「旧:楽天モバイル/格安SIMサービス/MVNO」から、キャリア回線になった「新:楽天モバイル/Rakuten UN-LIMIT/MNO」に移行しました。約2ヵ月が経った、現時点での感想です。
(更新: 2021/5月)
(参考)
- MVNO= キャリアの回線を借りて、格安SIMサービスを提供する事業者(旧:楽天モバイル)
- MNO= 自社で回線網をを持つ事業者(docomo、au、SoftBank)。楽天モバイルも2020/4より参入。
【楽天モバイル/Rakuten UN-LIMIT】に移行してから約2ヵ月、使ってみた感想。
ざっくり先にお伝えすると。楽天モバイルの自社回線「Rakuten UN-LIMIT」に移行したあとも、個人的には、特に大きな問題や困ったこともなく、わりと快適に使用できています。
とてもシンプルな料金プランなので、気楽に使えるのがうれしいです。(どの世代が使ってもわかりやすい料金体系は、以前の3大キャリアにはなかったかも)

■ 現状。(楽天回線の使用感)
・ 2021年4月上旬で、新:楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)の1年間無料キャンペーンが終了すると知ったので。3月に、旧:楽天モバイルからの移行手続きをした。(実店舗ではなくオンラインで手続き)
なので、来年(2022年3月)まで、月額料金は無料。
・ 楽天回線の開始(2020年4月)以来、サービス内容も随時アップデートされているようで、現在は「Rakuten UN-LIMIT VI 」になっている。
・ 楽天回線に移行して、2ヵ月ほど経過。ひと月の使用量は、約10ギガ。
・ 格安SIMサービス時代の旧 楽天モバイルから含めると、5年経過(6年目に入った)。
・ 地方在住で、一応、楽天回線のエリア内。移動中に、たまにパートナー回線(au)につながっていることもある。(あとからアプリで確認して気づく)
・ Rakuten Link というアプリを入れれば、SMSや通話もできる。(基本的には通話料無料。一部、特番通話など通話料が発生する番号もあり)
・ たまにテザリングでPCを利用することもあるが、ふつうに使えている。
・ ヘビーユーザーではないとしても、今のところ大きなストレスやトラブルもなく、わりと快適に利用できている。
・・・
あえて気になるところをあげるなら、下記の2点ほど。
・ 基本的には楽天回線で使えているが、たまにパートナー回線につながっていることもある。
(細かくチェックしているわけではないので、一見するとどちらにつながっているかわかりにくい。アプリで利用状況を確認して、あとから気づくかんじ。
パートナー回線は5ギガまで無料。
ただ、楽天回線エリアも順次拡大されているようなので、いずれは解消されると期待)
・ 回線混雑時には、動作がやや遅くなる。(とはいえ許容範囲)
(どの携帯会社を使っても、ある程度は同じような状況は起ると思うので)
***
ヘビーユーザーである、回線速度にこだわりがある、長距離移動が多い生活をしている、といった場合はそれぞれに検討も必要かと思います。
いっぽうで、比較的ライトユーザー、スマホの契約内容を見直したい、使いやすくわかりやすい料金プランがよい、といった場合は、楽天モバイルはよい選択肢になるのでは。
個人的には、大きな異変がない限り、当面このまま継続して使っていく予定です。
(↓ 詳細や最新情報は、公式サイトよりご確認を)
≫ 【楽天モバイル】Rakuten UN-LIMIT
(※ 以下は、Rakuten UN-LIMIT に移行する以前、旧:楽天モバイルについての内容です)

キャリア回線(au)から「楽天モバイル」に乗り換えて、約4年が経ちます。現時点での感想などまとめてみました。
(更新: 2020/3月)
2016年の春頃に、auから 【楽天モバイル】
に乗り換えをしたので、気づけば今年(2020年)の春でもう4年ほど使っていることになります。
先にざっくりと個人的な感想をお伝えすると。特に大きなトラブルや不満もなく、通信費も抑えられ、よいかんじに利用できていています。現時点ではわりと満足。
(ちなみに、使用状況としては、比較的ライトユーザーだと思いつつも、年々スマホへの依存度は増加しています)
長年使っていた大手キャリアからの乗り換えで、私にとっては初めての格安スマホ・格安SIMの利用ということもあり、多少は不安もありましたが。
今となっては、あのとき見直してみてよかったと感じています。
(※2016年の終わりごろに一度、楽天モバイルに関する感想など書きましたが、あれから時間も経過したので、あらためて書き加えてみました)
【楽天モバイル】に乗り換えてから約4年使ってみた感想。(はじめての格安スマホ・格安SIM)
特に不便も問題もないので、今のところはこのまま楽天モバイルを継続する予定です。
大事なのは、一定期間ごとに見直しをする習慣をつくること。
現在、どこの携帯会社を利用しているとしても、自身の使い勝手や契約内容について、ある程度は定期的に見直すことが必要だとあらためて思います。
変化に合わせて、スマホの契約も見直していく。
その理由としては、長い目で見れば、今の生活スタイルや利便性に合わなくなったプランを使い続けるほうが、ムダや損も大きくなったりするからです。
わざわざ通信費や契約内容を見直したり、格安スマホ・格安SIMについて調べたり、乗り換えの手続きをしたりといった作業は、確かに多少の手間や面倒な部分はあります。
けれど、それも一時的なこと。
検討したり乗り換えたりしたあとは、また1~2年ごとなど自分なりに期間を決めて、様子を見ていけばよいと思います。
●3大キャリア(docomo、au、softbank)
= MNO(移動体通信事業者。自社の携帯電話網サービスを提供)
●複数の格安スマホ会社(楽天モバイル、IIJmio、マイネオ ほか)
= MVNO(仮想移動体通信事業者。他社からインフラを借りてサービスを提供)
私が最初に格安スマホ・格安SIMといったものを検討し始めた当時から比べると、そのサービス内容や各社の様子も、どんどん変化しているようです。
◇ここ数年の変化としては、例えば。
・同じく格安スマホ会社のフリーテルやDMMモバイルなどを、楽天モバイルが買収。
・2020年4月からは、楽天モバイルもMNOに参入し、本格的なサービスを開始予定。
・楽天モバイルは、基本はオンライン契約のみだったが、現在は実店舗(直営店)も増えている。(ネット上だけでは不安な人にとっても、利用しやすい)
・楽天モバイルを契約した時点では、高速通信制限があったが(3日間の上限、540MB)、その後、3日間の通信速度制限が撤廃された。(2017/3/1より)
こんなふうに、ものごとはずっと同じではなく。数年経てば、いろいろと情勢が変わったり、サービスも改善されたり。
なので、そのときどきの変化を見つつ、自身の使いやすいサービスを選択していくとよいのかなと思います。
格安スマホ・格安SIMに乗り換えようと思ったきっかけ。
・携帯電話本体(端末)の買い替えを検討していた。(2015年の終盤~)
・格安SIMも少し気になっていたので、ついでに調べたら、「格安スマホと格安SIM」のセットプランもあるのを知る。
どうせなら、一度で切り替えを済ませれば楽かなと思った。
・大手キャリアを長年使っていて、不便も困ることもなかったが、お得感も少なめだった。
・携帯電話の使い方も変化し、以前ほど電話(通話)を利用しなくなった。
(契約プランに無料通話分がついているので大手キャリアを使い続けていたところがあるが、その必要性が薄くなってきていた)
楽天モバイルに乗り換えた基準、選んだ理由。サービス内容など。
(※ 以下は、2016年乗り換え時点での内容。最新情報は、↓公式サイトよりご確認を)
≫ 【楽天モバイル】最新情報はこちら
□ 乗り換えにあたり、気になった5~6社の格安スマホ・SIMの会社(MVNO/仮想移動体通信事業者)やサービスを比較検討。
その中で、今自分が必要としているサービスが提供されていて、なおかつ今後に関しても安心感が持てそうなところ、ということで【楽天モバイル】へ申し込むことにした。
□ 最終的に契約したプラン下記のとおり。「スマホ端末と通話SIM」のセットで申し込み。
スマホ+通話SIM。
選んだスマホ機種は3万円弱。
組み合わせプラン: 通話SIMの3.1GBプラン
月額は、税抜1600円。
データは3.1GB以内なら月額料金のみで、通話は利用した分だけ加算される。
その他、MNPの転出手数料約2000円、楽天モバイルの事務手数料約3000円。
(* MNP/携帯電話ナンバーポータビリティ= 他社に移行してもそのまま同じ電話番号を使うことができる)
□ メール、LINE、ネット検索、電子書籍などがメインで、動画はあまり見ないので、そうした使い方にも合ったプランがある。
(楽天は料金プランがわかりやすい、3大キャリアはプランや内容が複雑)
□ 楽天モバイルは、契約の縛りが1年だけなので、合わなければ再検討しやすい。
(大手キャリアだと2年縛りが普通で、さらに更新月以外に解約するとその手数料がかかる)
(※追記: 楽天モバイルは、 2019年10月1日以降の申込みについては、最低利用期間と契約解除料が発生しなくなったようです。 →引用元 )
□ 以前よりは電話(通話)も減らせていたので、格安SIMでも問題ないと判断。
(大手キャリアのように無料通話分は付いていないが、「楽天でんわ」アプリを合わせて利用することで、通話料も半額になるので)
□ 使わなかったデータも翌月に繰り越しできる。
□ 乗り換えると大手キャリアのメールアドレスは使用できなくなるが、フリーメール(gmail、yahoomail等)でアドレスを取って切り替えればよいので、問題なし。
(楽天モバイル専用のアドレスも、1個取得できる)
□ 同じ電話番号で乗り換えたかったので(MNP)、切り替え時に、新しいスマホ・SIMが届くまで何日間くらい端末が使えないのか心配だったが、不通になる日や配送予定が明確で、安心して計画的に乗り換えられた。
(※現在は、不通にならずにMNPを行うことも可能になっている様子)
□ 楽天モバイル契約期間中は、楽天市場を利用すると楽天ポイントが「+2倍」になる。
(※追記: 2020年4月より「+1倍」に変更される予定。ちょっと残念・・)
□ 楽天モバイルでは、常に様々なキャンペーン行っていて申し込みしやすい。
(私が申込した時期は、使いたかったスマホがちょうど値下げされていたり、後日、楽天ポイントで3000円分もらえたりした)
□ 申込から受け取りまで、全てネットで完結するので楽。
》【楽天モバイル】料金プラン・最新情報を詳しくチェック。
楽天モバイルにしてから約4年、現状と感想。
・ほとんど電話(通話)を使わなければ、月額2000円以内でおさまっている。
(スマホの平均月額使用料が6500円前後といわれる中で、多少通話が増えたとしても充分安い)
・回線が混雑する時間帯や場所の移動などで、やや動きが遅いときもあるが、ストレスになるほどでもない。
・ごくたまに4Gにつながらないことがあるが、基本的には端末の再起動で解決できている。
・データに関しては、検索、メール、LINE、電子書籍程度なら、3.1GBで充分に足りている。
(最近は、動画をみる機会も増えたが、家ではwifiにつなげば特に問題なし。そのうち、5G/第5世代移動通信システムが一般化すれば、容量無制限プランなどが主流になったりするのかも)
・昨年末には、また新たに機種変更したが、楽天モバイル会員だとわりとお得な価格で変更できて便利。
【関連】【2019年】買ってよかったもの3選。(ストレスが減った)・毎月の利用料金も、 楽天カード (クレジットカード)に紐づけて引き落とされるようにしているので、地味ながら楽天ポイントも加算されている。
・2020年からは、楽天モバイルがMNOに本格参入し、今後は5Gも普及していくので、その動向や新しいサービスの進化にも期待。
必要に応じて、プラン変更など検討していこうと思う。
》【楽天モバイル】料金プラン・最新情報を見てみる。
格安SIM・格安スマホは、利用目的を明確にして選ぶ。
大手キャリアにも、格安スマホ会社にも、それぞれにメリット・デメリットはあると思います。
なので、プランの見直しや比較検討するためにも、自分の利用目的や優先順位などを、いちど紙に書き出してみたりすると、頭も整理しやすくなるのでは。
・通話が多い/少ない
・動画を頻繁に見る/見ない
・ゲームをする/しない
・写真、動画撮影、動画編集をする/しない
・電話(通話)がメイン/ネット(データ)がメイン
等々。
3大キャリアがいいのか、格安スマホ会社がいいのか、データ容量はどのくらい必要なのか、希望の月額料金は、など。
利用の仕方によって、必要なスマホのスペックも契約プランも人それぞれ異なります。
まずは、 こんなところからチェックしつつ、比較検討してみるとよさそうですね。
□ 今利用しているスマホの契約内容を把握する。
□ 気になる格安スマホ会社の料金プラン、オプションサービスなどを確認する。
私も乗り換え検討を始めたときは、「格安スマホ・格安SIMって何?」 という状態だったので、色々調べたり比較するのに多少は時間もかかりましたが。
ある程度の検討期間を決めて、あまり長く迷いすぎず。乗り換えたいと思った時点で、ひとまず納得のいくものを選ぶのも、タイミングよく切り替えるための大切なポイントかなと思います。
(※格安スマホ・格安SIMが初めてで、仕組みがいまいち把握できないという場合は、公式サイト内でわかりやすくまとめられた「格安スマホQ&A/楽天モバイル入門ガイド」をチェックしてみるのがおすすめです)
