6年以上前の「片づけメモ」が残っていました。すっかり忘れていた記憶を呼び起こしつつ、当時に捨てた物を振り返ってみます。
最初に近藤麻理恵(こんまり)さんの本を読んで、片づけに興味を持ったのが、今から7年以上前のこと。
衝動的に片づけを始めました。(この頃は特にメモ書きもせず、2週間くらいでざざっと片づけ)
( ↓ 現在は改訂版が出ています)
『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』その後、時間も経ち。
あらためて片づけてみたくなり、毎月大量に何かを処分しつつ、手放したものをざっくりメモしていました。
PC内に一部残っていたメモをたよりに。現在と比べつつ、振り返りをしてみます。
片づけの振り返りはメリットも多い。
現在は、できるだけ余計なものは残さないことを基本としています。
けれど、片づけ初期の頃に捨てた物や当時の感情的記録を多少残しておくのは、なかなかよいものだと感じました。
(すべての片づけ過程をメモするのは、記録も振り返りも大変ですが、一定期間なら簡単なメモを残しておくのは有効かも。紙に手書きでも、PC内のメモ帳でもOK)
メモにより、自分の中での比較ができる。
メモを振り返ることで、過去と現在の自分の違いを、より実感することができるからです。
・ 「物」の量の変化
・ 「感情」の変化
・ 「思考」の変化
個人的には、上記の3つについて、昔に比べずいぶんすっきりしてきたことを感じました。
数ヵ月ではわからないことでも、数年経つとその違いに気づけたりします。
(ちなみに7年以上前の私は、下記のかんじ。
・ 物の量が多すぎることすら自覚できていなかった。
・ わるい意味で、感情が常に揺れまくっていた。
・ 思考の堂々巡りが多く、いつもムダな疲れを感じていた。)
片づけで手放したもの。(6年以上前)
では、6年以上前の片づけメモをもとに、当時手放したものの一部をざっくりあげてみます。
(* 当時、物を手放す手順は、こんまりさんの本を参考にしていました。前後したところもありますが、基本的には下記の順番を意識して作業。
■ 衣類→ 本類→ 書類 →小物類→ 思い出品 )
【1ヵ月目】
・ 本、CD(約60点)
・ 雑誌類(約100冊)
・ 衣類、雑貨、小物類(45Lゴミ袋 約4袋分)
・ 靴(3足)
・ バッグ(2つ)
・ ジュエリーボックス(1)
・ 本棚(1)
【2ヵ月目】
・ 衣類(衣装ケース2つ分 + 45Lゴミ袋 1袋分)
・ バッグ(5コ)
・ ハンガー(45Lゴミ袋 1袋分)
・ 本(約40冊)
・ アクセサリー(数点)
【3ヵ月目】
・ 書類(45Lゴミ袋 5袋分)
・ 小物類( 同 1袋分)
・ 衣類( 同 1袋分)
【4ヵ月目】
・ 小物類(45Lゴミ袋 4袋分)
・ 衣類( 同 1/2袋分)
【5ヵ月目】
・ 小物類、思い出品、タオル他(45Lゴミ袋 5袋分)
・ 木箱(1つ。引出し付。約23×23×H25cm)
・ 木製物置台(1つ。約30×60×H22cm)
【6ヵ月目】
・ 衣類から思い出品まで、すべてのカテゴリーの物(45Lゴミ袋 約5袋分)
・ カラーボックス(4点)
・ 衣装ケース(3点)
・ 本収納ケース(1点)
【7ヵ月目】
・ 総まとめ的な1ヵ月
・ モノの定位置を再度決め直す
・ あらためて収納、整理
・・・
約半年間ちょっとに渡る片づけを終えた感想は。
・ 最後の仕上げ的な収納や整理整頓は、「捨てる、残す」という決断作業に比べたら、何倍もラクに感じた。
・ 片づけの途中で起きたさまざまな感情には、想像もしないような苦痛もあった。挫折しつつも、なんとか山を越えたかんじ。
・ 片づけを終えて、とにかくほっとした。今までに感じたことのないような安堵感。
・・・
(※ 片づけ初期のころは、とにかく物の手放し方をあれこれ調べつつ、近隣のリサイクルショップや宅配買取サービス(ネットオフなど)を頻繁に活用していました。

まとめ
今回は、約6年ほど前の片づけ初期を振り返ってみました。
メモひとつで、過去のさまざまな物の存在や心の葛藤を思い出すものですね。
もちろんその後も現在に至るまで、毎年見直しをして、その都度いろいろなものを手放してきています。
ただ、捨てたものやその時の感情など、たまにメモ書きしても、一定期間経つと処分していたので。
今回、パソコン内に残っていた捨てた物のメモは、思いがけず振り返りに役立ちました。
人としてなんだか進歩がないな‥と落ち込むようなときでも、6~7年前の自分よりけっこうましになっている部分もあるなと気づき。
意外と励みにもなりました。
基本的には余計な物は残さず、定期的に捨てていく方針です。
けれど、3年、5年、10年など、どこかの区切りで書いた片づけメモは、少しくらいとっておいてもいいなと思ったりしました。
振り返りや気づきに役立つので、なかなかよいものですね。
紆余曲折。人生のさいごまで、試行錯誤は続くので。
今の自分は、こういうモノやコトを大切にしていきたいんだな、というような。現在地の再確認にもなります。