行動できない悩みから一歩踏み出すために。無言実行を試してみる。



何か新しいことを始めようと思っても。

ついあれこれ考えすぎて不安になったり、人の意見が気になったりして、行動が止まってしまう。

何かよい改善策はないかな。

新しい年になり、1月も半分以上が経過しましたが、2019年に実行したいことや目標を掲げている人も多いと思います。

とはいえ、様々なことを理由に、なかなか一歩を踏み出せない、行動できないという悩みを持つこともあるのでは。

そんな困りごとを改善する一助になりそうと思ったのが、こちらの本です。




基本的には、これからや今の世の中に適応した「働き方」ついて書かれたもので、個人的にも参考になることが色々ありました。

ただ今回は、働き方のことだけに留まらず。

人生の様々な場面で、何か新しことをスタートしたいと思った時に、立ち止まりがちになる行動を変えていくためのヒントになりそうなことを。

印象に残った内容のひとつ、「無言実行」について書いてみます。

(最近のことはあまり知らなかったのですが、芸人である著者のヒロシさんは、近年、YouTubeのソロキャップ動画で人気になり、さらに活躍の場を広げている様子。その紆余曲折や著者の哲学が垣間見える一冊)

無言実行というのは、あらゆる行動に対しての心理的なハードルをかなり下げてくれて、働き方以外の様々な内容にも応用できそうです。

どうすれば楽に行動できるか。無言実行という解決策もある。

有言実行や不言実行というのはよく聞くけれど。

著者は「無言実行」を勧めています。

それは、「誰にも言わず、こっそり何かを始めること」だそうです。

(不言も無言も同じようなものかもしれませんが。個人的には「無言」のほうが、よりこっそり感があって、気軽かつ楽しそうなイメージ)

(引用:)

僕は無言実行でこっそりやる。ダメだったらこっそりフェードアウトする。こうすれば何かを始めることのハードルがうんと低くなる。いかにすればラクに行動を起こせるかが大切だ。だって行動を起こさないことには何も始まらないのだから。

誰にも言わずに何かを始めるのがよい理由。

無言実行が便利かつ有効なのは、うまくいってもいかなくても、ダメージを最小限にして、次の行動へも気軽に移行していけるからだと思います。

(無言で何かを実行して、社会的に問題になることや他の人に対して重大な支障が出るようなことは別ですが)

本の内容としては、ごく普通に、個人の興味に従って、好きなことやりたいことを行動に移すことを前提としているので。基本的には、「無言実行」できることは誰にでも何かしらあるのではと思います。

本では、これからの働き方の選択肢のひとつとして、著者の考え方や行動してきた内容が書かれています。

・好きなこと関心のあることの中からタネ蒔きすること
・SNSで発信すること
・人に言わずに実行すること
・意思決定がしやすい少人数で動くこと

など、ほかにも色々あります。

そして、「無言実行」というのは、日常の様々な行動に応用できると思います。

行動できなくなる原因(自己嫌悪、人の目や意見)を減らして、気軽に実行できるようにする。

なぜ行動できなくなるか。原因として、自信がない、失敗が怖い、完璧主義、考えすぎてしまう、誰かに批判されるのが不安、、などほかにも色々あると思います。

そして、よく考えてみると、自分の中の本心より、他者の目が入ることによって、行動できなくなることがかなり多いことにも気づきます。

例えば。

・部屋を片づけてすっきりしたい
・ダイエットをしたい
・資格を取りたい

など何でもよいのですが。

これらを例に考えてみると。

■片づけると言ったわりにたいして進んでいないと家族に指摘され、意気消沈する。

→ もし無言実行していたら。自分の中だけで承知して、できるときに片づけをしていればok。士気が下がるような指摘もされないし、断続的にでも片づけしていれば、結果としてきれいな部屋になっていたかも。

■〇ヵ月で〇kgやせると友人にダイエット宣言したのに、3日しか続かなかった。友人にも苦笑され自己嫌悪に陥ってやめてしまう。

→ もし無言実行だったら。3日続いて3日うまくできない日があっても、投げやりにならずにまたその後ゆるゆる継続していたら、時間がかかっても結果として減量できていたかも。

■〇〇の資格を取ると職場の人に話したのに、実際勉強を始めてみたら、それほど興味のある内容ではなかった。やる気がでない。飽きっぽいと指摘されそう・・。

→ 無言実行なら。違うなと思ったことは即座にやめて、他に興味のあった勉強にシフトでき、結果として本当に取りたい資格が取得できていたかも。

、、等々。

これらはわかりやすい例えですが、人に話したために余計な指摘を受けたり、引っ込みがつかなくなって困った結果、行動が停滞してしまったり・・。

私を含め似たような経験をしたことのある人も多いのではと思います。

今自分がやってみたいこと、好きなこと、関心のあることは、誰かに宣言したり、退路を断ったり、極端なリスクを負わなければ実行できない内容なのか。

そこをもう一度よく考えてみると、別に人に黙っていても行動できることは思った以上にたくさんある、ということに気づいたりします。

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同時に、マイナス要素を極力減らしたうえでも行動できない場合には、再度なぜ実行しないのかについて考えてみることも大事かもしれません。(本当はそこまでやりたいことでもなかったり、望んでいることでもない場合もあるので)

・・・

有言実行のように、人に話したり宣言することのメリットはもちろんあると思います。

一方で、そういうスタイルが合わない人もいるはず。

何かをうまく実行できなかった時に、人目を気にしたり妙な自己嫌悪に陥って、自身に余計な負荷をかけてしまう場合も。

上記の例のように、片づけでもダイエットでも資格取得でも、もし人に言わずに実行していたら。そこそこ続いて成果が出ていた可能性は十分あると思います。

無言実行の良い点は、トータル的に行動へのハードルを下げられること。

・人の意見に左右されにくい。

・ゆえに、休む(さぼる)ことがあっても、気持ちの立て直しもしやすい。

・自分なりのペースで進めばよいので、継続しやすい。

・何か違うと思ったときに方向転換も容易。

、、等々。人に言わずに行動を起こすメリットは、色々あると思います。

行動に関して、自分がどういうタイプなのか考えてみる。

仕事でも趣味でも。有言実行や人の前に出て活動することが好きな人もいれば、黙って行動したり裏方的なことが好きな人もいます。

大勢で何かをすることに充実感を感じたり、個人や少人数で行えることに楽しさを感じたり。

当たり前ですが、どんなことも人それぞれ。本人にとって無理のない方法が一番楽しく、成果も出やすいと思います。

なので、自分はどういう環境・状態のときに行動しやすいと感じるのか、楽しいと感じるのか。

そんなところを改めて振り返り、見直してみるのはとても有効なことではと思います。

行動が止まりがちなら、無言実行を試してみる。

自分の弱さや苦手な部分をきちんと把握しようとすることは、見過ごしがちだけれどとても大事なこと。

すべての人が同じ方法や行動で、同じ成果が得られるわけではないことを前提に。

著者のように、無言で好きなことを実行・追求していくほうが、断然楽しいし自身に合っているかも、と感じたら。

早速、人に言わなくてもすぐにできそうな、好きなことやりたいことをリストアップして、試してみては。

**

考えてばかりで行動できない・・というときも、落ち込む必要はなく。

・無言実行(ラクに行動しやすくすることが大事)

・好きなことを追求し、楽しむ

・ただし、自分を追い詰めない(退路を断ったり余計なリスクを取ったりしない)

こんなふうに、無理をしないでできることから始めてみて、慣れてきたらその行動を広げていくかんじで。

個人的には、人に迷惑もかからず、好きなことに熱中し自身と向き合う無言実行には、こっそりとしたわくわく感や成長があるように感じたりします。

潔い有言実行は恰好いいし憧れるけど、自身には合わないかも、という場合は。

黙ってさくさくと好きなことをスタートしてみると、自分でも意外と思うような行動力や実行力が発揮されるかも。

行動が軽くなると、人生の楽しさをもっと増やせそうな気がしてきますね。

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