物が減らない、を解決するために試したこと。

片づけているのに、どうして物が減らないのだろう。そんなことを思いながら、片づけの一進一退を繰り返している人は多いかもしれません。

先月、久しぶりに親の家の片づけを少しですが手伝ったときに、気づいたことがあったので書き留めてみます。

物を擬人化して、片づけの精度を上げてみる。

今回片づけたのは、キッチンの一角を占める箸類とカトラリー(スプーン、フォーク、ナイフなど)のみです。
(年を追うごとに片づけをしなくなっている母の、負担にならない程度の片づけに限定してみました)
・親の家の片づけ。「箱詰め作戦」は、なかなか有効かもしれない。

 

毎日何十人お客さんが来るのかと聞きたくなるような、箸やカトラリーの多さが以前から気になり(カトラリーの数を一部数えただけで50くらいあったので、まともに数えたら何百くらいあったのか・・)。

昨年だったか、カトラリー収納のひどさに思わず手が動いてしまい。その時は何も捨てずに、ただすべて並べ直し整頓しておきました。(あとで母に見せたらきれいになったと喜んでいた)

ですが、それから時間も経ち。かなり乱雑で使い勝手も悪そうになっているカトラリーの収納を見過ごせず。ここだけなら、1時間くらいあれば片づくと思ったので(実際はもっとかかってしまった)、今回は母を主体にして私がサポートするかたちで仕分けをしてみました。

王道の仕分け基準プラス擬人化で、さらに減らしやすくする。

食器棚の引出にしまってある箸類と、そこに収まりきらないカトラリーは別の専用ケースに入れ、同じく食器棚の一角に置かれています。今回は、とにかく量を減らすことを目的とすることに。

質問しながら、仕分けを進める。

すべての箸やカトラリーを一旦テーブルの上に出し。母に片づけ拒否反応を起こされないために、雑談しながら、こんなかんじで仕分けてみたらと、最初は一緒に作業を行いました。

 

・いかにも古い物、欠けたりサビが出ているようなものは、捨てた方がよいこと。(口に入る物なので特に)

こんまりさん の話をしながら、「ときめく・ときめかない」という基準で仕分けること。

やましたひでこさん の話をしながら、「不要・不適・不快」という基準で仕分けること。

 

以前にも同じような話をしましたが、片づけに興味がない母は覚えていないだろうと思い、再度上記のような仕分け方もあるという話をし、ちょっとずつ作業を進めてもらいました。

少し仕分けたところで、「でもこれまだ使えるから」という発言が。やっぱりそう来るよねと思いはしたものの。あまりにも「もったいない」方に気持ちが傾いてしまうと、絶対に物は減らないことは、自分でも経験済みなので、とにかく母に同じような質問を繰り返してみました。

 

・これは現在使っているものなのか。

・頻繁に使っている物はどれか。

・ちょっとサビついている箇所もあるけど、これを最後に使った覚えがあるのはいつ頃か。

・1年~3年間使った記憶のない物は、捨ててもさしつかえないのでは。

・同じ大きさのスプーンやフォークは、本当に何十本も必要か。

・来客頻度を考えて、これらを使う機会はどの程度なのか。

・ないと困る物、なくても困らない物、という基準もある。

・用途別に何種類も持たなくても、兼用ということもできる。

・本当にこのカトラリーを毎日使いたいと思うか。・・等々

 

こんなことを、私が何度となく言っている間に、若干止まっていた手もまた動き始めました。

さらに、物を擬人化して考えてみる。

このまま仕分けも順調に進むかと思いきや、しばらくするとまた考え込んでいる様子なので、さらにこんなことを話してみました。

 

・人間でも毎日会ったらうれしい気持ちになる人や、そうでもない人、距離を置きたい人など色々いるのでは。

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・これらの箸やカトラリーを人のように考えてみると面白いかも。毎日会えるとよい気分だったり、会うとなんとなく気分が下がったり。一度そういう感覚で、スプーンやフォークの区分けをしてみるのもあり。

・毎日会いたい人(物)はこっち、そうでなければあっちに置いてみて。

 

ざっくりとこんな内容のことを話してみたところ。この擬人化スタイルが母にはわりと腑に落ちたのか、その後は止まることなくさくさくと仕分け作業を進め。収納ケースからあふれぎみになっていた箸やカトラリー類は、最終的に半分近くにまで減らすことができました。

そして、以前から本人も使い勝手が気になっていたのか。食器棚の一角の、大皿だけを収納してある扉も開けて、ついでに何枚か処分するほうに仕分けていました。

(基本的に物を捨てるのに抵抗があり、片づけも苦手な母が、ここまですっきり減らせると思っていなかったので。これはなかなかうれしい成果でした)

その後は、ケースをきれいに洗って、今後も使うものはその中に並べて整理し、使わなくなった物は次回の不燃ゴミの日に処分ということで。無事、箸やカトラリー類の片づけができました。

物を仕分ける・捨てる基準を複数持って、自分に合った方法を選択する。

片づけの方法や基準はたくさんあって、どれが自分にとってやりやすいか、腑に落ちるかは人それぞれです。

こんまりさんの片づけのように、「ときめく・ときめかない」という基準でうまくいけばそれもよいし、やましたひでこさんの断捨離のように、「不要・不適・不快」「必要・適切・快適」という考えのもとに物を仕分けることができれば、それで片づけを進めていくことができます。
・減らない洋服と体重の関係。

 

全く片づけたいと思っていない人が片づけをすることは、難しいかもしれませんが。片づけが苦手だけれど、本心ではできればなんとかしたい、すっきりさせたいと、少しでも思っていれば。

諦めず根気よく、各々に合いそうな片づけ方法を試したり見つけようとすることで、確実に物は減り、片づけも進んでいくもの。

(一気に片づかなくてもok。1ヵ所でも少しずつでも物を仕分け減らしていけば、1年後2年後には今よりはずっと片づいていて、前進しているはず。今回、親の片づけを手伝って、そんな思いを強くしました)

 

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衣類、本、食器類、台所用品、書類、雑貨、小物類、趣味の物・・等々、様々なカテゴリーの物が大量にあっても、ひるまずに。

・一気に片づける。
・少しずつ片づける。
・物を減らす(捨てる)基準をたくさん設ける、書き出す。(先にあげた以外にも複数あるはず)
・自分が腑に落ちる片づけポイントを見つける。(今回の片づけを例にすると、物を擬人化してみるなど)・・etc

貪欲に色々な方法を試していくことで、「物が減らない」(本が減らない、服が減らせないという悩みは特に多そう)を解決できる心構えや姿勢も徐々にできてきて、片づけも加速していくのではと思います。

 

・・・

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