「パックスベビーの全身シャンプー」を初めて試したので、その使用感などをまとめてみます。
ちなみに、今回この製品を試してみようと思った経緯は、下記のとおりです。
●使用する目的=
・ここしばらくは肌の状態も落ち着いているなと思っていたら、4月に入ってから、久々に顔(特におでことほおの部分)のピリピリ感(かゆみと痛み)がおさまらず。
・食べ物の影響、体調の変化、その他外的要因など色々考えられる中で、わかりやすい部分で何か対策をと思い、日ごろ使っている全身シャンプーを変えてみることに。
(この1年ほどお世話になってきたのは、無印の全身シャンプー)
・無印の全身シャンプーを使ってみた感想。・全身シャンプーと呼ばれる製品も色々ある中で、成分を見比べてみたら、パックスベビーの全身シャンプーがとてもシンプルな成分だったので、試してみたいと思い購入。
●使用後に望むこと=
もっとも望むのは、この2つ。
・ 皮膚がピリピリしたり違和感がないこと。
・ 全身シャンプーを使っても、髪のきしみやごわつきが少ないこと。
・・・
肌断食をゆるく継続中なので、一般的な純せっけん(無添加せっけん)を基本にしつつも。
それをサポートしてくれるような製品(特に髪の毛に関して)を見つけて、うまく活用できるといいなと思っています。
(リンスやコンディショナーを使うと、湿疹など肌への負担がひどくなるため、今後もできれば使わない方向で)
【関連】「肌断食」の実践と経過。パックスベビー全身シャンプーを使ってみた感想。
使い始めて1週間ほど、現時点での様子です。
■製品の概要、使用感。(パックスベビー 全身シャンプー)
【製品】 詰め替え用、300ml、648円税込(ネットでの購入時価格)。太陽油脂/パックスナチュロンの製品。
泡タイプなのでボトル本体ごと購入すれば、泡のまますぐに使えて便利そう。
今回は、ポンプ式ボトルより、手持ちのスリムボトルに詰め替えたかったので、最初から詰替用を購入。


【液体】 色は無色透明で、質感はとろみが少なく、水に近いくらいさらっとしている。(本来は、泡タイプ専用ボトルで使うもの)
【成分】 5つだけでシンプル= 水、カリ石ケン素地、グリセリン、ローズマリーエキス、クエン酸。(マカデミアナッツ油を使用した植物性の石けん)
【香り】 ほぼ無香で、無添加せっけんのようなかんじ。
(ローズマリーエキス配合だが、一般的なローズマリー精油のようなツンとした香りもなく、赤ちゃん・子供にはもちろん、きつい香料が苦手な大人にもよいかんじ)
【泡立ち】 ゆるめだが、きめ細かくふんわりと泡立つ。顔や体を洗うと泡は少しずつ減るかんじで、髪を洗うとわりと早めに泡が消える。
(このあたりは、肌・髪質によって異なるかも)
(泡に関しては専用のポンプ式ボトルを使えば、もっと使いやすいと思う。ただ、普通に水や湯を混ぜつつ手のひらで泡立て作業しても、きれいに泡立てできた)
【洗い心地】 とても安心できる。余計な香りや刺激もなく使いやすい。
【使用後の肌】 特につっぱるかんじもなく、全体的にほどよいしっとり感がある。
(ベビー用なので、洗浄力としてはゆるめなのかもしれないが、肌トラブルが多い場合は、老若男女問わず試しやすそう)
【髪の様子】 洗っている最中はややきしむかんじで、ドライヤー後も髪のごわつきはあまり解消できなかった。
ただ、翌朝ドライヤーするとだいぶ髪への指通りもよくなり、さらっとしたかんじになったのでほっとした。
(純せっけんや他の全身シャンプーを使ったことがあれば、感覚的に慣れもあると思うが、初めての使用の場合は、髪のきしみやごわつきはかなり気になるかも。
ただ、グリセリン・クエン酸・ローズマリーエキスも配合されていて、成分的にはリンス効果も期待できそう)
【顔の様子】 ピリピリ感がかなり軽減した。
(体調や偶然が重なることもあるので一概には言えないが、この1週間でずいぶん楽になったのは、単純にうれしい)
■こんな人に向いていそう。
・とにかく肌のトラブルが多くて困っているが、一気に肌断食する(化粧品や石けん類をやめて、湯洗いのみにする)のも心配。できる範囲で、肌への負担を減らしていきたい。
・お風呂、シャワーのときに、全身(髪・顔・体)の洗浄をボトル1本で済ませたい。
・バスルームに色々な物を置きたくない。
(シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔料など、できれば減らしていきたい)
・他の全身シャンプーも試したことがあるが、あまり合わなかった。(試行錯誤中)
・刺激に弱い。できれば余計な成分が少なく、シンプルなものを探している。
・肌断食や純せっけんなど、皮膚への負担が少なそうなものに関心がある。

現時点での感想はこんなかんじです。
髪がきしむこと以外は、個人的にはわりと使いやすく、肌への負担も少ない製品という印象。
引き続き使いながら、今後の様子を見ていこうと思います。
【関連】「肌断食」の実践と経過。