掃除が苦手なので、もっと簡単にしたい。
何かよい方法はないかな・・。
そんな悩みを解決してくれるのがこちら。
■ 重曹、クエン酸などの「ナチュラル洗剤」を使う。
(既存の専用洗剤類を、できるだけ減らす)
■ ささっと簡単に行う「予防掃除」でOK。
(完璧な掃除は求めない)
さまざまな掃除スタイルはあると思いますが、上記の2点を意識して、できる範囲で取り入れてみると。
それだけでも、掃除を気楽にし、長続きさせやすくなるのではと思います。
先日、重曹掃除の本↓ を読み、そのよさを再認識したので、今回あらためてまとめてみます。

(著者ご自身が、掃除が苦手だったり、重曹・クエン酸掃除で数々の失敗を重ねてきたそう。
そういう経緯もあってか、必要な基本情報や場所別の掃除法などが、シンプルにまとめられていて、今後も気負わずエコ掃除を続けていこうという気になりました)
・ カビ取り・カビ対策に。初めて酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使ってみた。洗剤を減らすには、重曹やクエン酸に切り替える。
洗剤の種類やその数が増える一方で、掃除をしているのにどこかすっきり感を味わえない、そんな困りごとに対処するには。
■ 既存の洗剤類を一掃し、重曹やクエン酸(いわゆるナチュラル洗剤、エコ洗剤)に置き換えていくのがおすすめ。
家事の悩みを、できるだけ減らす。
上記がよいなと思う理由としては。
□ 日常の掃除全般は、重曹やクエン酸でどうにかなることが大半だから。
(実際に使い始めてみると、実感できるかも)
□ 余計な物が減り、数々の洗剤を置いていたスペースもすっきり、管理もラクになるから。
何より、掃除がラクになるので、家事にまつわるストレスを軽減することにもつながります。
・とにかく余計な洗剤の数を減らしたい。
・重曹やクエン酸での掃除に関心がある。
・ナチュラル洗剤に興味はあるけれど、かえって面倒なかんじもする。
・重曹やクエン酸の基本的な使い方を知りたい。
・すでに重曹での掃除をしているが、いまいちうまく使いこなせない。
人によって、掃除や洗剤にまつわる困りごともさまざまだと思います。
一気にこれまでの洗剤をなくすのは、大変だと思うので。まずは、重曹やクエン酸での掃除に関する本を、何か1冊読んでみるあたりからはじめ。
ざっくりと基本的な使い方を知り、実際に試してみながら、徐々に重曹生活にシフトしていくと無理がないかも。あとは慣れるだけです。
(個人的には、重曹生活も長くなりました。はじめて重曹やクエン酸を使ったときは、その便利さに感心し。
わりとあっさり、既存の洗剤をなくすことができました)
重曹・クエン酸・石けんで、「予防の掃除」をする。
□ 完璧な掃除を求めすぎない、予防の掃除をする、といった心構えも、大事なコツ。
重曹やクエン酸での掃除にも慣れ、今はわりと自己流で利用しています。それでも、完全に掃除の困りごとがなくなるわけではないです。
なので、ナチュラル洗剤とうまく付き合っていくには、上記のように、自身や家族がほどほどに快適でいられる掃除をキープできれば、それで十分かなと。
重曹掃除を長く続けるための基本とコツ。
先の本より、ポイントをざっくりとまとめてみます。
・ 基本の掃除は、「重曹、クエン酸、石けん(純石けん、無添加石けん)」の3つでOK。
・ 油汚れには=「重曹・石けん」、水垢・尿・黒カビなどには=「クエン酸」。
・ 重曹は、弱アルカリ性。酸性の汚れ(油やたんぱく質の汚れ)を中和し、水に溶けやすく落としやすい状態にする。
酸っぱいニオイを取る、研磨、発泡などの作用がある。
・ クエン酸は、酸性。アルカリ性の汚れ(水垢、尿、石けんカスなど)を中和して、汚れを落としやすくする。
アンモニア臭を取る、抗菌作用がある。
・ 石けんは、動植物の油脂と強アルカリ(水酸化ナトリウム、または水酸化カリウム)で作られている。添加物を含まない純石けんの成分は、脂肪酸ナトリウム(固形)、脂肪酸カリウム(液体)。
・ 家の汚れの8割は油汚れ(酸性)なので、ほとんど重曹で落とせる。
・ 汚れの種類がわからず迷ったときは、まず重曹から試し、だめなら石けんやクエン酸を使ってみる。
・ ステップとしては、乾拭き→水拭き→重曹水・粉→石けん→クエン酸水。 (この順番で行うと、洗剤作用の弱いものから使えて、素材や肌もいためにくい)
・ 一度にすべての汚れを落とそうとしない。
(例えば鍋など)毎日少しずつ重曹で掃除しているあいだに、いつの間にか気になっていた汚れが落ちていたりするので。
・家族構成や環境によっても、家の中の汚れ方や汚れの種類は異なるので、使用量など調整しつつ。各々にあった掃除を工夫し、試してみることが大事。
●ナチュラル洗剤と仲良く付き合うには、この3つがポイント。
・ 基本的な使い方だけ覚えれば、なんとかなる
・ シンプルに考え、できることから試す
・ 完璧な掃除を求めない
家の中の汚れの8割が、重曹で対処できるのだと知ると、ずいぶん気も楽になりますね。
つい熱が入って、完璧な掃除に走りたくなることもありますが。
重曹、クエン酸、石けんでの掃除は、予防掃除を続けていく、ということなので。それを忘れないことも大事ですね。
(ナチュラ済洗剤は、人や環境にも負荷が少なく作用も穏やか。汚れを溜めすぎないこと)

ということで。掃除を簡単にしつつ、長続きさせるコツについてでした。
重曹やクエン酸での掃除は、かえって面倒と思う場合もあるかもしれません。
けれど、「複数の洗剤類から解放されたい、少ないアイテムで掃除したい、もっと安全に気軽に掃除したい」、そんな思いが強くなったときは。
ナチュラル洗剤にシフトしてみるよい機会かも。
慣れてしまうと、このシンプルさはとても心地よいです。