「3つに絞る」ということを、ルールとして取り入れてみるのは、思いのほか人生に役立ちます。
ちょっとずつスッキリしていく練習が、いつのまにかよい生活習慣に変化。
【3つに絞る】困ったときの便利な生活ルール。
選択肢を3つに絞る。
物の数を3つに絞る。
いつ頃からかこんなふうに、何かにつけて【3】を意識して生活するようになりました。
続けていると、思いのほかメリットが多いと感じることが増えています。
迷いも、物の数も、減りやすくなる。
上記のように思う理由としては。
・ 3つとか3分というのは、ハードルが低く、心理的な負担も少ないと思うから。
・ 3つに絞ることが生活になじんてくると、さまざまなことがラクに感じるようになってきたから。
・ 大きく劇的に変化するより、毎日少しずつ工夫して変えていくほうが現実的だから。
・ 時間、体力、気力が足りなくても、毎日そこそこ進歩できる方法だから。
地道すぎて気が遠くなる‥と思うこともありそうですが、やはり毎日ちょっとずつよくなる工夫・練習を重ねることは侮れません。
あるときふと、意外といろいろ改善しているなと気づいたりします。
日頃の練習を重ねれば、いずれスッキリしてくる。
「3つに絞る」「3を意識する」について。
日々あれこれ試していますが、個人的な例をいくつかあげてみます。
・ 靴下、インナー、シャツなど、「各3つ/3セット」をメインで着回してみる。
→ 各2だと、たまに洗濯後の生乾きで困ることもあるが、各3ならわりと問題ないとわかった。 (消耗の激しいものは、できるだけ定番を決め、新品1~2点を買い置きしておくとより安心)
・ タオルなどの日用品も上記と同様に、3枚をメインに使う。
→ これで特に不便もなかったので、徐々にストックの数も減らせるようになった。
・ 洋服、バッグ、靴などの基本色決め、「3色」に絞る。
→ 組み合わせで迷わなくなり、買い替え時にもラクになった。
・洋服の3色化計画で、クローゼットも気分もすっきりを目指す。・ とりあえず3分掃除する、とりあえず3分筋トレするなど。派生的に「3分ルール」も試す。
→ 始めてしまえば、そのまま5分10分と続けられるので、気分が乗らないときの突破口として、3分ルールは便利。
・5分間掃除の習慣が続いている理由。・ 何かを決めなくてはいけないとき、とりあえず3つに絞る。
→ 情報過多で悩みすぎる、考えすぎて時間の浪費、というとき。最初に気になったことや考えたことを重視して、ひとまず選択肢を3つまでに絞ることが以前より容易になってきた。
いずれも日常的なことばかりですが、小さな迷いにも大きな決断にも応用できると思います。
頭の中や気持ちのモヤモヤが減り、すっきりしやすくなります。
かつては、減らしたはずの物数がまた増えてしまったり、情報を見ても絞るのに時間がかかったり、常に迷いやすく諦めて放置してしまったり。失敗に気が滅入ることも。
今は、だいぶ改善されました。
あれこれ気になりやすいときは、まずは自分のコントロールだけを考えるのも大事かも。家族のモノやコトは、追々で。
(私の場合は「3つ」くらいが管理しやすくストレスのない数ですが、このあたりは個々のやりやすいかたちでよいと思います。7、5、2、など。
選択肢、物の数、考え方など。いろいろなケースに当てはめて、気分がよい、スッキリするという数を意識して生活してみるのも面白いと思います。)

まとめ
今回は、「3つに絞る」ことの効用についてでした。
「3つに絞る」とか「3分」とか、ちょっと意識して生活ルールとして取り入れてみることは、安心感にもつながり、なかなかおすすめです。
何かと迷いやすい、物が増えやすい。そんな悩みや困りごとも減り、いつのまにかよい生活習慣に置き換わっていく気がします。