洋服を手放せない、減らせない・・。
なぜそうなるのか、深掘りしつつ原因を探ってみると、解決の糸口も見つかったりします。
なかなか衣類を減らせなかった(捨てられなかった)時期が、わりと長くあります。
現状に向き合い、洋服を手放せない原因に気づくことができれば、少しずつでも減らせるきっかけになったりします。
(物を捨てられない要因は、人それぞれ。最初の一歩は、持ち続けている理由を考えてみることかも)
減らせなかった衣類と体重の関係。
自身の例で言うと、下記のとおり。原因を知ることで、洋服も、徐々に手放す方向へ持っていくことができました。
(衣類を持ちすぎているという自覚がないころは、そもそも減らそうとも思っておらず。ひたすら衣装ケースの中身を整理して、悦に入っていました。
それでも、衣替えのたびに、何年も着ていない洋服の存在を意識するようにり。その違和感について考えるように)
洋服を捨てられなかった理由。
かつて洋服を減らせなかったのは、体重(体形)別で服を使い分けていたからです。。
・太ったとき用の服。
・中間のとき用の服。
・痩せたとき用の服。
同時に、こんな心理が働いていたことに気づきました。
・また体重が増えたら困るから、捨てずに持っておこう。
・また極端な体重減も困るから、捨てずに持っておこう。
・・・
こんな妙な洋服の持ち方をしていた経緯を振り返ってみると。
・20代は体重の変動が激しく、 3kgくらいの体重増減は日常茶飯事。
・食生活が一番乱れていた時期でもあり、ダイエットとリバウンドを繰り返す。
・30代に入ってから、極度のストレスで急激に体重が減り、不健康なやせ方をする。(かつての体重との落差も10kg以上)
・その後、焦りを感じ、徐々に健康体重に戻す。
・そのつど体形に合った服を買い足し、クローゼットの中身や衣装ケースは、増えるいっぽう。
上記のように、体重が適正になり、変動もほぼなく落ち着いたあとも、着なくなった洋服を持ち続けていました。
まったく着なくなった服も保管し続け、新しい洋服も買っていれば、物が増えていくのは当然のこと。
体重の増減を常に警戒しつつ、また着るかもしれないから、と考える。
今ならこういうものの考え方も、立派な執着や後ろ向きの思考だったとわかりますが、当時はなかなか気づくことができませんでした。

物を減らすときは、前向きに明るい気持ちで手放す。
・さすがにデザインが古い
・きれいだけれど、もう着たいと思えない
・着ない洋服の保管のために、半年ごとに防虫剤を入れ替えている
こんなことを感じつつ。何度も衣替えシーズンを経ていくなかで、ようやく自分なりに納得できたころから、少しずつ手放す・捨てることができるようになっていきました。
(一般ゴミとして処分、古着回収、リサイクルショップ、宅配買取これは個人的な一例にすぎませんが。
もしも、なぜこんなに洋服があって、なかなか減らすことができないのか、自分でもよくわからない、と感じることがあれば。
あまり焦らず、時間をかけて、きちんと自身の行動や内面と向き合ってみると、原因となるような何かに気づくかも。
・自分を責めるような、ネガティブな気持ちで理由を見つけるのではなく、ちょっと謎解きのような気持ちで心の中を探ってみる。
・自分なりに納得のいく答えにたどり着いたら、あとは明るい気持ちで、不要なものを手放していく。
過去のことにとらわれすぎず、気持ちよく着回し、すっきりと買い替える。
こんなサイクルを大切にすると、衣類との付き合い方も、心地よいものに変わっていくのかなと思います。