今回は、肌の悩みとまじめに向き合うきっかけになった、「せっけん」の話です。
部屋の片づけや、物減らしと同様に。肌の悩みも減らしたい、解決したい、と思っている人は多いと思います。
今は、あたりまえのように無添加の固形せっけん(純せっけん)を生活に取り入れていますが、わりと時間をかけて、 徐々にシンプルなスキンケアに移行してきました。(現在も試行錯誤中)
振り返ってみると、自然派の「せっけん」に興味を持つようになったり、試したりするようになったきっかけは、「コラージュ石鹸」という固形のせっけんでした。
コラージュ石鹸を知ったきっかけと、その効用。
肌荒れや皮膚の炎症に悩んでいる場合は、「減らす、シンプルにする」スキンケアを検討してみると、改善の糸口になるかもしれません。
(昔の私も、「足す」スキンケアばかりに目が向き、「減らす」スキンケアなど、ほぼ考えたことがなかったです。
けれど、「せっけん」をきっかけに、半分あきらめていた肌の悩みにきちんと向き合うようになり、少しずつ改善も進んできました)
シンプルな「せっけん」の良さを見直す。
20代の終わり頃、新たに通い始めた皮膚科で、他の塗り薬と一緒に「コラージュ石鹸」を出されて、そこで初めて知りました。
(渡された、小さいお試しサイズの固形石鹸は、以前よりも、肌への負荷を減らしてくれた様子。
通院が終わったあとも、普通サイズのコラージュ石鹸を自分で購入して、しばらくお世話になっていました)
子供の頃から皮膚に関するトラブルが多く、頻繁に皮膚科に行っていました。炎症が出る場所は、主に顔と手足。
(このせっけんを初めて出された皮膚科には、顔にひどい炎症を起こして通院し始めました)
コラージュ石鹸を最初に使って感じたことは、その刺激の少ない洗い心地です。
炎症で顔はひりひりと痛んでいたけれど、この石鹸ならなんとか使っていけるかも、というような感覚に。
(それまで当たり前に使ってきた様々な製品は、思った以上に刺激の強いものだったのかも。
ボロボロの肌をなんとかしようとして、高価な洗顔料や化粧品を使っても一向によくならなかった頃。あの悪循環を思い出すだけでも、顔がひりひりします・・)
コラージュ石鹸のおかげで、皮膚や体質改善にも目が向く。
薬のおかげと、皮膚科で言われた注意事項(*後述)をまじめに守ったこともあってか、しばらくして顔の炎症もおさまりました。
それまで使っていた洗顔料や化粧品を処分。
皮膚が回復してきてから、コラージュ石鹸の他に、同じコラージュシリーズから出ていた化粧水と乳液も購入して、試したりもしました。
(ちなみに。私が使っていたのは固形の「コラージュ M石鹸」というノーマル肌用で、これで顔と体も洗っていました。
他にも 乾性肌用や脂性肌用もあり、それぞれの液体石鹸もあります。このコラージュシリーズ、今は製品の種類も増えている様子)
≫ コラージュ石鹸のシリーズを見る amazonその後、さらなる低刺激、余計な成分が少ないもの、無添加、自然に近いもの、、といった具合に。
よりシンプルで負担の少ないスキンケアへと、興味・関心が向くようになっていきました。
下記のような、化粧品やスキンケア商品に関してのそれまでの基準は、自身の皮膚を傷めていただけかもしれない・・とようやく自覚。
・お店ですすめられたから
・周りの人も使っているから
・有名メーカーのものだから
・高価なほうが肌にいいかも など
皮膚のことは、長年薬だけで解決しようとしてきて、慢性的で、もう体質なんだから仕方ないと諦めていました。
けれど、できれば病院に通わなくて済むように、体質改善(肌だけでなく体内からの健康)をきちんと考えていこうと向き合い始めたのも、遅ればせながらこの頃からです。
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「コラージュ石鹸」を初めて知ったときから、たくさんの年月が経ちました。
肌や体質のこと、スキンケア方法、食事、生活習慣そのものなど、いろいろと見直し、改善していくきっかけをくれたものだったと、振り返ってみて思います。
自分に合うケアや方法を、諦めずに、探したり試したりするのは大事なことかもしれませんね。
(もちろん皮膚の炎症など症状が重い場合は、きちんと病院・専門機関へ)
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* 余談(当時、皮膚科で言われた注意事項)
・ できるだけ日に当たらないように。外出時は日陰を選んで歩くこと。
・ 帽子や日傘を必ず使うこと。(ちょうど紫外線の強い季節だったので)
・ 顔には日焼け止めだけ塗るように。(以降ファンデーションを手放すきっかけに)
・ しばらくこの石鹸(コラージュ石鹸・固形)を使ってみて。
簡単にまとめると、ざっとこんな説明だったと思います。(私の場合、日光に当たると炎症等が出やすい傾向があるから、という話でした)
なんだか軟弱な人間になったようで気落ちしましたが、仕方ありません。
確かに、単なる日焼けというより、やけどのような症状になることもあったので。
以来、それまで以上に皮膚をガードする、ということに意識を向けるようになり、現在に至っています。

というわけで。今回は、とある「せっけん」のおかげで、スキンケアを見直し、改善するきっかけになったという話でした。
何をやっても皮膚の状態が改善しない、という場合は、何かが過剰な場合もあるかもしれません。
(多すぎる化粧品、美容グッズ、手厚すぎるスキンケア、食べ過ぎ、過度なストレスなど)
魔法のように、肌トラブルが消えることはないけれど。
多すぎる・余計かもと感じるものを、できるところから減らしてみると、少しずつでもよい変化を感じるように。
あとは、ストレスにならない範囲で、気長に改善を続けていると、あるときふと、皮膚の炎症や肌に関する悩みが、以前よりも減っていることに気づいたりします。