「迷ったら捨てる + 迷ったら買わない」は、片づけ基準の名コンビ。



「迷ったら捨てる」「迷ったら買わない」。

片づけの基準としては、いたってシンプルでありながら、なかなかの効力を発揮してくれるものだと、最近改めてその有効性を感じています。

 

とはいえ、部屋の中や家全体で物があふれかえり、どうにもならないという状態では、まずは一定の量まで物を減らす必要はありそうです(物の適量は個人や各家庭で異なるので、それぞれの基準で)。

「迷ったら捨てる/迷ったら買わない」は、ある程度の片づけが済んだあとからのほうが、より有効に感じます。

いらない物を外に出しやすくして、余計な物を家の中に入れにくくするための一助となる基準と言えそう。

 

(片づけに向き合うことに何の免疫もない初期の頃に、「迷ったら捨てる/買わない」と思っても、個人的にはうまくできたかわかりません。けれど、自分なりの試行錯誤を経て物の出入りについて頻繁に考えるようになってからは、この片づけ基準がとてもシンプルで便利だと思えるようになってきました)

 

・・・

片づけ基準は数々あります。

ネットや本(やましたひでこさん、こんまりさんなど)で知った内容でも、各々で見つけた方法でも、基本は本人が片づけやすければどんなかたちでもよいと今は感じています。

 

例えば。

・ときめくかときめかないかで、残すものを選ぶ。

・不要、不適、不快な物を取り除くという意識で取捨選択。

・毎日どこか1ヵ所片づける。

・一定期間使わなかった物は手放す。

・目にするたびに辛い気分になる物は捨てる。

・1週間、1ヵ月間など期間を定めて、自分で決めた量の物を処分する。(1週間で70個、1か月でゴミ袋5袋分など)

・各物の定数を決めておき、それ以上になったら処分する。(靴下は10足までなど)

・自分がいなくなったあとのことも想像してみる。(残された家族が大変にならない物の管理について、考えるきっかけに)

、、、等々。

 

他にも細かく考えれば、片づけのための基準は、個々の生活に合わせて色々見つかりそうです。

一定の片づけが終わった後は、「迷ったら捨てる + 迷ったら買わない」を意識して、物を増やさない。

上記のように様々な片づけ基準を用いて、自身が落ち着けると思えるところまで物が減ったとしても。その後、何もしなければ、物は意外なほど簡単に増えてゆくので、すっきりした部屋を保つためにも活躍してくれるのが、この片づけ基準かもしれません。

「迷ったら捨てる」「迷ったら買わない」

 

片づいた部屋の状態をキープするために、先にあげたような片づけ基準を同様に繰り返すのも、充分効果があると思います。ただ、その時々で気持ちの浮き沈みや波があったり、片づける気力がわかないことも。すべての人にあてはまるものではないとしても、私の場合は、この基準を頭の中に思い浮かべると、迷いの堂々巡りから解放されるというか、わりとすんなりそれに従うことができ、気分的に楽なようです。

 

少しでも迷ったら捨てればよいし、少しでも迷ったら買わなければよい。とてもシンプルな基準です。

迷ったら捨てる、迷ったら買わない。最近の事例。

片づけのおかげでそれなりにすっきりした部屋の状態にはなっていますが、それをキープするには、やはり定期的な片づけや物の見直しは大事です。(物を増やすことは簡単でも、減らすためには時間・体力・精神力と、相当なエネルギーが必要なことは身をもってわかっているので)

 

この数年で、物を捨てつつ買い替えも進めてきたので、それなりに物の新陳代謝も意識できるようになりましたが、その時の気分で、物を捨てるのに変に迷ったり執着したりということもまだあります。近頃は、物の「軽量化やコンパクト化」に意識が向いているせいか、あれこれと買い替えたくなることも多く、そのたびに小さな葛藤も起きたり。

 

そんなときに活躍してくれる片づけ基準が、「迷ったら捨てる」「迷ったら買わない」です。個人的には、この二つを特に意識することで、うっかり物を増やしてしまう事態を回避できていると感じることが多くなりました。最近の例をあげてみます。

 

◆「迷ったら捨てる」で捨てられた物。

それは、裁縫箱(ソーイングセット)の中身のあれこれです。

裁縫用具は、全く持っていないとちょっと困りますが、かと言って、今はそんなに頻繁に使っているわけでもありません。(手芸が趣味だったのは小中学校の頃まで。大人になってからは、趣味というより、ほつれた箇所を縫うとか必要なので何か作る、といった程度に)

 

裁縫箱はずいぶん前に一度ダウンサイズして小さいものに替えましたが、以降は特に中身のチェックなどはしていませんでした。今の利用頻度を考えて、裁縫用具もさらにコンパクト化できたらいいなと思い、今回改めてチェック。

「迷ったら捨てる」を基準にしつつも、どこかでもったいないという気持ちもでてきます。その際は、もう何年も出番がなかったことを思い出し、一方でもし急に必要が出たら買い直せばよい、と思うことで色々と減らすことができました。(布の切れ端、やや伸びたゴム、数々のボタン類や安全ピン、多すぎる針や糸、、他)

 

裁縫箱というのは、それで「ひとつ」と認識してしまい、ほぼ中身を見直すことがなかったので、個人的には盲点になりやすいことも認識できてよかったです。(コンパクト&軽量化に向けて、いずれすべて一新したくなりそうですが、今回はひとまずここまでに)

細々したものが多いという点では、文房具類も裁縫箱と同様なので、近いうちに文具の入った箱も見直す予定です。

・片づけが進まないときは、捨てる基準を毎回変えてみる。

 

◆「迷ったら買わない」で即購入を回避できたもの。

それは、晴雨兼用の超軽量折りたたみ傘です。

6月が近くなり、梅雨入りや真夏の紫外線のことが気になり始めた先日、なんとなくネットで折りたたみ傘のことを検索しました。その大きな理由は、先にも書いたように、物の「軽量化とコンパクト化」に意識が向くようになり、それが楽しくなってきていることです。

見つけた折りたたみ傘は、晴雨兼用で90g。色柄もいくつか種類があって、何よりその軽さに目が釘付けになり、思わずポチリと購入したくなりました。が、ここで思い出したのが「迷ったら買わない」です。もちろん、瞬間的には絶対ほしいと思ったのですが、やはり迷いもあり。その時の状況や心情をざっとまとめてみると、こんなかんじです。

 

・現在持っている傘は3本(一般的な折りたたみ傘/カラフル=2本、晴雨兼用の長い傘/ブラック=1本)。かつて6本あったものを3本に絞ったので、それなりに気に入って使っているし大きな不便もない。

・3本の傘の中で一番利用頻度が高いのが、晴雨兼用の長い傘。ただ、使わない場面でバッグの中にしまえなかったり、出先で置き忘れそうになることも多く。折りたたみで晴雨兼用の傘のほうが何かと便利かもしれないと、以前から少し気になっていた。

・そんな状況の中、収納時の長さ21cm重さ90g、という折たたみ傘をネットで見つける。今使っている手帳が92gなので、それとほぼ同じ重さとは信じられず。思わず手持ちの折りたたみみ傘を計測すると、1本目は長さ22.5cm重さ229g、2本目は長さ32cm重さ203g。これと比べると、長さ的なコンパクト感はそれほどなくても、重さが半減以下なのはかなり魅力的。

・ただ、今使っている傘が壊れているわけでもひどく不便なわけでもないので、迷う・・。欲を言えば、長さ的にもっとコンパクトで重さも90gくらいなら、さらにうれしい。→ 「迷ったときは買わない」を思い出し、ひとまず買いたい衝動は収まる。

・もっとよく検索したら希望の物が見つかるかもしれないので、しばらくリサーチしてから決めよう、というほうへ気持ちを切り替えることができた。

と、だいたいこんな流れで、衝動的購入を回避することができました。

・バッグの中身を減らす試み、続き。

 

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今回は、「迷ったら捨てる/買わない」で無事に解決できました。裏を返せば、迷いがなければ堂々と捨てずにとっておき、堂々と買う、ということでもありますが、やはり身軽な生活を目指しているので、そこはブレないように物の量の収支を見ていこうと思います。

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上記のことは、ほんの一例にすぎませんが。生活の中のふとした場面で、物を減らせるチャンスはあり、物を増やさない予防策を取ることも可能なのだと、改めて感じています。

 

物を捨てる際に頭が堂々巡りを始めてしまって、思うように物が手放せなくなったり、気を付けていても衝動買いをしそうになることがあったら。

「迷ったら捨てる」「迷ったら買わない」という基準を常にセットで考えてみたり、心の中で処方箋のように取り出して使ってみると、停滞していた片づけが進み始めたり、気持ちのもやもや解消につながるかもしれません。

(これ以外にも、個々にしっくりくる、やりやすいと思える片づけ基準を2~3個持っておき、困ったときはそれに従ってみると、解決の糸口になりやすそうですね)

 

もう昔みたいに余計な物を持ちすぎたり、ひどい衝動買いもしないだろうと思っていても。人の気分は変わりやすく、やはりまだまだ油断できない自分を知ることも多いけれど。ここ最近は、「迷ったら捨てる + 迷ったら買わない」に何回も助けられているかんじです。

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