「ルームスプレー」と言いながら、実は「万能スプレー」かも?
そんな、何かと便利な自作できるスプレーについてです。
実は生活の中の様々な場面で幅広く利用でき、日々かなり助かり役立っているアイテム。
それは、
・ ハッカ油(好みの天然精油/アロマオイルでもOK)
・ エタノール(無水エタノール、消毒用エタノール)
・ 精製水
この三つのアイテムがあれば、生活の中の使えるシーンは結構あります。
・ 汗やニオイを抑える制汗スプレー
・ 虫除けスプレー
・ 除菌&リフレッシュ(ルームスプレーとして室内で軽くスプレーしたり、手の汚れやちょっとした食べこぼしの拭き取りにも)
・ さまざまな場所の掃除に(冷蔵庫、キッチン、洗面所、パソコン、スマホほか)
他にも有効な使い方は、調べれば多数あると思います。ここ何年かは上記の使い方が定番となってきて、スプレー1~2本作って兼用しています。
兼用することで、様々な用途別スプレーを減らせた。
こうしたスプレーは通年で使えるのはもちろんのこと、梅雨~夏場の季節はさらに活躍してくれます。
かつては、ごく当たり前に市販の専用のものを利用していました。専用の制汗スプレーやクリスタルストーン 、虫除けスプレー、除菌・消臭スプレー・・等々。
それがあるとき、アロマテラピーに興味を持ったことで変化しました。
天然精油やアロマテラピーに関連する書籍をいくつか読むうちに、学んだのは下記のこと。
■「精油、 エタノール、精製水」を組み合わせれば、生活の中の様々な場面で使える。
ごくシンプルなアイテムを兼用することで、様々な用途で代替できたり、余計なものを減らすこともできたりします。

精油とエタノール・精製水で、自分に合った使い方を。
「精油・エタノール・精製水」というシンプルなアイテムとは言っても、その分量や基礎的な使い方は知っておいた方が安全・安心です。
(私の場合は、精油・アロマの関連書籍、アロマテラピーの検定テキストなどを買って読んだりしました。あとは精油を扱う各メーカーの公式サイトなど参考にしたり)
定番スプレー
【基本】
スプレー容器に、「無水エタノール5ml、精油を3~5滴」を入れてよく混ぜる。これに、精製水45mlを加え、よく振って混ぜる。
これで出来上がり、とても簡単です。このあたりを基本にしつつ、あとは好みで精油やエタノール・精製水の量/濃度を調整すればOK。
いくつかの精油をブレンドすると、よりオリジナルなスプレーを楽しめます。
用途によって精油を原液で使う方法もあるようですが、エタノールや精製水を合わせて、濃度1%ほどを目安にして使っています。
(*『アロマテラピー検定テキスト 1級 2級』などで、希釈濃度1%以下が推奨されていたので。それを参考に)
・ 例えば。エタノールと精製水で 50ml + 精油 10滴 (1滴約0.05ml×10滴=0.5ml)
(*これで濃度約1%です。刺激に弱い場合は、この半分の5滴(濃度約0.5%)以下から試しても)
・スプレーや保存容器は、できればガラス製や遮光性のものが理想。希釈したものや短期間なら、ポリエチレン素材の容器の使用も可能。
(家用なら100ml、バッグに入れて携帯するなら30ml~50mlくらいのサイズが、わりと使いやすいです)
・・・
以前は、たくさんの精油を試し買いし、実験のようにスプレーを作りまくって楽しんでいましたが、今は1~2本あれば充分です。
精油も、自分にとって使い勝手のよい定番に落ち着きました。
・ ハッカ油
・ ペパーミントオイル
・ ラベンダーオイル
・ ユーカリオイル
・ 柑橘系オイル(オレンジ、レモンなど)
今回は、手軽な自作スプレーについてでした。
汗、ニオイ、虫除け対策を中心に考えると。ハッカ油(ペパーミント精油にも)に含まれるメントールには、殺菌・抗菌・冷却作用などがみられるそうで、通年でも使い勝手がよいですね。
清涼感もあるので、気分のリフレッシュにも。
気分や用途に合わせて、オリジナルなスプレーを作ってみるのも楽しいと思います。
■追記: 万能スプレーで、Gさん(ゴキ・・)も撃退できた。 (2018/10)
自作スプレーで、Gさん(ゴキ・・、cockroach・・)を撃退しました。
夏の終わりころ、遭遇してしまったG‥。
(年々、遭遇しなくなっているので、すっかり油断していてかなり焦りました)
とっさの思いつきで、手近な自作の万能スプレー(エタノール+ハッカ油)を連続噴射。
ひとまず撃退できて、ほっとしました。
(最後までは仕留めませんでしたが、緊急時?の対処にはけっこう役に立ったと思います)