「堂々巡りが多く、【悩み】をうまく自分で解決できない・・。」、と感じていたら。 ひたすら「片づけ」にいそしむことも、解決策になると思います。
迷いやすく意思決定が苦手な人こそ、「片づけ」に向き合う効果は、じわじわと表れてくるように感じます。
(個人的にも、本来は迷いやすい性質ですが、何年かの片づけを通して、ずいぶん改善されてきました)
【悩み】を自分で解決する方法。
自分で悩みを解決するために、下記はとても手軽かつ有効な方法のひとつになると思います。
◆ ひたすら「片づけ」をしてみる。
(物と向き合う、自分の内面と向き合う。その作業が必要)
片づけは、選択と決断のトレーニングにもなる。
悩みの自己解決のために、「片づけ」が効果的なトレーニングになると思う理由はこちらです。
□ 「片づけ」は、基本的には、自分のペースでいつからでも始めやすいから。
□ 悩みを自分で解決するためには、「選択」「判断」など「意思決定」の力が必要だから。
□ 「物」の取捨選択をしていくことは、最終的には、必ず自分の内面(感情や思考)と向き合うことになるから。
(最初の頃は、「片づけ」は単に物を減らすための作業に感じても、その過程で、「選択」や「決断」は避けて通ることができず。
物の選択も、人生の大事な選択も、根本的なところは同じだと思う)
□ ときには人に相談することも必要。とはいえ、可能ならば自分の悩みは自分で解決できると、効率もよく、メンタルも安定すると思うから。
(生きるのをラクにするため)
・・・
上記のようなことは、すでにある程度の片づけを経験していれば、なんとなく感じていることかもしれません。
けれど、私も片づけ初期の頃は、ただ物を減らそうとするだけで、なぜこんなに苦しかったりしんどかったりするのか、よくわかりませんでした。
(片づけの表面的な部分や、物の数ばかり見ていたせいかも・・)
断続的に、何年かの試行錯誤をするうちに。単なる物の片づけのつもりが、人生のさまざまな場面での意思決定(選択、決断)の力を養ってくれていると理解できるように。
(こういう感覚は、体験してみないとなかなか伝わりづらいところ)
片づけ中に多少のつらさはあっても、何度でも休んで、再開すればOK。
何年かかっても、とにかく細く続けてみることで、「自己解決力」もついてくると感じます。
片づけは、自己の解決力を信頼するためのプロセスでもある。
悩みを自分でうまく解決できないのは、自分の決断に対しての信頼が薄いから、というのもあると思います。
自分で自分を信頼するには、やはりたくさんの「選択と決断」を繰り返すことが必要。
個人的には、片づけを通して下記のような変化を感じるようになりました。
足りないところは多々あっても。自己解決のための要素に関して、昔の自分に比べたらずっと改善されています。
(他の人とではなく、自分の中での成長比較は大事かも)
・自分の選択や判断について、逃げ腰でなくなった。
・自分の意思決定、決断というものを信じる姿勢を持てるようになった。
・仮に後から失敗だったと思うことがあっても、それも含めて責任を持ち、受け入れられるようになった。
・いくつになっても新しいことを始めたり、何度でもやり直すくらいの「心の筋力」を鍛えようと思えるようになった。
・・・
仮に、どれだけ本を読んでも人に聞いても、簡単には身に付かないのが「自己解決」の力。
片づけも、単なる物の整理ではなく。
「選択・決断力」を養うための、日々のトレーニングや練習のような感覚で向き合ってみると、また違った面白さを発見できるかもしれませんね。

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悩みを自分で解決するための方法として、片づけはとても有効、という内容でした。
・物の取捨選択をする
・内面の整理につながる
・片づけを繰り返す過程で、物、感情、思考などに対しての「選択、決断」の力が養われる。
・自分の判断を信じられるようになってくると、悩みを自分で解決する力もついてくる。
時間のかかるプロセスであり、簡単ではないと感じることもあるかもしれませんが。
いくつになっても、以前の自分よりちょっとだけ進歩している何かを感じられると、気持ちも前向きになれたりします。