる。(悪い習慣を手放す)
もうずっと昔の20代前半頃に、「コタツ」と決別することになりました。そう、あの冬のぬくぬくアイテムである、こたつ。
決別などと言うと大げさですが、要はコタツを片づけて処分したわけです。
それから随分後に来ることになった片づけブームなんて想像できないくらい、物を増やしてばかりの日々でしたが。
今考えてみると、あの行動も無意識に、【物と心の片づけ・整理】をしていたのだと思います。
かつては、(コタツ+私=怠惰)だった。
■ コタツをやめた理由ときっかけ
・学生の頃から冬のコタツが定番になっていて、一度コタツに入るとそこから出るのが面倒になったり、すぐに行動しなくなったり。
ぬくぬく暖かい誘惑は捨てがたい一方で、コタツがあると怠慢になってしまう自分に、少々嫌気もさしていた。
・コタツをやめる決定打になったのは、高熱を出したこと。
学生の時にもコタツで朝まで眠り込んで、何度か高熱を出した記憶がある。(たぶん大量の汗や水分不足のせい?)
その後社会人となっていたある日、また同じようなことをして、再びコタツによる高熱で会社を休む羽目に。
自分も熱で苦しいうえに人にも迷惑をかけ、諸々自覚が足りなかったことを反省する。
・大人の一人暮らしなのに、こんなことではいけない・・。体調管理もだらしない自分もなんとかしようと、ようやく思い至り。
体調が回復してから、何の迷いもなくコタツをやめることができた。
・・・
コタツ自体は、人を温めてくれるとても素敵な物なのに。節制できない自分のせいで、お別れすることになったのは、せつない限りです・・。
(コタツ自体をどうやって手放したのか、いまいち思い出せませんが、実家に送ったかその後の引越で処分したような)
きっかけはネガティブな動機ですが、結果としては、コタツとセットになっていた自分の「悪習慣」を片づけることができました。
今は、(ストーブ+厚着=身軽)になった。
コタツをやめてからその後も、一度もコタツを買ったことはなく。以来、冬は基本的にエアコンや電気ストーブで過ごしてきました。
2011年の震災以降は、少し変化も加わって、部屋の中でもカイロをよく使うようになったり厚着をしたりして、電気の使い方も考えるようになりました。
(それ以前は、エアコンと電気ストーブを同時に使用、一時的に部屋の温度を上げるなど、自分の行動が鈍くならない工夫に焦点を当てていたこともありましたが。今はそんな無駄もなく)
家の中で厚着をすると、ちょっと動きがぎこちないこともあります。
けれど、自分自身を温かくしつつ、ある程度の室温を保っていれば、特に困ることもなく。行動も軽くなるので何かと楽です。
もう昔のように、コタツに貼りついたようになったり動きが固まったりすることもないので、怠惰な自分をひとつは減らすこともできています。
(もちろんコタツがあっても機敏に動ける人には関係のない話です・・)
怠惰(怠慢)の反対語は勤勉。。
他の部分で怠惰な自分は常に存在するので(週末の夜更かしとか)、さすがに全てのことに勤勉とはいきませんが。
コタツにまつわるだらしない自分はもう見なくて済むので、少なくとも、そこに関してはほっとしています。
コタツと私の怠惰な関係を、あのころ見直しておいて本当によかったです。
コタツで寝込んで高熱を出すことはもうないので、個人的には、身に付いてよかった習慣のひとつと言えそう。

今回は、「こたつ」を片づけることになった経緯を振り返ってみました。
自分にとって明らかによくないなと、ひそかに思っている「悪い習慣」。
誰にでもひとつやふたつ、思い当たることがあるかもしれません。
何か心当たりがある場合は、今さらなどと諦めずに。
思い切って手放してみると、気持ちも行動もずっと軽くなり、よい変化を感じられるかもしれませんね。